【気持ちの切り替え】連休明けの仕事の始め方

土日が明けての月曜日、もしくは祝日やハッピーマンデーなどを加えた連休が明けた翌日、なかなか仕事のエンジンがかからない人も多いのではないかと思います。そこで、今回は「連休明けの仕事の始め方」というテーマでお話しします。

休み明けに気持ちが乗らないのは当り前

お休みが明けてデスクの前に座ったのに仕事に手を付ける気にならない。特にリモートワークで、今まで休んでいた空間とこれから仕事をする空間が同じ方は、出社勤務の方よりもさらに気持ちのスイッチを切り替えるのが難しいと言えます。リモートでも弊社のように朝礼があれば、とりあえず「朝礼に出なきゃ」と切り替えのきっかけにしやすいのですが、在宅のエンジニアの方などは朝礼もない場合が多いので、ただ「9時になったから始めようか」という感じでぬるっとスタートしてしまうのではないかと思います。

そんな月曜日、または連休明け、どうしても気持ちが乗らないとか、休み明けなのに逆に疲れているという方、安心してください。それが普通です。人間の本能的に仕方がありません。人間には体調を現状維持したがる性質があるので、しばらくゆっくり休んでいたのに急に仕事モードに切り替えようとしても体がついてこないわけです。あなたが特別弱いわけでも劣っているわけでもありません。ただし、そのようなときにやってはいけないことがあります。それは何だと思いますか？

気持ちが乗らないときにやってはいけないこと

休み明け、始業時間になったのに仕事に気持ちが乗らないときに絶対にやってはいけないこと、まず一つは「今の自分を否定すること」です。

やる気にならない、エンジンがかからない、そんな自分はダメだというバイアスをかける、すなわち言葉の暗示をかけていくと、どんどん本当に自分がダメな人間に感じてしまいます。こうなると、さらに気持ちが落ち込みます。落ちたら落ちた分だけ取り戻すのが大変なので、気乗りしない自分はごく普通、当り前だと思ってください。

やってはいけないことのもう一つは、気持ちが乗ってくるまで「とりあえず音楽でも聞いて」とか「ちょっとYouTube動画を見て」とか、「仕事と違うことをすること」です。学生時代、テスト前日で勉強しなければならないのに急に部屋の掃除をしたくなった人はいないでしょうか。これと一緒で、そういった行動は現実逃避でしかないわけです。逃避したところで現実は逃げてくれません。自分が遠ざかるだけで、結局戻ってくる場所は今いる場所です。

やるべきことはごくシンプル「手を動かすこと」

では、休み明けはどうすれば仕事に入りやすいのか。答はシンプルです。手を動かそうということです。弊社のメンバーならば、基本的に電話をかけるのが仕事なので、まず10件電話をかけようということです。

営業の人が結構やりがちなことで、連休明けはいろいろな資料を読み返したり、過去に使ったツールを確認したり、トークスクリプトをチェックしてみたり、いろいろなことをやって気持ちのスイッチを入れようとするのですが、仕事のスイッチは準備では入りません。

仕事のスイッチは動き出さないと、仕事をしないと入りません。準備に精を出すほどに、今自分がやるべき仕事は何なのかと、どんどん自分の中でハードルが上がっていってしまいます。これ何だったっけ？これどうすればいいんだっけ？このときは…、となってしまって中々スイッチが入りません。準備ではなく仕事を始めるということをぜひ意識して、まず手を動かしてください。

手を動かすとは、電話をかける、営業に行く、商談に行く、打ち合わせをするといったことです。このような、仕事で今自分が一番やらなければいけないアクションをとにかく始める。動かざるを得ないように、顧客や関係先とのアポや打ち合わせの予定を入れておくのも良いかもしれません。

結局誰しも大変なんです。休み明けに気乗りしないのは当り前、人間にとって切り替えは簡単ではありません。けれども、切り替えてしまえばすんなりいつもの仕事に入れます。まずは無理やりでも簡単なことでもいいので手を動かしましょう。

今回は、「連休明けの仕事の始め方」についてお話ししました。

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