今回のテーマは「ディズニー超え」です。数年前、タレントの西野亮廣さんが「ディズニーを超える」と宣言したことがありました。エンターテインメントを極めるという意味でそう言っておられたと記憶していますが、では、営業を追求している営業ハックが何をもってディズニー超えを目指すのかをお話しします。
ディズニーランドはアルバイトが9割
ディズニーランドの従業員はアルバイトが9割と言われています。世の中の従業員は正社員と非正規雇用の社員に大きく別れますが、正社員は終身雇用でいろいろな面で会社に守ってもらえます。一方で非正規雇用、アルバイトや契約社員の人たちは契約期間が決まっていて、直接の雇用ではあるものの1ヵ月更新とか3ヵ月更新といった働き方になります。日本の会社は基本的に正規雇用することが良しとされがちではあるのですが、ディズニーランドは非正規雇用であのような素晴らしいエンタメを作り出しています。
営業ハックにおいても、今働いていただいている方々には非正規や業務委託の方々がいて、どちらかといえば非正規の方が多いのですが、そのような組織で楽しく元気に働けて顧客満足度も高い会社ということでディズニー超えを目指したいというわけです。
正社員が多いから良い会社とは限らない
世の中の動きは、もともと正社員化が正義という考えがあって、2010年代前半にアルバイトや契約社員を正社員化する動きが一気に広がりました。当時、非正規というのは不安定な働き方だということで、多くの会社は「正社員化して雇用を守る」と宣言することが、働き手の満足度や安心感を促進して高いパフォーマンスにつながると考えているわけです。
今、営業ハックも6期目に入り、メンバーの働き方も多様化した感があります。自分がこれまで見てきた経験で言えば、正社員だから高いパフォーマンスを発揮しているとか、契約社員だから、アルバイトだから、パートだからそうでないということはありません。雇用形態に関係なく、頑張ってくれる人は頑張ってくれるし、良い人はずっと良いと言えます。そうでない人、微妙な人でさらにダメになる例はありますが、安心してしまうのかもしれません。
モチベーションの二要因理論というものがあって、動機付け要因と衛生要因の二つがあります。動機付け要因はそれがあることで「もっと頑張ろう」となるもの、一方で衛生要因はないとやる気がなくなる要因を指します。雇用形態はどちらかというと衛生要因で、「頑張るぞ」という気持ちが作られるというよりは、それがないと頑張れないという、アンカリングに近いというか、給料とか雇用を守ってもらえるのであればそれを守るために働くという姿勢につながりやすいものです。だからと言って正社員をアルバイトやパートにシフトすれば良いというわけではありません。しかし、正社員が多いから、非正規の社員を正社員にしたから皆が頑張ってくれてパフォーマンスが伸びるわけではないところは、自分の実感としても非常に強くあります。
制約や条件の下で働きたい人の意欲に応える
今回の本題ですが、何をもってディズニー超えを目指すのか。雇用形態や働き方、働き方は会社からすれば働かせ方になりますが、どう働いてもらうのかという契約の形態にとらわれず成果を出す組織に変えていく。そうすることでディズニー以上の会社になることを目指そうということです。
非正規で働く多くの人には理由や諸事情があります。私の大学時代、ディズニーランドが大好きな同級生がいてディズニーランドでアルバイトをしていました。通勤に一時間以上もかけて現地に通っていたのですが、とにかくディズニーが好きで、あの世界のキャストでありたい、けれども新卒でディズニーランドに就職することまでは考えていないので、学生のうちにディズニーで働く体験をしたいのだと言っていました。
働き手は、働く上での制約や条件を持っている場合があります。この同級生の場合は、決まった期間のみ頑張りたいというものでした。会社はこのような人に働いてもらうために、制約や条件の中での労働でも充実した良い体験が得られる職場を作っていかなければなりません。
個人に依存する「楽しく働く」をいかに支えるか
ディズニーランドはキャストがお客さんの満足度を追求しています。ゲストを笑顔にするためにホウキで絵を描いたりシールをあげたり、いつも笑顔でいるわけです。そういったホスピタリティが高いコミュニケーションやサービスを提供していこうと思ったら、どうしても働き手のモチベーション、やる気に依存します。
弊社は前提としてモチベーションに依存せずに成果を出そうという考えを持っていますが、楽しく働けたら成果が出るのは間違いありません。経営とは、社員が楽しく働いて、成果が出て、また楽しくなって、さらに成果が出てという、この循環をいかに作っていくかです。だから、雇用形態によってパフォーマンスやモチベーションが落ちることがない状態をつくっていかなければいけないし、雇用形態に応じて業務の割り振りであったり裁量の渡し方であったりを工夫する必要があります。
ディズニーランドにもマニュアルはあると思いますが、マニュアルは行動や対応を何から何まで決めてしまうのでなく、従業員は人によって、お客さんによって、関わり方を変えなければいけません。マニュアルに「20代男性が来場したときはこうしましょう」などと規定するのでなく、「喜んでもらえる振る舞いをしましょう」というように自主性に基づいたホスピタリティを育てていくところが非常に重要だと思います。
肝心なのは価値観と世界観、そして教育
非正規社員が多い会社といえば、ディズニーランドはもちろん、ヤクルトレディ―などもそうですし、マクドナルドもシニアの方が働かれて活躍しています。マックは「スマイル0円」が有名ですが、それに魅力を感じて笑顔で働いている人もたくさんいると思います。それはどうしたら実現できるのかといえば、やはり会社や組織がその価値観や世界観をしっかりと社員に浸透させていく、すなわち教育していくということが基本だと思います。
ディズニー超えを目指そうと思えば、改めて教育が重要だと思います。やり方、振る舞い方を社内に浸透させていくための教育やコミュニケーションは、営業ハックを含めすべての会社の基本だと考えています。そのために、教育体制のあり方を見直し作っていく。働いて成長できる、成長したと実感できる、そしてその成長は会社としての成果につながっている。そんなサイクルを作っていくことこそが、営業ハックがもう1段、2段、3段とステップアップするために必要だと感じているところです。いずれにせよ、皆に働いて良かったと思ってもらえる職場を作ることが何より大事だと肝に銘じています。
今回のテーマは「ディズニー超え」でした。
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