「20代で転職4回は多過ぎでしょうか?」
「面接時に前向きな回答を探しているが思い付かない」
「仕事をはじめて半年だが、職歴が傷つくのを恐れて転職に踏みだせない」
「採用側が転職回数の多さをどう思っているのか気になる」
このような疑問はありませんか?
何度も転職していると雇ってもらえるのか不安になるのは自然なことです。
この記事では、早期退職や転職回数が多い人向けに、採用担当者が考えていることと対処法を記載しました。
採用担当と、採用のコンサルタントを経験してきた私がお伝えする、信憑性の高い記事です。
面接時に人事へ伝えるべきポイント
早期退職や転職回数が多い人のことをジョブホッパーと呼びます。
ジョブホッパーが転職活動において、採用されるために人事へ伝えるべきことが3つあります。
伝えること①納得感のある退職理由
伝えること②入社前にわからなかった理由
伝えること③改善するためにした努力
伝えること①納得感のある退職理由
最初の伝えるべきポイントは、納得感のある退職理由です。
採用担当者に、
「その退職理由だったら仕方がないよね」
と思ってもらえるかどうかで合否が決まるからです。
たとえば、退職理由を
「営業を希望しましたが、5ヶ月間営業事務職だったため、転職しました。」
であるとします。
このままでは理由として弱いので、次のポイントを加えて考えていきましょう。
伝えること②入社前にわからなかった理由
採用側は、
「入社前にその問題がわからなかったのか?」
と疑問に思います。
そのため、なぜ事前にわからなかったのか、理由をきちんと伝えましょう。
「考えなく行動し、準備できない人物である」と思われるからです。
先ほどの続きでいうと、次のようになります。
「営業として採用されることを入社前に確認したのですが、入社後、
人数が不足していることを理由に事務職を命じられました。」
伝えること③改善するためにした努力
最後に、前の職場でした努力を説明しましょう。
「たしかにやむを得ない理由だし、入社前にわからないですね。
それなら転職するのは仕方ないので、ぜひ当社で働いてください。」
と思ってもらいたいからです。
先ほどの例に、次の文を加えます。
「1カ月に1回、上司と面談をし、希望を伝え続けたのですが、
営業に配置転換される時期の見通しがたたなかったため、転職を決意しました。」
3つの文を通して読むと説得力が増しました。
「営業を希望しましたが、5ヶ月間営業事務職だったため、転職しました。」
「営業として採用されることを入社前に確認したのですが、入社後、人数が不足していることを理由に事務職を命じられました。」
「1カ月に1回、上司と面談をし、希望を伝え続けたのですが、営業に配置転換される時期の見通しがたたなかったため、転職を決意しました。」
このように、前向きな理由を伝えられれば採用確率が上がります。
ジョブホッパーが不利な理由
そもそも、早期退職や転職回数の多さはなぜ不利なのでしょうか?
志望理由を改善させるヒントにもなりますので、理由を見ていきましょう。
理由①不安に思いやすいから
理由②面接官にネガティブに思われてしまうから
理由③書類選考時に説明できないから
理由①不安に思いやすいから
転職回数や早期退職は、それだけでみると不利になります。
なぜなら、採用者が不安に思うポイントがあるからです。
不安に思うポイントは2つです。
不安なポイント①すぐに退職されてしまうリスクが怖い
不安なポイント②他責傾向が強いと成果があがりづらい
不安なポイント①すぐに退職されてしまうリスクが怖い
この人はすぐにやめてしまうのではないか?
そんな不安を抱えています。
なぜなら、退職して欲しくないと思っているからです。
早期退職されては困る理由を2つ説明します。
早期退職が困る理由①採用コストがかかっている
早期退職が困る理由②他メンバーへ悪影響がでる
早期退職が困る理由①採用コストがかかっている
あなたを採用するにあたって採用コストがかかっているからです。
採用にかかったお金のことです。
採用活動では、内定をいきなり出せるわけではありません。
内定通知書を送ったり、面接をしたりする際にお金が必要です。
応募者を集めるために求人媒体を利用したり、人材紹介エージェントにお金を払ったり色々な形で募集する努力をしています。
他に、人件費や時間もかかります。
多くの人が時間給でお金を受け取っているため、時間はコストなのです。
一人採用するのに何十万円、何百万円とかかっており、
その採用したコストを回収するために、すぐに辞められたら困るのです。
加えて、入社前・入社後に教育もします。
名刺やパソコンなど備品の準備も必要です。
そういった環境や知識も提供しており、その採用コストを回収できないことを恐れているのです。
早期退職が困る理由②他メンバーへ悪影響がでる
他のメンバーへの悪影響がでるリスクもあります。
たとえば、入ってすぐに辞める人を何人も見ていると、「それなら自分も辞めて良いのでは?」と既存の社員に思わせてしまいます。
不安なポイント②他責傾向が強いと成果があがりづらい
ジョブホッパーは他責傾向が強い人物なのではないか?と不安に思われています。
なぜなら、他者に責任があると考えがちな人は、すぐに環境を変えることが多いからです。
何か問題が起きたとき、他者に責任があると考える傾向です。
原因を外部にしてしまうと、改善や検証の視点が生まれません。
物事はうまくいかないことが多いので、改善や検証をして、少しずつ修正していく能力が求められます。
「なぜテレアポがうまくいかなかったのか?」と考えたとき、「商品が悪かったから」では先へ進めません。
他責で考えると、結果として売り上げが上がらず、コストの回収ができないのです。
「自責で物事を考えられる人材である」と相手に伝わるように工夫しましょう。
転職前に、今の会社で改善に向けて努力したことは、自責で物事を考えられる証明にもなります。
理由②面接官にネガティブに思われてしまうから
転職回数の多さや早期退職は、それ自体が面接官にネガティブに思われてしまうことがあります。
退職理由をきちんと伝えて、相手の印象を変えておくことが必要でしょう。
派遣の営業をしていた時のことです。
派遣のスタッフは雇用形態がら、元々短期契約であるにもかかわらず、
「なんであの人3カ月で辞めているんですか?」
と聞かれることも多くありました。
理由③書類選考時に説明できないから
書類選考では嘘を書くわけにはいかないので、採用されづらくなります。
採用担当者の間では「この人の経歴、汚いですね」と表現されていました。
しかし、面接時に、理由や状況をしっかりと伝えさえすれば不利にはなりません。
コントロールできないことで悩まず、面接を迎えた際にしっかり受け答えできるように準備をしておきましょう。
今すべきこと
これらを踏まえて、まずは、転職しなければならない理由を整理してはいかがでしょうか?
そして、社内で解決へ向けて努力しましょう。
なぜなら採用する側も、今の会社での努力を聞きたいからです。
それがないにもかかわらず、転職をして解決をしようというスタンスだとうまくいきません。
その上で転職活動を進めれば、ジョブホッパーでも不利にならないでしょう。
まとめ
いかがでしょうか?
問題への解決に向けて努力すること、転職理由を伝えることが重要だとお伝えしました。
今回の記事の内容を一枚の画像にまとめました。
転職理由を考える際に、何度も見直してください。
私の記事が少しでもあなたの転職の役に立つことを願っています。
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