この挨拶で「おやっ」と思っていただいた方は私の大ファンだと思います。いつもありがとうございます!笑
今回はその経緯についてのご報告をさせていただければと思います。
訴えられました
いきなりですが、先日まで訴えられておりました。
株式会社売れるネット広告社から商号使用禁止等訴求をされたという内容です。簡単に言えば、『社名』が類似するため訴訟されたということで、もっと簡単に言えば社名パクるなという訴えです。
2018年4月に株式会社ウレルを創業しました。このときに「売れるネット広告社」という社名は聞いたことはありましたが、まさか社名パクリ疑惑をかけられるとは思ってもおりませんでした。
今回7月29日に訴えられたのですが、最初に連絡をいただいたのは4月でした。ちょうど研修の仕事でクライアントのオフィスに入り込んでいるタイミングで、突然知らない弁護士事務所から内容証明郵便が送られてきたと連絡をもらい、研修中にやきもきしたことは今でも覚えております。(精神衛生上よくないですね。笑)
そこから何回も相手側には業種的にどこが被っているのか(弊社はBtoB中心の営業代行会社、相手側はEC事業者向けのコンサル等を行なっている会社)などを確認したのですが、結局回答をいただけず、突然の訴訟という形になりました。事実、訴えられたのも、クライアントから「訴えられてますよ」という連絡をいただいて知るという形でダブルパンチで驚きました。
ウレルという社名には「売れる」と「熟れる」という二つの意味を込めていました。営業代行会社としてクライアントの売上アップを実現するために貢献をすること、さらには営業=コミュニケーション職として、顧客との会話をフィードバックしより良いプロダクト、商材作りに貢献するという2つの想いです。これまで50社以上、100以上の商材の営業の支援をさせてもらってきて、色々ありながらもここまで来ることができました。
元々私は会社を立ち上げる前に3年間、個人事業主として活動をしてきました。大手の人材会社に入社して、一回の転職を挟み、4年間会社員として過ごしました。その中で感じた営業の負を変えたいと思い独立し、それまでの動きを法人化したという経緯があります。
決して「売れるネット広告社」という社名から名前を”パクった”訳ではなく、自分の想いを込めた社名でした。
社名を変えました
「社名でした」と書いた通り、株式会社ウレルは2019年8月4日をもってなくなりました。
社名を守るために時間やお金をかけるぐらいなら、私は今のクライアントのために時間を使いたいと思っています。
なので、社名を変える決断をしました。この間、弁護士さんにも相談に乗ってもらい、どうすべきかについては相談しました。
- 裁判に向かい、直接戦う(9月24日に第1回口頭弁論でした)
- 相手の訴状を受け入れて対応する
当たり前ですが「戦う」か「従う」かという話です。そして、私の結論は相手の訴状内容に「従う」という結論を出しました。
気持ちを言えば、業種も事業内容も関連もなく、パクった事実もないので変える必要もないのではと思ったことも正直あります。しかし、そう思われてしまう事実を作ってしまったのも事実です。そして、先ほどお伝えした通り、社名を守ることに時間やお金を使うよりも、営業代行やコンサルティングに時間を使いたいと思ったので、社名を変えました。
売れるネット広告社の方々にはご迷惑をおかけしてしまったこと、心よりお詫び申し上げたいと思います。そして、この間種々相談に乗っていただいた方々も多くいました。本当にありがとうございました。
新社名は「株式会社営業ハック」
ということで株式会社ウレルから2019年8月5日より「株式会社営業ハック」に社名変更いたしました。
営業をハックする
営業でハックする
これが社名に込めた想いです。
「ハック」という言葉の意味は質や効率、高い生産性を上げるための工夫や取り組みを指しています。
営業の質、効率、生産性を高めるための支援を行う
営業を使って、事業の質、効率、生産性を高めるための支援を行う
これが株式会社営業ハックの事業内容です。
ただやっていくことは変わらず、営業代行やコンサルティングをさせていただいていきます。
変わらず、営業で悩んでいる人の悩みを解決していきたいと思います。今後とも”営業ハック”の笹田をよろしくお願いいたします!
最後に。。
今「営業ハック」という言葉の商標を取るための手続きをしています。
今回のようなトラブルが起こらないようにするためにという意味ありもありますが(苦笑)、個人的には「営業ハック」という言葉をどんどん広めてもらいたいと思っています。なので、パクり大歓迎でどんどんこの言葉を使って、可愛がって欲しいと思います。
そして「営業ハック」という言葉をきっかけに、営業と向き合う時間や人が増えて、営業のネガティブな印象や働き方がどんどん無くしていきたいと思います。
ぜひ、どんどん使ってください!
追伸
弁護士事務所からの連絡や訴状が届くとか、やっぱり精神衛生上よろしくないです苦笑
正直、この数ヶ月この問題を気にかけながらでしたが、無事に終わってホッとしております。
この記事の監修者
株式会社営業ハック
代表取締役
笹田 裕嗣
営業代行事業を始め、「売れる営業組織」へと変革するためのあらゆる支援を行っています。
弊社独自のセールスメソッドを用いて、停滞する営業組織の改革から新規営業組織の立ち上げまでトータルでサポートいたします。今までご支援させていただいた企業数は100社を超え、主に中小・零細企業のあらゆる業種で成果を出し続けています。