営業職として、お客様のところに訪問させていただく立場として、「身だしなみを整える」ことが重要ではないという人は、1人もいないと思います。

しかし、本当の意味で身だしなみを整えることが何かを理解している人は多くありません。そこで今回は転職・就職などの写真企画会社の坂井様にインタビューさせていただきました。

営業インタビュー登場人物


株式会社なつコーポレーション 坂井ナオミ

一般社団法人日本ビジュアル支援協会の講師として、大学やハローワーク、就職支援企業などで、年間100回以上の講演を行う。リクルート社と共同で、就活生向けのマナーDVDも作成する。就活イベントでも開催する講座は大人気。
近年は、メイクセラピストとフォトグラファーとしての専門知識を個人向けにお伝えするプライベートレッスンも行っている。その人の「持ち味」を活かした見せ方や、なりたい自分像を一緒に明確化する支援を広げている。

▼一般社団法人日本ビジュアル支援協会
https://visualcommittee.jimdo.com/

▼渋谷フォトスタジオなつ
http://www.natsu.co.jp/indexp.htm

営業勉強会/営業代行代表 笹田裕嗣

20社以上の営業をやっている営業人間。大学生の頃から営業職につき、7年間ひたすら営業職。新卒から1,000人以上の会社でトップになったり、全然売れない+クレーム山積みのうつ直前の極限状態を経験したりと、営業の酸いも甘いも経験。現在は、企業の営業マン・営業部長の代行や営業勉強会、ITスタートアップの役員を務めている

身だしなみは今、大学の単位にもなっている

坂井ナオミと申します。一応二つの団体をしていまして、一つ目はなつコーポレーションです。写真企画の会社です。こちらが、フォトスタジオなつということで、写真の撮影を受け持っており、私たちなつコーポレーション自体は、写真を企画して使っています。大学に営業をしに行き、証明写真を撮ることをしておりましたが、その手前のお仕事として、学生さんたちに、身だしなみやスーツの着こなし、ヘアスタイル、女性のメイク、男性のネクタイの結び方などの、証明写真を撮る当日の準備を簡単にやってくださいと言われたことがきっかけで、最初は20分ほどでしたが、今では一つの大学では一つの単位になるまでになりました。

単位ですか。身だしなみを整えるのに単位があるんですか。すごいですね。

そうなんです。出席を取って、一授業の位置づけで計算されている大学があります。私はお昼に専門学校に行ってきましたが、そちらでも撮影を取り上げようということで。

写真撮影って、確認作業なんです。セミナーでお話をしましたが、私たちは、ひとりひとりのいろいろなことをチェックします。長い顔や良い体格、性格など、ひとりひとりご自身のものをいかに写真として良くとらえるかです。すぐ表情に出る方も、出ない方も、表情も含めて。

もちろん、持ってなくても生きていけます。ただ、新卒で入った企業で、内面的な部分と外面的な部分の社員研修をしてもらったとしても、意外と外見的な部分は教えにくいんですよね。先輩たちでも、出来ている人は教えなくてもできるし、その違いに自分で気付くんです。でも、世の中は優しくないので、教えないんですよね。知らない人は放っておかれるという、ある意味とても効率的ですよね。ある意味、取捨選択が自動でされていきますね。

身だしなみで年収が変わる

だから、ご自身の意識で持っていないと、年収も変わります。私はそこまで思っています。外見的な要素は、その方の一生涯賃金まで変えてしまうと思っています。だって、女性はパートナーが変わるじゃないですか。整形するのもありですが、男性は女性を価値基準としてみますし。高価なブランド品ばかりを身につけるのか、何か決めなければいけないときにけじめがつくのかというところで、外見的なものが見られていると私自身も年取るごとに学んだので。

私自身は、メイクセラピストであり、フォトグラファーでもあります。写真は自分を俯瞰する最終確認で、すごく大事だと思っています。鏡は主観で見てしまうので俯瞰出来ないのに対し、写真は横顔も後ろ姿も撮れるし、私たちが見えない部分を捉えてくれるので、私たちだから出来るというところでやっていきたいというのがここ最近固まったビジョンです。

写真じゃないと客観できないというのは新しいですね。鏡だと、客観視しているつもりになるんですね。

証明写真って、真正面なので。私も、2カ月に1回写真を撮っていますが、左右が一緒になるのは難しいです。一番左右比が出るのは、眉毛の高さですが、目の高さや耳の高さも違うので、それをメイクという方法や、男性であれば眉毛のカットとかでという方法はできます。それが、なるべく均等になっている方が、本人も見ている方も嬉しいです。

動いているときには、皆さん気になっていないんですよ。私は、仕事だから気になって見てしまいますが、通常、普通の一般的な皆さまは、分かっていないです。ただ、ご自身の事だと気になるから、私はこっちが小さいとか、こっちが上がっているという心配(コンプレックス)をしてしまいます。

きちんと客観視して整えられているから、自分の自信につながるんですね。

そうです。特に営業職ですね。私は、どのような商材であっても、その方(人柄)を売りに行くものだと思っています。100円のパンでも、5000円の惣菜でも、お弁当でも、貴金属でも、車でも、要は金額ではなくて。

私に営業という仕事を教えてくれ方に、「営業は人間を売っている。お前を売るんだ」と言われて、それが私自身の中にも残っています。だから、全員に合う必要はないけど、水が合えば、自分に惚れ込んでくれて、「君が持ってくるなら何でも良い」と言われたら儲けだと言われたんです。数々売り続けた人だったので、言うことが違うなと思いました。すごくダイナミックに見えました。

そこまでの関係がきちんと作れていれば良いですね。

そうですね。お客様との信頼関係を築くときに、「その出で立ちで僕を信用して下さいと言われても、信用できないけど」ということだと思います。

私自身も、ここ1年ほど、毎日の着こなしを変えたんです。普段は、渋谷なのでカジュアル着を着ていましたが、いつ誰とビジネスチャンスが訪れるか分からないと気持ちを変えて、スーツに切り替えました。そうすると、全然自分の気持ちが違うので、今日はこの恰好だからやめておこうと思わず、すぐ商談に行けます。

つまり、形から入るということですね。心理学の認知行動学でもそうですが、行動してからついてくるんです。外見的な要素は、自尊心を高めるために一番効率的な方法で、変化も早いし、それを周りの人から認知されたら嬉しいことしかないですよね。日本人は、よく、そんなことないですと遠慮して言いますが、私はガッツポーズします。

20代の営業マンは、1個目の仕事か、または1個目がかなわなくて転職を考えた人もいると思いますが、どうかトライし続けてほしいという時に、外見的な要素は本当に自分の味方になってくれます。

決して、高いスーツを着るということではないです。安くても、仕立てが良く見えるようにできます。やはり、手入れ一つですよね。ユニクロでも良いんです。手入れ一つで清潔感が出るし、手入れ出来ていないから残念な人をよく見かけます。

身だしなみとおしゃれの違い

身だしなみを整えるという話をしたときに、よくあるのが、身だしなみとオシャレの違いですよね。

そうなんです。ここを取り上げてくれて嬉しかったです。オシャレと身だしなみの違い。ちなみに、身だしなみという言葉の意味は、『行動や言葉遣い、服装などを通して、相手に対して不快感を与えないようにすること』なので、一切自分は出てこないんです。

なるほど。相手がどう思うかが違うんですね。

オシャレの定義は、『自分の為に、服装やメイクなどを洗練したものにしようとすること』です。これがオシャレなんです。最初から自分の為に、服装やメイク、髪型などを洗練したものにすることがオシャレなので、自分の為にしか出てこないです。身だしなみの定義と真逆ですよね。

身だしなみの定義

行動や言葉遣い、服装などを通して、相手に対して不快感を与えないようにすること

おしゃれの定義

自分の為に、服装やメイクなどを洗練したものにしようとすること

大きな違いですね。

すごく大きいです。相手に不快感を与えないというのと、自分を洗練したものにしようとするというのの違いです。でも、身だしなみに洗練という言葉が出てこないわけではありません。深いんです。言葉遣いや行動も含むんですよね。

服だけじゃないんですね。

そうです。綺麗にしていたとしても、女性が緊張していてこんなことになっていたら、絶対に無理ですよね。人間はロボットではないので。

営業マンというのは、ロボットでは絶対に出来ないと言われていて、生き残るのは企画ができる人間と営業ができる人間と言われていますが、なぜかと言うと、感情の共通点を見つけたり共感することで、相手と自分が近くなれて、それが嬉しくて、こういうことをしてみましょうという話になるから、人がまたその人に会いたくなるという形で、会いたいと思わせることが出来たらこっちのものだとよく言いますが。恋愛も一緒ですよね。

身だしなみという観点で言うと、まず自分のことは二の次に置いて、私は、前回これで会ったから今回はこれにしようとか、前回は暗い服を着て初対面だったけど、二回目の今回は信頼感が出始めているからこの服装というように、変えています。この服装も、今日の昼にお会いした方と気軽にお話が出来たので、すごく良かったと思っています。

私のお友達に、「装い」という言葉を使っている方がいますが、「装い」というのは、自分自身をステータスごと上げてくれると彼女が言っていました。それを粗末にする人は、自分を粗末にしていると。

深いですね。

このよう喋っているときに、私は笹田さんのことを見られますが、私を見ることはできません。ということは、自分が一日歩いている時、世の中に自分を垂れ流しているんです。というくらい、自分という外見は、自分は見えないということです。確認し続けられない状況でも、もし仮に垂れ流しているんだったら、見られても良いようにしていた方が良いですよね。勝手にファンがつくぐらいにしておけば良くて、装いというものがどれほど大事かということです。

あとは、会う相手に合わせて、この方にはこの服が良いとか、このテイストの方が話題になるとかを考えます。男性は、時計やちょっとした小物を、相手より少し抑えたものを身につけなさいと言いますが、女性は、見やすい時計、名刺入れ、あとは靴ですね。靴は見えにくいようですが、オシャレな人は見るので、大切です。あとは、細かいようですが、カバンやカバンの中身も整理しましょう。資料を出すのに次から次へと出てきて、もう少し準備をちゃんとしなさいとなってしまってはいけません。

あと、先ほど言った言葉遣いや服装を通して、相手に不快感を与えないということが、みだしなみです。オシャレは、自分の為にです。なので、誰のものさしも関係ありません。まさに渋谷ですね。

極端な話、他人が不快に思ったとしても、自分が良ければ良いということですね。

だから、りゅうちぇるやぺこちゃんでも良いんです。それは、やったことがないことをやることで、最先端と言われたり、オシャレ番長と言われたり、発信していく人に変わるので。

ただ、日本という国は、それが往々にしてOKという国ではないので、ましてや、信頼関係ということであれば、向こうが昔からの日本文化を比較的重んじるタイプの人だったら、身だしなみは整えすぎても絶対にマイナスにはならないです。同じ年代の人であれば良いのかもしれませんが、先輩の方であればあるほど、年長者だったらまずはすごく気を付けるぐらいで良いかなと思います。

そうですね。不快な人を信用しないですもんね。

清潔感というのも、実際にお風呂に入っているのは清潔ですが、でもそれが相手には伝わりません。笹田さんの様に汗っかきだったとしたら、常に汗を拭いていなければいけませんよね。その時、汗をかかないように考えるか、汗を爽やかに拭く雰囲気を作るのかを考えます。また、笹田さんが暑がりで、髪が長かったら、暑いのであれば切ればいいじゃないとなります。

汚く見えたら駄目ですね。

一時期、もこもこした髪型が流行って、今でも髪の長い男性が多いですが、長さがあるものはどうにもならないですよね。年配の方から見ると、うっとうしいです。おでこは知性の現れと言われる通り、人相学的にはとても大切なので、ここを隠して信用してくれと言っても、ちょっと考えさせてもらうねとなるので。

身だしなみとオシャレはこれぐらい違います。なので、身だしなみを気にしていると、だんだん物を持たなくなるんです。だから私は、すごく経済的だと思います。オシャレは、ファッション業界がルールを作るので。

20代であれば、自分のステータスとまだ向き合えない年齢なので仕方がないと思いますが、それでも、毎年のように押し寄せてくるトレンドや流行が自分の体系や印象に合っているのかを考える必要があります。それより、早めに地に足をつけて、トレンドを理解しつつも仕事は切り替えましょう。なるべく、5年10年スパンである程度のものを身につける、5年10年だと長いかもしれませんね。今はスーツもかなり安くなってきているので。

考え方ひとつですね。5年10年長く着れるセミオーダーのものにするのか、それとも、潰しでよれてきたらすぐに買い替えるという考え方を持つのか。それも、ひとつの経費のかけ方の違いとなってくると思います。スーツは、毎日着ていたら傷みますので。

身だしなみを整えることの必要性はお伺いさせていただきました。

何故必要かと言うと、信頼関係を築くために、相手を不快にしてはいけないからです。口では丁寧で、言っていなくても、態度が駄目であれば、人はビジュアルで見てしまうので、早く判断されてしまうんです。あとは、一生懸命、当社は効果はって説明されても、少しすっきりした服を着たら違ったのにねとなってしまう。

最近、女性の営業が増えていると聞きますが、女性は物腰が柔らかいですからね。でも、営業だろうなという女性を見ていると、随分疲れています。お化粧を一つ変えて、もうワントーン赤いリップをしたら良いのにと思います。恥ずかしいんですかね。ブルゾンさんまで赤いリップとは言いませんが、もう少し赤いリップつけたら良いのにと思います。

身だしなみは外見のマナーですから、自分がどうしたらギフトとして伝えられるかということとして、私は必要だと思います。生涯賃金が変わるのです。

今後の人生が変わりますよね。

そうです。営業さんは、自分の可能性を試したいから営業の仕事をするんだと思うんです。そして、「君だから」と言われたら嬉しいですよね。笹田さんは、そのような経験がずっと続いてきたんですよね。

そうですね。むしろ、そのためにやっています。そのように言ってもらえたら何でも出来てしまいますからね。

あとは、自分の仕事に関係がない情報をどれだけ持つかですよね。そのためには、人脈も足でかせぐのも必要だと思います。でも、自分の中に真の自分の考えはあって、その上で聞いた情報を持っていないと駄目です。そこに信ぴょう性もないといけません。業界で言うと、ITと不動産は似てますよね。

私が一番信頼を置いている不動産の方は銀行出身ですが。やはり、高価な物もお持ちです。けれど、出すぎない方が良い時にはつけてこないです。素晴らしい心遣いだと思います。やはり、こういう時は着けないんですよね?って言ったら、あれは交渉や契約のときにはつけてこないと言ってました。先方がどのような方かわからないので、生意気と思われるといけないと思うみたいです。だから、常に身だしなみが身についています。

身だしなみを整えて、営業成績をあげよう

身だしなみを整えることは、相手に不快を与えない見た目、言動を整えることです。信頼される営業は、みな身だしなみに気を使っています。なぜなら、身だしなみが整っていない=不快を与えている=不快な人を信頼できない、からです。

身だしなみを整えれば、相手の印象が変わります。今一度自分の身だしなみを振り返ってみてください。

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