株式会社かんき出版は2022年9月15日、「大企業退職者の本音調査」の結果を発表しました。調査期間は2022年8月24日〜25日で、従業員数1,000名以上の大企業を退職した中核人材106名から回答を得ました。
退職した勤務先に対する、愛着・エンゲージメントが下がった要因
「退職した勤務先に対する、愛着・エンゲージメントが下がった要因」について質問すると、「上司との関わりに不満があった」が47.2％で最多でした。以下、「働き方に不満を感じた」が31.1％、「同僚・部下との関わりに不満があった」と「仕事における成長・やりがいを感じられなくなった」がともに27.4％で続きました。
どのような部分が、会社への愛着・エンゲージメント低下につながったか
「上司との関わりに不満があった」とした回答者に対し、「どのような部分が、会社への愛着・エンゲージメント低下につながったか」を尋ねました。その結果、「上司がビジネスパーソンとして尊敬できなかった」が68％、「上司からの理不尽な要求が多かった」が52％、「上司から威圧感を感じていた」が48％となりました。
退職の決め手となった要因
「退職の決め手となった要因」について同社が複数回答で尋ねると、「上司との関わりに不満があった」が35.8％で最多でした。以下、「DX、テクノロジー活用等の遅れを感じた」が28.3％、「働き方に不満を感じた」が27.4％、「給与が低い、昇給が見込めなかった」が24.5％で続きました。
上司に対して、退職の理由を本音で伝えたか
「上司に対して、退職の理由を本音で伝えたか」を尋ねました。すると、「あまり本音では伝えなかった」が21.7％、「全く本音では伝えなかった」が13.2％で、「本気で伝えなかった」との回答は合わせて34.9％を占めました。
退職の理由を上司に本音では伝えなかった理由
「退職の理由を上司に本音では伝えなかった」とした回答者に対し、「その理由」を質問したところ、「なんとなく言いづらかったから」が43.2％で最多でした。以下、「円満退社したかったから」が40.5％、「話し合う事自体が面倒だった（伝わらないと思った）から」が32.4％となりました。
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