
「面接で退職理由を質問された際の、返答に悩んでいます。」
「転職理由が思いつきません。面接時にマイナスになることを正直に答えるのはありですか?」
「退職理由は、正直に話すべきか、何か無難な理由の方がいいのでしょうか?」
このような疑問はありませんか?
不満があって退職する人がほとんどなので、理由を正直に言っていいか迷いますよね。
この記事では、営業職への転職を考えている初心者へ向けて、「面接時にいうべき退職理由」について説明します。
この記事を読めば、転職面接で通りやすい退職理由を考えられるようになります。
私は自社で採用担当も経験しているので、信憑性は高いです。
退職理由で伝えるべき内容
退職理由で伝えるべき内容は次の2つです。
①なぜ退職(転職)しようと思ったか
②理由が次にどのようにつながるか
詳しく見ていきましょう。
①なぜ退職(転職)しようと思ったか
本音を伝える
退職理由は、辞めたいと思った理由を素直に伝えてください。
綺麗な退職理由を伝えると
「そうはいっても本音は違うよね」
と疑われてしまうからです。
たとえば、私が転職活動をはじめたときは、
「人間関係でうまくいかなかったので、辞めることを決意した」
と伝えました。
綺麗すぎない退職理由を伝える
しかし、ただ本音を伝えるだけの退職理由も理解してもらえません。
そこで、綺麗すぎない退職理由を伝える必要があります。
綺麗すぎない退職理由とは
具体的な事例を伝え、相手にイメージさせた結果、
「それだったら、わかるな、仕方がないな」
という気持ちにさせる理由です。
私の場合は、『
- 会社の「売り上げをとにかく作ってこい」という方針と
- 「まだサービスができあがっていない中でプロダクトを作っていこう」という方針
の間でギャップを感じて、
正直、この上司と合わないなという気持ちを持ったので、
今回退職することを決意しました。』
という話をしました。
理想を伝えよう
退職理由には、自分の理想も伝えましょう。
なぜなら、目指すべき物とのギャップが見えないと、単なる不満や愚痴に聞こえるからです。
不満や愚痴は、
- 面接で言っても仕方ない
- 面接官は友達ではない
からです。
たとえば、
『私はプロダクトを成長させて、お客さんを満足させたい。
その結果として売上、成果が上がっていく
そんな仕組みを作っていきたいなと思っていました。』
『しかし、会社から、言われていたのは
「とにかく売り上げを作ってこい」だけです。
そのため、転職を決意しました。』
これであれば、
「自分の理想と現実のギャップがあった、だから転職しようと思った」
と伝わります。
問題にどう改善をしたのか伝えよう
さらによりよくするには、自分は問題に対して、どんな改善をしていったのかも伝えましょう。
言わないと、理想と違うとすぐに逃げ出してしまう人物だと思われてしまうからです。
たとえば、
「上司や先輩に投げかけて相談もしましたが、なかなか受け入れてもらえず、
関連したメンバーを巻き込めましたが、
社長の鶴の一声で駄目になってしまいました。
そこで、私は転職を決心したのです。」
このように伝えられれば、
「なるほどね」
となりやすいでしょう。
ポイント②理由が次にどのようにつながるのか
転職に成功した後に、
- 自分はどういうことをしたいと思っているのか
- どうなっていきたいと思っているのか
ビジョンを語りましょう。
理想があって、実現のために
転職後に辞めずに頑張る理由として、
「会社のビジョンと自分のビジョンで重なっている部分があるから、私は御社でがんばれます。」
と相手に伝わるからです。
ポジティブに語るビジョンの代表例
語るビジョンとしては、次の様な物がよく挙げられます。
- 成長
例)営業マンとして、人として成長したいです。
- やりがい
例)営業戦略を自分で考えることにやりがいを感じます。
- 評価(稼ぎ・役職)
例)今いる会社では、最短で行くことが可能な役職まで昇進できました。
しかし、それ以上は役職が埋まっておりなれませんでした。
さらに上に立てる将来性のある会社で働きたいです。
- 将来の目標(独立)
例)独立をするために、御社で貢献することを通して、自分の糧にできると思いました。
辞めることを前提に入社するのは通常マイナスイメージですが、
重なっている期間にお互い幸せになれることが伝われば問題はないと考えます。
ネガティブに語るビジョン
実際は同じ内容を意味していても、表現の仕方一つでネガティブに聞こえます。
次の様な内容にならないようにしましょう。
- 人間関係
例)上司と意見を衝突させて、嫌だったので転職します。
- 評価が不満
例)正当な働きをしているはずなのに、まったく評価されずに嫌になりました。
- 商材やサービス、価値観の不一致
例)何度受注に成功しても、製品の質が悪く報われないので、さらによい商品の会社へ転職したくなりました。
このように、ネガティブだけでは愚痴をこぼしているように思われるので、
ポジティブな側面として、その経験を踏まえて自分はどうなっていきたいのかを
伝えていただければと思います。
面接官はなぜ聞きたいのか
採用側は、なぜ退職理由を聞きたいのでしょうか?
これを理解することは、よい退職理由を書くことにつながります。
退職理由を聞きたい理由は、同じような不幸が再度起きないかを不安に思っているからです。
聞きたい理由①すぐに辞められると困る
聞きたい理由②他責傾向があると困る
聞きたい理由①すぐに辞められると困る
採用側からすると、人が辞めてしまうのは嬉しくありません。
転職者が早期退職者(ジョブホッパー)だった場合、将来的にまた転職されてしまうと思ってしまいます。
コロコロと会社を早期で変えている人を意味します。
面接官からは、うちの会社も早期退職しないかと不安に思われたり、
組織になじめない人なのかと思われたりしがちです。
聞きたい理由②他責傾向があると困る
「本当に転職しなければ解決できない問題なのか?」
を通して、あなたが、
「他責傾向があって、すべて会社のせいにしてしまい、会社を辞めようとしているのか」
どうかを見極めています。
他責傾向のある人は、営業としても成功しづらいと考えているからです。
「自分に悪い所があって、それを修正していこう」
という気概がないと営業の成功は難しいのです。
特にビジョンを「成長」で伝えた場合、
「皆成長したいと思っているし、今の環境でも成長できないわけじゃないでしょ?」
と思われてしまう危険性があるので、しっかり今の会社で取り組んで来たことも伝え、
自分ができることはやっていると伝えましょう。
▼他責傾向やジョブホッパーについて、あなたも該当する場合、次の記事も読んで準備しましょう。
まとめ
いかがでしょうか?
転職するからには不満があるはずで、
その不満をポジティブに表現して伝えることが大事だとわかっていただけたかと思います。
今回の内容を一枚の画像にまとめました。
私の記事が少しでもあなたの転職の役に立つことを願っています。
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