すぐに使えて、もう間違わない!お願いのお決まりフレーズと使い方

営業をしていると
お願いする機会は多々あります。

そこでお願いの仕方やフレーズを
場面や事例を踏まえて
お伝えしたいと思います。

お願いします

会話する中でお願いをするときの
常套句がこれです。

基本的にお願いす際
最も使われているお願いフレーズです。

ただ、メールや手紙など
文章で多くする際は
不適切なケースが多いです。

メールや手紙などで
距離が近い人や少し軽いカタチで
お願いするときには

「お願いします!」
「お願いします」

という使い方もあります。

お願いいたします

「いたします」は丁寧語です。

「お願いします」の丁寧な言い回しなので
メールや手紙などで使うことが
多いお願いの文面です。

ご対応のほど、よろしくお願いいたします。
引き続き、何卒よろしくお願いいたします。

という使い方が一般的です。

お願い申し上げます

メールや手紙などで
お願いいたします、と同等に使われている
お願いフレーズです。

「いたします」と「申し上げます」の違いを
しっかりと理解しておきましょう。

「申し上げます」は謙譲語です。

つまり、「いたします」「申し上げます」の
違いは、へりくだっているか否か
ということです。

お願い申し上げます、を
使う相手上司やお客様ということです。

ただ、メールを送る際
お願いいたします、が連続で続いてします
ということはないでしょうか。

例えば、こんな感じ。

ご検討のほど、何卒よろしくお願いいたします。

貴社とは是非、今後とも深いお付き合いをさせて
いただきたいと強く思っております。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

このようにお願いするフレーズが続く際
私は「お願いいたします」と「お願い申し上げます」
を両方使うようにしています。

理由は、同じ文章の締めの言葉が続くと
読みづらくなるからです。

お願いします・お願いいたします・お願い申し上げますの使い分け

これは例文を見るとわかりやすいです。

例文)
今週の営業報告です。ご確認、よろしくお願いします。

例文)
先日はご対応、ありがとうございました。
引き続き、よろしくお願いいたします。

例文)
この度はご縁をいただきまして、誠にありがとうございました。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

お分かりの通り、丁寧なレベルは
下記の通り、お願い申し上げます
が1番丁寧な言い回しです。

1)お願いします
2)お願いいたします
3)お願い申し上げます

お願いします、は社内や身近な人
関係が深い人に使います。
「申し上げます」だと逆に
形式張り過ぎてしまい
堅苦しい印象を与えてしまいます。

「お願い申し上げます」は
初めての方など関係がまだ浅い人など
より丁寧に挨拶をしたほうが良い場合に
使います。

その中間が、「お願いいたします」
と理解してもらえれば良いです。

お願いできますでしょうか

お願いの最後の文が疑問形であることから
お分かりの通り
お願いすることが確定しておらず
相手方に確認を取るお願いの方法です。

お願いできますと幸いです

こちらも確定していないケースですが
疑問ではなく、こちら側の思いを伝え
相手方にお願いをしているパターンです。

こちらの都合でお願いをしている場合
この文面が有効です。

例えば、期日の指定や督促などは
この文を使うことが多々あります。

他にもあるお願いする時の言葉

他にもお願いの言葉は種類があります。

古風なお願いしますの表現

「願い上げます」
「お頼み致します」
「お頼み申し上げます」

普段ではあまり使わない表現ですね。
メールなどでは堅苦しく感じてしまうことも
あるかもしれません。

手紙や相手の使い方に合わせましょう。

望みます、という表現

お願いします、とはちょっと違った切り口から
しかし、相手にやって欲しいことを
伝えるのが「望みます」という表現です。

「希望いたします」
「切望いたします」
「要望いたします」
「念願致しております」

より下にいくほど、丁寧な表現です。

期待する、という表現

望むと同じで、こちらは期待を表すことで
相手への要望を示しています。

「期待致しております」
「願わしいと存じます」
「願わしく存じます」

お願いする内容が決まっているパターン

内容が既に明確な場合は以下の言葉もありです。

ご教示ください

何かを教えてほしい時の
お願いの文章です。

「お教えください」
「お知恵は拝借したいのですが」
なども、教えてもらう時のメッセージです。

ご対応ください

相手側に何かやってもらったり
対応してもらう場合
に使う言葉です。

ただ「ご対応ください」だと
少し突っぱねた感のある言い方なので

ご対応をお願いいたします
ご対応をお願いします

の方が、私は使っています。

◯◯お待ちしております

何か相手に対応をお願いしている際
こちら側は相手にやってもらうことを
待っている状態であることを伝え
相手方にやってもらうことを
暗に促す文面です。

例:ご返信、お待ちしております。

◯◯いただけないでしょうか

何かをして欲しい時に伝える文章です。

お願いします、をこの文の
後につけることもあります。

例:ご一報いただけないでしょうか。
ご確認の程、何卒よろしくお願い申し上げます。

お願いしますの前に言葉をつける

一言、前置きのような効果を発揮する言葉です。

よろしく

普段からセットで考えがちですが
「よろしくお願いします」
「お願いします」
では、やはり「よろしく」をつけたほうが
丁寧な印象になります。

敬意や丁寧な語感を補強したいときに
活用しましょう。

何卒

お願いします、の前に
何卒をつけてお願いした経験がある方も
多いのではないでしょうか。

そもそもの意味は下記です。

1 相手に強く願う気持ちを表す。どうぞ。どうか。
2 手段を尽くそうとする意志を表す。なんとかして。ぜひとも。

引用:goo辞書

大変恐縮ですが

最近はとりあえず、この言葉をつけている
営業マンをたまに目にします。

意味はこちらです。

相手に迷惑をかけたり、相手の厚意を受けたりして申し訳なく思うこと

引用:goo辞書

申し訳ない気持ちがないのであれば
こういった文言を体裁だけつけるのは
辞めましょう。

お忙しいところ恐縮ですが

何に対して恐縮しているのかが
決まっているのであれば
その理由を明記するべきです。

ここでは相手が忙しい状況にあることが
わかっている状況です。

その際に依頼をする文言です。

また相手の忙しさだけでなく
お願いしている内容の大変さや重要さ
かかる時間なども考慮できると
より良いですね。

不躾なお願いで恐縮ですが

これは、突然のお願いであったり
用件のみのお願いであったりした時の
お願いの文面です。

引き続き

前々から取引ややりとりがある場合は

引き続き、よろしくお願いいたします
引き続き、何卒よろしくお願い申し上げます

という表現を使います。

過去に関係があることもわかり
一般的にもよく使われています。

その他

その他の言葉を1つだけご紹介。

お願いできればと思います

相手へのお伺いを立てながら
お願いをする言葉です。

お願いするときの言葉の選び方

お願いする際の言葉の選び方や言い回しは
「相手との関係性」「お願いする内容」
「前後の言葉の流れ」で決めていきます。

相手との関係性

当然目上の方であればあるほど
丁寧な言葉を使うべきです。

また初対面など関係がまだ薄い場合も
丁寧な言葉を選びましょう。

お願いする内容

お願いする内容が具体的に決まっているときは
そのことをしっかりと伝える方が
相手に親切です。

前後の言葉の流れ

「お願い致します」が連続で続いてしまっている場合
文末を「お願い致します」、次を「お願いします」
に変えるなど、みやすさの工夫も必要です。

みやすさの視点でいくと漢字を使うか
ひらがなで送るかという問題もあります。

ご対応の程 or ご対応のほど
お願いいたします or お願い致します

などです。

これも全体のメールのみやすさで考えます。
漢字が多いと、どうしても固い文章のイメージを
与えてしまうことが多いので
全てを漢字にすれば良いというわけではありません。

お願いする際のコツ

お願いするときの言葉を
ここでまとめてきました。

ただ、本当に大切なことは

お願い=相手の時間を奪う

ということをどれだけ理解した上で
相手にお願いしているのか
ということです。

とりあえずお願いしよう
みたいな気持ちで
表面で綺麗な言葉を並べても
いつかはバレます。

どんな言葉を使うにしても
気持ちを込めてお願いするようにしましょう。

それだけ、相手もあなたからの
お願いを快く引き受けてくれるか否か
大きく変わってくるはずです。

お願いするときの言葉や言い回しで
相手の受け取り方も変わってきます。

だからこそ、お願いするときの
言葉選び・言い回しは大事なのです。

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