「面接で志望動機がまとまりません」
「御社に貢献したいと言いたいが、どんな貢献ができるかわかりません」
「給料面や休日の条件がよかったと志望動機を書くのはマイナスでしょうか?」
このような疑問はありませんか?
多くの場合転職は、前の職場に不満があって転職するので、強い志望動機を書くのは難しいですよね。
この記事では、営業職への転職を考えている初心者へ向けて、「面接時にいうべき志望理由」について説明します。
この記事を読めば、転職面接で通りやすい志望動機が作れます。
営業特化型の人材支援会社を経営している、転職のプロの私が記載しました。
志望動機で伝えるべきこと
営業への転職面接において、「なぜ志望したのか?」は必ず聞かれる質問です。
次の点を盛り込んで答えられると面接に通りやすくなります。
①自分が何をできるのか(経験)
②営業経験
③モチベーション
具体的に見ていきましょう。
①自分が何をできるのか(経験)
「働きたい」だけではなく、「どんなことができるのか」が志望動機に必要です。
「技術的にもすぐ戦力になり、前職の知識も生かせる」
と伝えましょう。
たとえば、これまでやってきた業界の経験、どんな知識を持っているかを伝えます。
次の内容は、ITエンジニアが、IT業界の営業に転職する場合の例です。
できること:
エンジニアとしてコンピューターに詳しいため、前職の知識を生かして、より現場に適したエンジニアの派遣提案ができます。
業界の経験:
IT業界では営業がどのような働きをしているのか、エンジニアの立場から常に見ていました。
IT業界で営業をするにあたり、現場目線にたった提案のできる経験を積めたと思っています。
このように、
「自分が見てきた世界はこんな世界です。だから御社の世界では、それを生かして貢献できます」
と言われれば、採用側の納得感は大きくなります。
②営業経験
営業の下地があると伝えよう
営業の面接では、あなたは営業できそうだなと思わせましょう。
たとえば、
『前職はエンジニアではありましたが、営業に
現場で仕入れた、お客さんがお困りの情報を提案していました。
「3ヶ月後に始まる予定の、C言語を用いた新プロジェクトで人が足りないと言っています。
自社のC言語のできるエンジニア派遣を提案するチャンスです。」』
と言った具合です。
挨拶できますは当たり前
- 挨拶できます
- コミュニケーションとれます
- 返事できます
は当たり前のことです。
営業経験として、伝えるにはもう一工夫必要です。
日常で行うことは営業につなげられる
営業未経験で語ることが思いつかないのであれば、日常で行っていることを語るのもよいでしょう。
たとえば、
アルバイトで飲食店の接客。
お客様の様子を見ながら、「もう一杯いかがですか」と提案したり、
お子様がいたら、取り皿を提案したりすることも営業活動です。
そういった工夫や習慣は、営業も一緒です。
営業は人を動かすことです。
これまで自分が重ねてきた経験の中で、伝えられることを探し、
「この人は営業未経験だけど、成果が出せそうだな」
とイメージを持ってもらいましょう。
チームで協力できることを伝えよう
その会社のルールで営業ができるのかも、採用側に伝えると有利になる点です。
なぜなら、多くの会社が求める営業は、皆で仕組みを作って売っていける営業だからです。
たとえば、セールスフォースには「チームセリング」という言葉があります。
「一人で売るな、チームで売れ」という意味です。
一人で売れる営業は不要で、皆で仕組みを作っていける営業が、会社から求められる営業です。
クラウド上で管理される営業支援や顧客管理のためのコンピューターシステムです。
セールスフォースでは、チームセリング設定を有効にすることで、商談に関する情報を複数の人と共有することができます。
しかし、完全歩合制の会社の場合は、逆に自分一人で成果を出せるとアピールしましょう。
完全歩合制は、周りに関係なく、自分一人で稼ぐ営業だからです。
③モチベーション
モチベーションの高い人と皆働きたいと思っています。
志望動機には、なぜがんばりたいのか、しっかりと言葉として伝える必要があります。
たとえば、
「以前営業の人に助けられた経験があり、感動して自分も同じように助けたいと思うようになった」
でもいいでしょう。
「御社の製品に感動して、それを世間に伝えたくなった」
場合、どのような場面でどう使ってなぜ感動したかが、相手に納得できる形で伝われば
「モチベーション確かにあるな」
と思ってもらえます。
モチベーションの高い人が好まれる理由は、モチベーションが高いと、周りによい影響を与えるからです。
仕事でうまく成果がでないとき、
「自分もまだ成果がでていないけど一緒にがんばろう」
と言ってくれる人に囲まれる環境と
「私も成果がでていないので、もうだめだよね」と言われる環境。
明らかに、モチベーションの高い人に囲まれる環境の方が、
やる気が上がるのはわかっていただけると思います。
志望動機で言ってはいけないこと
ついつい言ってしまいがちですが、言ってはいけないことを取り上げました。
①何かをください
②条件を理由にした志望動機
①何かをください
何かをくださいと言ってはいけません。
「会社として支援はするが、勉強させるために採用するわけではない」からです。
- 成長ができると思ったので
- コミュニケーション能力が身につくと思ったので
がよく挙げられます。
他社の採用担当と話になったときに聞いた話ですが、
「営業力を上げようとして入社する人は、経験的に大体伸びない」
と言っていました。
売上を上げるために雇おうとする会社に対し、
「勉強するんだ」という意識の転職者には大きなギャップがあります。
場合によっては、入社後に「何も教えてくれない」と憤る転職者さえいるかもしれません。
②条件を理由にした志望動機
雇用条件がよいことを理由にした志望動機は避けましょう。
- お給料が高い
- 残業が少ない
- 人間関係がよいと聞いた
などです。
欲しいものが手に入らなかったら、次の会社に行くと思われてしまうからです。
会社のビジョンや理念など、深い部分とつながっていると思われないと、
早期退職されると思われてしまいます。
もちろん、大事な部分ですが、最優先に聞こえないように注意しましょう。
「あなたにお金を払うためにこの会社を作ったわけではない」
と言われてしまうからです。
早期退職やビジョンなどは、退職理由を作る時にも考える要素です。
深掘りする際にこちらの記事もご覧ください。
なぜ志望動機を聞きたいのか?
採用面接では、なぜ志望動機を聞いてくるのでしょうか?
理解をすることで、よい志望動機を作るヒントになります。
不安を払拭したい
採用側が志望動機を聞きたい理由は、不安を払拭したいからです。
その会社で働きたい理由が語れなければ
- 本当にこの人はうちの会社で働きたいのか?
- すぐに辞めてしまうのではないか?
という不安が拭えません。
まとめ
いかがでしょうか?
「私はあなたの仲間になって、一緒に成果をだしていき、
世の中を変えていき、御社のお客様を幸せにしていきたい。
そんな気持ちを持っているから採用してください。」
と言えるのがベストですね。
今回の内容を一枚の画像にまとめました。
私の記事が少しでもあなたの転職の役に立つことを願っています。
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