優柔不断で意思決定ができない人に使えるクロージング3つのテクニック

我が家には、色々と考えてなかなか決められない
女性がいます。はい、うちの嫁です。笑

私は良くも悪くも、決めて動いてしまうのですが
うちの嫁は色々と相手のことを考えたり
心配事があると、一旦悩んでしまったりするんです。

実は、つい先日もちょっとした悩みを抱えていました。
その悩みとは、抽選で当たった2枚のライブチケット
誰と行くか?という問題です。

あいにく私は仕事と重なってしまったので
一緒に行けなかったのですが
その後の相手探しは難航を極めていました。

「○○ちゃんに声を掛けてみる」
「○○はどうだろう?」
「やっぱり1人でいこうかな」

毎日ライブの話になるたびに
結論が変わっていたので
私はクロージングに掛かりました。笑

ただ、普通にクロージングをしても失敗します。
(というより、失敗しました。)

クロージングの失敗3パターン

クロージングを失敗するときは
たいてい自分の都合になっています。

今回、最初の私がそうでした。

クロージングの失敗例1:ただ急かす

「結局どうするの?」と問い詰めても
本人は悩んでいるので、答えはでません。

むしろ、「今考えてるの!」と怒られる始末。
関係が悪化するだけで
良いことは何もありませんでした。

クロージングの失敗例2:とりあえず答えを示す

本人の意見を聞かずに
「○○ちゃんといけばいいじゃん」
と、私の考えを伝えてみました。

悩んでいる相手に、これは逆効果でした。

相手からしたら「それも含めて悩んでるんだから
勝手に決めないで」という感じです。

相手が考えていないアイデアならまだしも
すでに考えていることを言っても
「そんなのわかってる!」で終わります。

クロージングの失敗例3:放っておく

私も色々と言うのが疲れたので
しばらくその議題は放置しておきました。

ただ、飛行機や宿の手配もあるので心配になって
どうなったかを聞いてみると
「まだ何も決まっていない。。。」
という返答。

ほったらかしもダメなようです。

なかなか決められない人には、ほったらかしも
回答を迫ることも、有効な1手ではなく
クロージング出来ないことがわかりました。

では、どうやってクロージングまで持って行ったのか
続いて成功事例をご紹介したいと思います。

クロージングをうまく進めたければ、環境を整えよ

クロージングは、直訳すると「締めくくり」です。
つまり、締めくくれるように
その場をうまく作っていかなければならないのです。

クロージングの成功事例1:外堀を埋める

そろそろ決めて欲しい、と思っていた私は
決める以外の作業を巻き取りました。

つまり、家事を私がやったのです。
(普段は分担制です)笑

やるべきことはやっておいたから
存分に考えて、「さぁ、答えを出してくれ!」
という状態にしたのです。

クロージングの成功事例2:選択肢を与える

結論を出すことは嫌がられますが
選択肢を複数出すことは
嫁も喜んでくれました。

「高校の友達はどうだろう?」
「弟はどうかな?」
「おかあちゃんには声かけてないよ」

という感じで、1つに勝手に答えを絞るのではなく
選べるようにしてあげることが大切です。

相手に決めてもらうようにすることで、あくまでも
主導権は相手にあるということを伝えることがポイント。

具体的な方法としては、「どれがいい?」「どうしよう?」
ではなく、「AとBだったらどっちの方が良いとかある?」
としっかり選択肢を提示すること。

クロージングで大切なことは
相手が選べる環境にしてあげることではないかと
この辺で感じ始めました。

クロージングの成功事例3:理由をつける

ちゃんと提案した内容には
理由をつけることも大切です。

理由になっていなくても良いのです。
理由をいうことが大切です。

「1人だと心配だから」
「宿も埋まってきちゃうし」
「飛行機は大丈夫かな」

という感じです。

実は結構これって理にかなっている方法。
カチッサー効果と呼ばれるもので、
「理由をつけて依頼をするとOKしてくれやすい」
という人間の性質に訴えかけるんです。

逆に言えばクロージングでは、理由をつけないと
押し付けがましく聞こえてしまうんです。

クロージングの成功事例4:理由付きの期日

「今日までに決めるって言ったじゃん」
この言葉を発して、ちゃんと決めてくれたことは
私の経験上、1回もありません。

この言葉を発すると

  • 言い訳をする
  • すねる
  • とりあえず謝られる

の3パターンしかありません。

クロージングにはつながらないのです。

クロージングの成功事例5:話を聞いてあげる

今、相手が何を考えているのか
何に悩んでいるのか

これらをちゃんと聞いてあげましょう。

話してスッキリすることがあります。
それで決まることもあるのです。

何も結論を出すことを急ぐ必要はありません。

我が家も話をただ聞いていたら
最後は勝手に答えが出ていました。

優柔不断になってしまう理由

優柔不断になってしまうのにはいくつか理由が。

  • 選択肢が多くて選べない
  • 選択肢がなくて選べない
  • 根拠(=納得感)がなくて、決めきれない
  • 責任をとりたくない
  • 自分の思考に自信がない

  • モチベーションが低い

  • 考えるのが面倒

特に多いのが黄色で囲った3つの選べない理由。

そもそも、決断することってストレスなんですよね。

何かを決めるということは、何かを切り捨てるということ。
ましてや現代の人間は1日に35,000回決断していると
言われています。

普段から強引に決断をしているからこそ、こういった場で
「もう決めたくないよ・・・」となっていることも。

また、自分の決断が相手から引かれるのも嫌、という話も
よくあります。

例えば「今日のご飯は何食べよう?」というとき、
「和食にしよう」と言ったら「えー和食?」と
返されてしまった。少し嫌な気持ちになりますよね。

嫁がそれを恐れているとは思いたくないですが笑

ただ、これを気にして自分の意見を言えなくなっている人、
結構いるんです。

あと一番悲しいのがそもそもモチベーションが低い、優先順位が低いから
決めていない、というパターン。

「ごめん忙しくて決めてなかった」と言われたときって、
本当に忙しかったパターンと優先順位が低くて決めていなかった
パターンとあるんですよね。

後者の方だった場合、なかなか相手に決めてもらうのは大変。
どうにかして優先順位を上げてもらうアクションをしていかないと
いけません。

クロージングのまとめ

クロージングをする上で、相手が選べない理由を
ちゃんと理解することが大切です。

そして、相手が選べない理由は
特にこの3つだと今回学びました。

・選択肢が多くて選べない
・選択肢がなくて選べない
・根拠(=納得感)がなくて、決めきれない

クロージングをしたければ、この3つの理由を
ちゃんと潰してあげることが大切です。

ただ急かすのではなく、放っておくのでもなく。
相手にあわせて、しっかり話を聞くのが前提にきます。

これって営業も同じですよね。
クロージングしたければ、このポイントを
実践してください。

この記事を嫁が見ないことを願って。

 

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