
「転職活動でエントリー数400を超えますが、なかなか採用されません」
「ネットで気軽にエントリーできるので、大量エントリーしないと競争に負けてしまうのでは?」
「大量に採用通知が来すぎて、選べなくてストレスがたまります」
このような疑問はありませんか?
皆がどのくらいの数応募して採用となるのか、気になりますよね。
この記事では、営業職へ転職を考えている方へ向けて、「最適なエントリー数」について説明します。
この記事を読めば、「転職活動の進め方」で悩むことはなくなるでしょう。
転職エージェントを職業とし、多くの人の活動を見てきた私が記載します。
何社エントリーすべきなのか
実際の所、転職活動時には何社エントリーすべきなのでしょうか?
私の経験からご提案します。
今の会社を辞める人には7社
今の会社を辞めるか未定の人には3社
今の会社を辞める人には7社
今の会社を必ず辞めようと考えている人は、7社のエントリーをオススメします。
自分で行きたい会社を5社探し、エージェントに2社ほどお勧めしてもらう形です。
①2社:行けたら嬉しいが、スキルはマッチしていない会社
自分の希望のみで行きたいと思える会社を2社選定します。
スキルや経験が足りていなくても構いません。
行けるか行けないかはわからないが、行けたら幸せな会社を選択します。
②3社:スキルがマッチしていて、募集している
自分のスキルを必要としており、募集中の会社3社を選定します。
現実的に受かりそうな会社という意味です。
「①行けたら嬉しい会社」程ではなくとも、
ある程度行きたいと思える会社を3社探しましょう。
③2社:エージェントを活用して自分が探していない会社にもエントリー
最後の2社は転職エージェントに紹介してもらいましょう。
弊社も転職エージェントですが、弊社でなくとも構いません。
これは、
自分が知っている会社にしかエントリーしないのを防ぐためと、
「そんな選択肢もあるのか!」
と未知の出会いを発生させるためです。
こういった形で進めることで、納得して転職活動を進められるのではないかと考えます。
今の会社を辞めるか未定の人には3社
今の会社に残るという選択肢が一つ残っていることを考慮し、
3社行きたい会社を探してみてください。
そして、Wantedlyなどでカジュアル面談してみましょう。
給料や条件面ではなく、やりがいや環境面などで人と人をつなげるビジネスSNSです。
面接をする前に、気軽に雑談など会話をする時間です。
企業にとってはミスマッチを予防できたり、応募者にとっては会社の雰囲気などを感じ取れたりする時間になります。
応募するかしないかをカジュアル面談で決める、と考えるとわかりやすいかと思います。
結果次第で次を決めるのもよいでしょう。
今の会社を続ける選択肢があるので、本当に転職したいという企業をじっくり見つけていくスタンスです。
エントリーする時間がない場合は、エージェントをぜひ活用してみてください。
そこで
- どのような会社を紹介してもらえるか
- 紹介してもらった会社を調べてみる
という活用方法もよいでしょう。
「今自分はどういう評価を受けられるのか」を
聞いて確認できるのがエージェントのよさです。
転職活動と就職活動は違うと心得よ
転職活動では、新卒の就職活動と違って使える時間は多くないです。
仕事をしながらなので当然です。
私が就職活動をしていた時の日誌があったので、
どのように活動をしていたのかを振り返りました。
リクナビ、マイナビ2つの媒体で、100社エントリーしていました。
これは、新卒の転職活動として推奨される行動です。
とにかくエントリーして、うまくいった所へ入社の流れでした。
しかし、転職活動ではこの作戦は使えません。
転職活動は就職活動と違い「狙いを絞って活動する」必要について説明します。
転職者は社会人経験がある
転職者は、学生と比べると社会人経験があります。
なぜなら、実際に一度働いているからです。
学生にとって、就職活動は社会を知るための活動でもありました。
どんな会社や職種、業界があるのかを就職活動を通して調べたり、
いろいろな会社に足を運んでみて
- 「こういうビジネスモデルなんだ」
- 「こういう風にこの仕事は回っていくんだ」
と学んだりします。
就職活動は、ただ採用してもらうためだけの行為ではないと言えます。
逆に言えば、転職活動はただ採用してもらう要素が強い活動であると考えられるのです。
社会人経験は実際にやってみた経験
実際にやったことがあることと、ただ知っているだけとは違います。
やってみてはじめて感じ取れることがたくさんあるからです。
たとえば、「営業ではテレアポが100件ある」と知っているだけの学生と、
実際に100件電話をしたことのある人では、まったく違います。
「大変さ」「やりがい」といった「実際にどう感じたのか」が抜け落ちているからです。
社会人経験から会社を絞り込む
会社を絞り込んで活動しましょう。
社会人には転職活動にかけられる時間が少ないからです。
そして、絞り込むために、「やってみた経験」が必要になります。
そのため、学生の時のような大量エントリーはオススメしません。
大量エントリーが効果的でない理由
本記事の序盤で、具体的なオススメエントリー数をお伝えしました。
その一方で、
「ライバルが多いのだから数に頼った大量エントリーの方がよいのでは?」
とお思いの方も多いでしょう。
ここでは大量エントリーをオススメしない理由について、お伝えします。
オススメしない理由①時間がない
オススメしない理由②専門性が求められるから
オススメしない理由①時間がない
一言で言うと「時間がないから」に尽きます。
転職では一括で合同説明会をするようなことはあまりありません。
個別に会社を訪問せねばならず、
限られた時間から転職活動に時間を確保するのが大変なので、
大量エントリーは効果的でないと考えられます。
また、大量に行動すると、質を確保するのも難しくなってくるでしょう。
オススメしない理由②専門性が求められるから
二つ目の理由は、専門性のある人が採用されやすいからです。
経験が求められているから
大量エントリーすると、企業側が求めている条件と自分の能力でマッチしないことが多くなり、
結果的に応募の割に受け入れられない可能性が高いからです。
学生時代は、企業側は「新卒を育てる」スタンスなので、誰でもOKでしたが、
転職では経験を活かした貢献が期待されます。
一から育てるなら、新卒を雇った方が楽だからです。
必ずしも同じ業界、職種でなければダメという訳ではありません。
しかし、社会人経験が活かせる所の方が採用されやすいのです。
自分の意思で決めるべきだから
自分の意思で業界を限定することも大事です。
決めるという作業が、これまでのスキルや経験を棚卸しする機会になります。
- 自分に向いている業界や会社は何だろう?
- 活かせる能力はなんだろう?
- 自己分析をしてみよう
など、自分で決めることで考えはじめます。
「大量エントリーでどこでもいい」となると、この機会が失われてしまいます。
自分のスキルや経験が活かせそうな業界をしっかり考えましょう。
勉強していないと思われるから
面接時に「勉強していない」「説得力がない」と思われる確率が高くなります。
たとえば、
「未経験ですが、毎日100件飛び込み営業する覚悟があります。」
と伝えても
「何の根拠があってできると言ってるんだ?」
「営業について何も理解していないな」
などと思われてしまいます。
自分のスキルや経験を活かした転職先であれば、
すでに業界知識があり、説得力をもって話をしやすいでしょう。
もちろん、この場合、口がうまい人であれば問題にはなりません。
しかし、
- 即戦力になりやすい人
- 専門性のある人
を中途採用では雇いたいため、
自分の経験が活かせる分野に狙いを絞るのは効果的だと言えます。
絞り込みすぎることのリスク
とはいえ、絞り込みすぎも厳禁です。
行きたい会社に行けなかったら選択肢がなくなってしまうからです。
絞り込んだ結果が2社だった場合、その2社に両方とも落ちてしまえば当然、打つ手はなくなります。
優秀なだけでは採用されない
受け入れる企業にも事情があるので、
どんなに優秀な人材でも断らないといけない状況があるのです。
たとえば、
- 今いるメンバーとは性格的に合いそうにない
- その経験だと難しい
などです。
会社組織においては、
「優秀だから採用する」よりも
「優秀な人が来て、空いているポジションがあるので採用する」のです。
野球で例えるなら、
どんなに優秀な投手が別チームへ移籍を望んでも、
打者が必要で、投手が足りているチームに移籍はできません。
なので、ある程度の志望群として、いくつかの企業を見ておく必要があるのです。
まとめ
いかがでしょうか?
大量エントリーをせず、余裕を持ってある程度絞るのがよい社会人の転職活動になるとお伝えしました。
必要に応じて、我が社も含めた転職エージェントをぜひ活用してください。
今回の内容を一枚の画像にまとめました。
私の記事が少しでもあなたの転職の役に立つことを願っています。
LINEやコメントで転職に関する質問も受け付けています。
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