営業勉強会のささだです。

先日、ガイアの夜明けでキリンビール社員の飲み会が「パワハラじゃないか」と炎上しています。

https://gyazo.com/0b4272a8e429515661a3c73ef0c0ce40

画像出展:2017年9月5日放送 異変の夏…〝激闘″シェア争い!|日経スペシャル ガイアの夜明け : テレビ東京

 

内容の一部始終はこんな感じ。

アサヒビールからシェアトップを奪還するために奮闘するキリンビールの社員たちの姿を放映。そのなかで、「前年比150%」という目標が達成できておらず、特に打開策もないと社内会議で報告をした1人の営業マンが、会議後に先輩社員に居酒屋に連れてこられる場面があった。

「本当の会議が始まります」というナレーションが流れるや、ビールジョッキ片手に先輩社員は以下のような厳しい言葉を営業マンに投げかける。

「覚悟が足らん、一言でいうとそれやぞ」
「10年後の会社を支えるのは俺らの世代だからさ。お前が今のまま10年後上がられたら、下の子がついてこない。『できない、知らない、やだ』そんなやつにリーダーをやってほしくないから厳しくしている」
「やってないねん。お前どんだけやっとんねん。やれや、できるやろ」

思わず目に涙を浮かべる営業マン。店から出た営業マンは、先輩や同僚たちから「お疲れさまです、150(%)?」「200(%)!イエー!」「がんばれ!」などと「叱咤激励」されつつ家路につく

引用:「飲みニケーション」減少がパワハラを増やした | 情報戦の裏側 | ダイヤモンド・オンライン

”あの”飲み会の問題点を整理しておく

  • 営業マンが涙を流すまでお説教が続いている(涙の真意は不明)
  • 結局200%達成の方法が議論されていない(「やれや」しか言っていない)
  • ああいった実情をクライアントが見る可能性がある
  • 会社の他の社員や転職・就職希望者が見ている可能性がある

大きくは「建設的な目標達成に向けた話になっていないこと」と「多くの人が見に触れることを会社が許容してしまっていること」の2つです。

これは密接に関係があって、前者はこの問題ですが、後者は企業の風土です。社歴が長い人ほど、その風土が普通になります。今回の先輩社員もきっとある程度社歴があり、先輩たちに同じことをされてきたのでしょう。

問題を1つずつ見ていきましょう。

精神論ばかりの飲み会は辛い

営業が嫌われる理由3K(根性・気合い・きつい)を体現したような飲み会でした。精神論で全てを片付けようとしてしまうと、結局営業が言えることは「頑張ります」という言葉だけになります。しかも根拠なく。まさにその象徴のような飲み会でした。この問題は2つあります。

営業マンが涙を流すまでお説教が続いている

これは完全に上司の自己満足飲み会でしょう。お説教されていた社員も大人です。ましてや、キリングループに入社している社員です。優秀な方だと思います。そんな社員の方を”圧力でしか動かせない”のであれば、それはマネジメント力がないだけです。

結局200%達成の方法が議論されていない

またこれは編集の問題ないのかもしれませんが、目標達成に向けた方法論が一切会話の中で出てこないということです。上司から部下に伝えていることは「やれや」だけです。やることは前提で良いです。ただ上から伝えるべき、もしくは一緒に考えるべきは、”どうやったら”やれるのか/できるのかです。

あの映像が流されるということは組織の風土として、あれが当たり前

もう1つ大事なことがあります。それは外部の目に晒されたということです。

「キリン一番搾りではなく、社員を絞ってどうするんだ」という意見が出るなど、多くの人があの映像に反応しています。普通に考えれば、このご時世ネガティブな反応が出ることは想定できたはずです。しかし、それが民法のしかも人気番組に放映されたということは、会社としてOKが出たということです。

このリスクは計り知れません。大きなリスクは「営業」と「採用」の側面です。

ああいった実情をクライアントが見る可能性のある

クライアントがあの映像を見たときに気分がよくなるかと言えば難しいでしょう。ましてや社名も出ていた「ライフ」の気分はよくないでしょう。人によっては「もっと仕入れてあげれば良いのに」と思ったりするかもしれません。人によっては「ライフは業績が伸びていないのかな」と思う人もいるかもしれません。ライフの了承を得ているのかもしれませんが、見ていて気持ちの良い映像ではないことは間違いありません。

会社の他の社員や就職・転職希望者が見ている可能性がある

あの映像を見て、「私もあそこで頑張りたい」と思う人がどれだけいるのか。採用では大きな足枷を受けてしまったと思います。キリンビールでは11~15名の採用、キリンでは50~100人の採用が18年度の採用人数でした。来年度も同じ採用人数なのであれば、ハードルが上がってしまったのは避けられません。

また、現在いる社員の人たちもどう思ったのか。違う部署は違うのかもしれませんが、異動したくないと思った人がいるかもしれません。

 

信頼関係のない飲み会はネガティブな効果しか出ない

信頼関係は飲みの場で作るという文化は、今も昔も当たり前のようにあります。

とりあえず「今度飲みに行きましょう」という言葉が飛び交うのも、そういった背景からです。確かに、お酒の力を借りて、お互いが本音をさらけ出せるのであれば、飲みの席は非常に有益な場となります。

しかし、本音を出せずに、ただただ上司の独擅場になるのであれば、これで信頼関係が築けるわけがありません。今回の飲み会はまさにその典型的な形でしょう。上司からのプレッシャーが、お酒の力を借りることでより饒舌になり、ますます圧が強くなっているだけですからね。

上司のやるべきは圧をかけることではなく、共に考え成果を出すこと

上司が部下に圧をかけるという行為は、成果を出させるために仕事をしている風には見えますが、考えることを放棄した姿勢です。「部下に任せている」という言葉は、体裁はよく見えますが、最後責任を持たなかったら何の意味も持たない言葉です。

圧を掛け、考えることを放棄した上司のもとで、成果を出せる部下はごくわずかです。上司がやるべきは、これまでの経験を共有し、一緒に考えることです。そして成果を出させることです。

今回の状態であれば、上司と部下の間でやるべきことは、まずは3つです。

  • 現状なぜ成果が出ないのかを考える
  • どうすれば次の成果につながるかを考える
  • モチベーションが上がらないのであれば、まずはその理由を話す/聞く

問題をモチベーションのせいだけにすることは簡単ですが、何も解決しません。むしろ、逆効果になることも多いでしょう。

部下は自分の責任をしっかりと果たすべく頑張ることは前提ですが、上司はそのためにどんな支援ができるのかをもっと真剣に考えていけば、キリンビールがアサヒビールに勝てる日が近くのではないかと思う今日この頃でございました。

パワハラを減らしたい、こんな飲み会を減らしたいという方は是非拡散してください!

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