ビジネスコミュニケーションの本質と向き合い方

今回のテーマはコミュニケーションについて。

コミュニケーションを重要視していない会社というのは基本的に無いと思います。どのような業種であっても少なからずコミュニケーションの機会はあるものですよね。だからこそ新卒社会人に求める能力第一位に「コミュニケーション力」が挙げられたりもするわけです。例えば外部サイトにはなりますが、日本人材ニュース様ではこんな調査結果が出ていたりもします。

企業が求めるのは「コミュニケーション能力が高い」人、中途採用では「専門的なスキル」も_【日本人材ニュース】

2022年時点での記事ですが、求める人物像第一位が「コミュニケーション力の高い人」であるそうです。この流れは2024年になった今でも大きな変化はないでしょう。ましてや営業職だったりすると、「コミュニケーションを取ること」自体が仕事になっている場合もあります。

だからこそコミュニケーションの重要性、コミュニケーション力というスキルには必ず向き合うべき場面が出てくるはず。そこで今回は、この「コミュニケーションスキル」へどう向き合っていくのが正解なのか考察していきたいと思います。最後までお付き合いいただけると嬉しいです!

コミュニケーションはまるで料理のよう

コミュニケーションを取る際は、必ず相手がいます。それは2人での会話かもしれませんし、相手が複数いる場合もあるでしょう。だからこそ多角的な対応を求められるわけです。私自身、コミュニケーションはまるで料理のようなものだと考えています。「何の話だ」と思われるかもしれませんが、料理に例えて考えることができるんです。

料理をするためにはまず肉や魚、野菜といった材料が必要です。それらの材料を焼くのか、煮るのか、それとも蒸すのか揚げるのか……。こういった調理法次第で同じ材料でも味が変わりますよね。

コミュニケーションで言う材料=相手の言葉や反応などの情報です。

  • 相手の声
  • 相手の表情
  • リアクション
  • 話し方
  • 会話の内容

こういった相手から受け取った情報がいわゆる料理の材料です。つまり何が言いたいのかというと、しっかり情報を相手から受け取らなければそもそもコミュニケーションを取ることができないということです。材料がなければ料理はできません。それと同様に、相手からの情報をキャッチすることができなければコミュニケーションは成立しないのです。

さらに言えば、料理の経験が豊富な人は「この材料にはこの調理法が合う」といったセオリーを知っています。コミュニケーションも同じくで、コミュニケーションの経験が豊富な人ほど適切な返事の仕方などのセオリーや、適切な対処ができると言えるでしょう。

繰り返しですが、コミュニケーションはまず相手から情報を受け取ることが全てのスタートになります。この前提をまずはおさえておくべきです。

相手から受け取った情報をどうするべきか

料理に例えて上述した「材料」。いわゆる相手からの情報ですが、その情報をしっかり理解したうえでどう活かしていくのかというところがコミュニケーションの次のステップです。いわゆる調理法の段階です。

ここでも料理の例えで考えます。素材が黒毛和牛とか、超一級品のものであったならば、下手に調理するよりもシンプルな味付けで出した方が良い、なんてことありますよね。下手に調味料をかけたりしない方が美味しいという風になるはずです。変に凝って味付けをどんどん複雑なものにした結果、本来の味わいが失われてしまった、なんて話も聞きます。

コミュニケーションでも同じです。しっかり相手から情報を受け取ったのであれば、余計なことをする必要はありません。情報をしっかり受け取れている=良い材料です。素直に受け取って、素直に対処した方がコミュニケーションは円滑に進みます。これが例えば「情報量が多すぎる・話が長すぎる」とか「古い情報だった」などであればこちら側で整理したりといった「調理が必要な場合」もあるとは思います。

ただ基本的に、「受け取った情報に対して自分が何をすることができるのか」というスタンスを持っておくべきです。このスタンスでいればまず間違った方向にコミュニケーションは進まないでしょう。

ここで多くの人がやりがちなポイントは、「自分のテクニックを見せたい」「自慢したい」といった思惑が入ってきてしまうことです。例えば効果的な心理学のコミュニケーションとして「ミラーリング」なんかがありますが、あくまでそれはコミュニケーションを円滑にするための補助的な手段であって、そういったテクニックばかりに頼りすぎると逆に不自然に見えてしまいます。ミラーリングが重要だと言って、どんな言葉もオウム返しするような人だったら苛つく相手もいますよね。

例えば営業職においては「ヒアリング」が重要であると良く言われます。「BANT情報」をしっかりヒアリングするんだぞ、と言われたことのある営業パーソンは多いはずです。

  • Budget(予算)
  • Authority(決裁権)
  • Needs(ニーズ)
  • Timeframe(導入時期)

これらが営業職では商談で掴むべき情報であると言われています。これ自体は間違いではないのですが、「とにかくBANT情報を聞くぞ」とそれ一辺倒になってしまうのはNGです。眼の前の相手との会話の流れを無視して強引に自分の目的へと誘導しようとしてしまう可能性が高いからです。こういったことがあると会話はうまくいきません。

料理でも目的は「美味しいものを作る」ことであって、「自分の料理スキルを見せびらかす」ことでは無いはずです。食べてくれる人が「美味しい」と言ってくれるのが1番重要なのではないでしょうか。それが料理人の仕事であると思います。

コミュニケーションにおいてもそれは同様で、「自分の知識を見せびらかす」「自慢する」といったような形で、手段と目的が入れ替わってしまうと本末転倒になってしまいます。だからこそ繰り返しですがまず相手の情報をしっかりと受け取ること、その受け取った情報を元にどうするのが適切かを考える。ここが最も重要な点であるということをぜひおさえていただきたいと思います。

コミュニケーションの本質は情報の受け取り

料理に例えてコミュニケーションを考えてみましたが、あくまで本質は「情報を受け取ること」です。話し上手より聞き上手というのは良く言ったもので、聞き上手であるほうが相手の情報をより精度高くキャッチできるんですよね。

だからこそまずは相手の話にしっかりと耳を傾けて、情報をキャッチする。また話の内容だけではなく、声のトーンや話し方、身振り手振り、表情やリアクションなども注視しておくことで、よりコミュニケーション力は自然と高まっていくはずです。

ぜひ自分がコミュニケーションを取るにあたって「情報を受け取ることに」注力できているかどうか、振り返ってみていただけたら大変嬉しいです。

今後の参考になれば大変嬉しいです。営業やビジネスにおける人間関係は大変なことも多いですが、心より応援しています!

▼コミュニケーションについてはこちらでも解説しています!

【コミュニケーションのコツ】できる営業が共通してやっているコミュニケーションとは?

「コミュニケーション能力が高い」具体的にどんな人?

 

 

 

 

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