ウレルの笹田です。

久しぶりにキャリア・転職関係で本質を掴んだ良書に出会いました。

ストーリー形式で非常に読みやすいのですが、この言葉に非常に共感して、この人は本物だなと思いました。

この国の人材会社は腐っている

いきなり切り込んでくるなと思いましたが、ただただ人を流したり、入れ込んだりする会社が多いのは現状です。人材会社では、1週間働いてみて、その会社が使っている言葉を聞けば、その会社の本質がわかります。

「入れ込み」
「とりあえず働かせろ」
「トラブルは起こってから考えろ」

などなど、人材会社は人を働かせて初めて売上が立つモデルなので、ビジョン・理念なきただただ売上だけを求める会社はこういった言葉を平気で使うわけです。

しかし、こういった人材会社は営業力は長けていて、人を一時的に動かすことは得意なので、入社までは行くものの、その後のことをちゃんと考えていないケースが多いので、ちゃんと自分でキャリアを考え、組み立てる思考法は間違いなく必要です。

またこの発想は上司と部下の関係でも同じです。上司の立場で考えてみればわかりますが、自分の部下が辞めるということは何百万、下手したら何千万かけて採用し教育してきた資産の流出です。会社の評価が良いわけがありません。そのため、自分の保身のために、相手のことを考えずに、転職を引き止めるケースは多々あるわけです。

自分でちゃんとした基準・考え方を持っていなければ、転職にしても、現職に残るにしても失敗します。自分のキャリアを真剣に組み立てたい人には是非読んでほしい一冊です。

このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法
北野 唯我
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 55

とりあえず目次だけでも見てください

久しぶりに読んでいて非常に共感値も高く、かつ私がアドバイスしていることと近い内容が多く書かれている本でした。とりあえず目次の内容だけをおっても十分に参考になると思うので、是非チェックしてほしいと思います。

本書の目次はこちら。

はじめに 「いつでも転職できる」の確信を持った人だけが、自由になれる

プロローグ このままでいいわけがない。だけど…… 「漠然とした不安」の正体

「元エリートサラリーマン」の末路
転職に必要なのは、情報ではなく「思考法」である

第1章 仕事の「寿命」が切れる前に、伸びる市場に身を晒せ 「一生食える」を確保する4つのステップ

STEP1 自分の「マーケットバリュー」を測る
上司を見て働くか、マーケットを見て働くか
マーケットバリュー①技術資産
マーケットバリュー②人的資産
マーケットバリュー③業界の生産性

STEP2 今の仕事の「寿命」を知る
仕事がなくなるサイクル
「伸びている業界で働いたことがある」だけでバリューは高まる

STEP3 強みが死ぬ前に、伸びる市場にピボットする
「他人の作った船」に、自分の人生を預けるな
成熟したマーケットに後乗りしても、確実にコモディティになる
伸びるマーケットを見つける2つの方法
才能は不平等だが、ポジショニングは平等だ

STEP4 伸びる市場の中から、ベストな会社を見極める
「働きやすさ」と「マーケットバリュー」、どちらをとるか?
いいベンチャーを見極める3つのポイント
転職エージェントには、面接後「どこが評価されなかったか」を聞け
財務諸表だけで、企業の価値を見極めることはできない
「中途で入るべき会社」と、「新卒で入るべき会社」の違い

第2章 「転職は悪」は、努力を放棄した者の言い訳にすぎない 「組織の論理」が人の心を殺すとき

選択肢がないと、人は「小さな嘘」をつく
「会社にとって本当に正しいこと」は何か
会社を「居場所」と決めた瞬間、手段の目的化が起こる

第3章 あなたがいなくなっても、確実に会社は回る 残される社員、ついてくるパートナーとどう向き合うか

転職後期に生まれる「今の会社に残ってもいいかも」という迷い
一緒に働いてきた仲間だからこその後押し
パートナーへの相談は「共感」が命

第4章 仕事はいつから「楽しくないもの」になったのだろうか? 心から納得のいく仕事を見つけるために必要なこと

生きる「手段」としての仕事、「目的」としての仕事
楽しくない仕事をする人間は結局、金に買われている
ほとんどの人に、「やりたいこと」なんて必要ない
仕事の楽しさは「緊張と緩和のバランス」が決める
自分に「ラベル」を貼り、コモディティから脱出せよ
仕事は大変で辛いものなんて、誰が決めたのだろうか?

おわりに

詳しく知りたい人は是非購入いただいて読んでみてください。私が共感した部分をピックアップしてご紹介します。

転職は人生初めての意思決定

転職に恐怖を感じる理由が本書では「人生初めての意思決定」と書かれています。

多くの人はそんなことはないというと思います。私も最初はそう思いました。しかし、ここでいう意思決定は「何かを手放すことを伴う意思決定」と言っています。進学や就職は卒業というルールが引かれていて、何かを決して失っているわけではないわけです。

しかし、転職活動はそこに残っていれば、それまでの実績や評価、人間関係が活かせるにも関わらず、それらを捨てて違う環境に行くことになります。かつ、転職活動は言ってしまえば、やらなくても良い行為です。にも関わらず、転職活動をするというのは、就職活動みたいに時期がきたからやるではなく、自分の意思でやる行為ということです。

私のところにも転職活動の相談にくる人の中には「リスクを取りたくない」という話をされる方がいます。しかし、リスクを取りたくないのであれば、転職活動をしない現状維持が最適解になってしまいます。転職活動は何かを犠牲にして次のものを得る行為です。それができなければ、目先の良い転職に流されてしまい、最終的にキャリアが先細りになってしまいます。

もう上司を見て、嘘をつく働き方を辞めよう

この本を読んで、私が営業コミュニティを運営し、営業職の方々の支援やサポートをしている1つの理由が改めてわかりました。それは 「上司の顔を見て仕事をすること」「嘘を積み重ねる働き方」をやめてほしいと思っているからです。 

偉そうに言っていますが、過去の私がそうでした。上司に評価されるために仕事をし、時には嘘をついてでも受注をもらうという働き方でした。トラブルになろうが何だろうが、1件受注を取ればその「1」が評価につながります。またそのトラブルを頑張って対応している姿も評価されるような会社だったので、とにかく1件の受注にこだわって、何でもやっていました。

ただこんな働き方をしていても、会社内の市場価値は上がっても市場全体から見た自分の市場価値(マーケットバリュー)は当然上がりません。会社でしか生きていけない人材になってしまうわけです。

私は社会人3年目の時に、そのことに気づきました。上司の評価=マーケットの評価ではないのです。会社がなくなったら、上司がいなくなったら、一気にそれまでやってきたことが無になります。

独立して改めて感じたことですが、雇用契約はあくまで取引に過ぎないのです。自分という商品、自分の時間を販売しているだけです。会社が自分のことを買ってくれているのです。

そう考えれば、本当はもっと取引先を選べるにも関わらず、日本の正社員契約は雇用契約=絶対服従契約のような勘違いをしています。そしてその考え方が、自分で勝手に選択肢をなくし、会社に縛られる生き方を自ら選んでしまっているのです。

選択肢がなければ、当然会社の言いなりになるしかありません。当然です。そこがなければ生活ができなくなるわけですから。しかし、事実はそうではありません。転職も独立も起業も選択肢は溢れています。さらにマーケットバリューが高ければ、それだけ選択肢が増えます。

選択肢がない人は不自由になり、選択肢がある人は自由を得られる

考えてみれば当然の話です。そして、その選択肢を得るために、自分のキャリアを考えていかなければならないのです。

マーケットバリュー3つの視点と年代ごとに必要なもの

本書ではマーケットバリュー、人材としての市場価値を「技術資産」「人的資産」「業界の生産性」の3つで決まると書かれています。

技術資産

誰からも必要とされる技術力=専門性×経験

この専門性と経験は人と比較して考えるのではなく、まずは自分の経験の棚卸しが必要不可欠です。独立や起業したいという相談でも、自分には特別なスキルも経験もないという人がいますが、自分がやってきたことで他の人ができないこと、苦手なことは必ずあるはずです。そう言ったことをちゃんと自分で知っておくことが何よりも大事です。

そこで私がよくオススメしているのが、まずは職務経歴書を書いてみることです。「何を」「どれだけ」やってきたのかを整理することで、意外と自分にできること、人の役に立つことはあることに気づけるはずです。

また、本書ではこのようなことが書かれています。

20代は専門性を、30代は経験を取れ

これは私も経験があります。20代で専門的なスキルや圧倒的な実績を積むと、後々積める経験が大きく変わってくるのです。私は自慢ではないですが、入社半年で営業成績トップになりました。このトップというわかりやすい実績が、プロジェクトリーダーを1年目の後半から任せてもらえたり、2年目から新規営業特化の専属チームに配属されたり、社内ベンチャーの立ち上げにジョインさせてもらったりという経験を積むことができました。

もちろん転職でも「社員数1000人以上の会社で営業トップ」は評価されやすい、わかりやすい実績で、転職先の候補でもそれなりの待遇・ポジションを提示されました。

早いタイミングで専門性の高いスキルや実績を積むことが、後々の経験を左右するということです。これは他の例で言えば、30代前後でWebやデザインなどのスキルを身につけても、なかなか高待遇の仕事に出会えないことが多いのも、結局専門性を身につけたタイミングが遅かったために、より高い経験を積むことが難しくなってしまうということです。

実際知り合いのエージェントに話を聞くと「エンジニアなどの人手不足の業界では売り手市場だから未経験者でも採用すると思っていたら大間違い」と言っていました。理由は本当に人手不足のために、未経験者を教えている暇がないということです。それだけ新卒や第二新卒で積むキャリアは後々にも影響してくるということです。

専門性と経験の高い技術資産を持った人材になれれば自由に働けるようになります。私は実際に営業での”専門性”を早いタイミングで高められたおかげで(結果的にですが)、現在は起業し、さらに営業代行という事業を行うことで様々な営業を”経験”できる状況に身を置き、その専門性と経験を生かし、研修やコンサルティングなどを行うことができています。

人的資産

人脈コレクター・名刺コレクターのような人はよくいますよね。しかし、本当の人脈は名刺の数では測れません。最近ではSNSのフォロワー数やFacebookの友達数を増やすことばかり考えている人もいますが、これは意味がありません。

本当の人脈は「困った時に助けてくれる人」です。人脈は歳を取れば取るほど重要になるというのが本書に書かれていますが、大共感です。

業界の生産性

簡単に言ってしまえば、伸びている市場に入れば自分の市場価値も自然と上がるということです。そして、私の意見ですが、もっと言ってしまえば本当に伸びている会社であれば、さらに市場価値が上がります。

場所選びを間違えば、その人は勝つことができないのです。場所、つまりポジショニングです。

私は今、イノベーションハックの役員を務めていますが、イノベーションハックが数年後に数百人規模の会社になったタイミングでジョインしていたら、そこで役員になるためのハードルは非常に高いでしょう。スタート・創業のタイミングで関わっているからこそ、自分のポジションが高い位置に位置し、さらに会社の成長に合わせて、自分の市場価値も上がるわけです。

本書では「仕事の寿命=ライフサイクルを知る」ことの大切さが書かれています。これは本当に大事なことで、一生なくならない仕事はありません。本当に必要な仕事はどんどんシステム化・自動化されていきます。この視点で見れば、10年前と同じことをやっている会社、つまり同じサービスを同じ顧客に売る会社はマーケットが成熟して、先が見えていると判断できるというわけです。

無い物ねだりではなく、会社選びの基準を明確にする

会社選びの3つの基準を本書では

  • マーケットバリュー
  • 働きやすさ
  • 活躍の可能性

と書かれています。

ここで大事なことは、今の会社にないものを求めるという視点はないということです。よく伝えていますが、無い物ねだりの転職は、結局転職を繰り返す結果になりがちです。そうではなく、自分の軸を明確にしておくことが大切なのです。

「転職は悪」はポジショントークでしかない

「転職が悪」という類の発言をされる人を思い浮かべてほしい。

大抵が会社の上司や先輩のケースがほとんどで、もうその会社でしか働けない人がいう言葉です。私が新卒で入った会社の上司は1年目の私に「早くうちの会社やめろ」と言ってくれました。これは私が結局4年いた新卒で入った会社を都度客観的に見てこられた理由です。

「転職が悪」という言葉を口にする人は大半が「辞められたら困る人」です。つまり、上司や責任者、役員陣なのです。また「転職できない人」がいう台詞でもあります。転職は自分の居場所を選ぶ権利です。法律でも「職業選択の自由」は確保されており、裁判でも「退職後2年以内は競合他社に就職をしない、違反した場合は退職金を支払わない」という契約条項を違反した人に対して、退職金の支払いが命じられました。

人は選択肢を失うと今の自分の環境や状況にしがみつき、守ろうとします。守ろうとすると何よりもそれを最優先で考えてしまい、嘘をついたり、騙したりすることが起こってしまうのです。人は嘘をつきたいわけではなく、この状況に嘘をつかされているのです。

しかし、自分の選択肢を奪っているのは実は自分ということも少なくありません。

「転職は今更できない」
「ご縁で紹介してもらった会社だから辞められない」
「私がいなくなったら会社は回らない」

などの、今の会社を辞められない理由を作っているのは自分ということが多いのです。そして、その大半が自分の思い込みなのです。

私がやりたいと思っていること

世の中にはもっと選択肢が溢れている

この本を読んで改めて、このミッションは絶対に達成しなければと思っています。転職やキャリアで悩んでいる人は是非読んでください。

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