- 営業で成果がでなくて辛い
- どうしたら良いのかわからない
このような「売れない」に関する悩みありませんか?
営業の悩みは成果がでないことにつきます。
この記事では、売れる営業になるために、徹底して欲しい「返事」についてお伝えします。
営業代行として独立し働いている「営業のプロ」の私が記載しました。
売れない営業マンシリーズの3部作の1つとなっており、今回のテーマは「返事」です。
売れない営業マンは返事をしない
あなたは名前を呼ばれたら返事をしていますか?
仕事をお願いしやすい人を想像してみてください。
返事の早さ・正確さがとても大切です。
というのも、声を掛けられる理由は、何かしらあなたと接点を持ちたいから。
その接点の始まりが返事や挨拶です。
その入り口でつまづいてしまうと、その後広げることは難しくなっていきます。
単純な例を挙げると、朝会社に出社したとき
そう告げて返事がなかったら、その人に負の感情を抱きますよね。
仮に「朝の挨拶なんてそんなものだろ」と思ったとしても、間違いなく、次の雑談に発展することはありません。
ましてや、
と名前付きで言われて、返事がなかったり、遅かったりしたら会話が始まらないでしょう。
もう一度お伝えしますが、接点の始まりが返事や挨拶なのです。
その入り口でつまづいてしまうと、その後広げることは難しくなります。
もし、その場・そのときは良くても、それが積もっていくとあなたに声さえかけてもらえなくなります。
返事はそれだけ大切なのです。
売れない営業マンができていない返事2つのコツ
では、どんな返事をすればよいのか。
そのコツは、返事の早さと正確さです。
①返事の早さ
②返事の正確さ
コツ①返事の早さ
コツは返事をとにかく早くすることです。
具体的には、営業においてどのような場面で返事を早くするとよいか挙げてみます。
- 名前を呼ばれたときの返事
- メールの返事
- 質問の返事
- 依頼の返事
このような場面で返事を意識しましょう。
とにかく早くすることが大切です。
素早く返信するための3つのTIPS
漠然と「早く返事をしよう」と言われても、「性格的にそれができなくて困っているんだよ」と思われるかもしれません。
次のTIPSを使うことで、面倒だと思うことが減ったり、ルール付けがされて迷いが減ったりして習慣化しやすくなるはずです。
ご紹介します。
ここでは特に「メールでの返事」に焦点を当ててご紹介いたします。
①メールを受け取った旨だけ返す
②メールチェックする時間を決めておく
③定型文を省くか、スニペットに登録しておく
TIPS①メールを受け取った旨だけ返す
まずは、一次回答だけすればよいと認識しましょう。
素早く返信するのだから、当たり前では?と思うかもしれません。
ですが、「完璧な返事を書きたい」「調べてから返事したい」と思う人は案外多いです。
まずは、メールを受け取った旨や、後ほど返事する旨などで問題ないと認識しておきましょう。
もちろん、人によっては細かいタイミングのメールを嫌う人もいるかもしれません。
早く一次回答することを意識して実行し、相手の対応をみて、今後も継続してすぐに返事をするか決めましょう。
TIPS②メールチェックする時間を決めておく
メールをチェックする時間を決めておきましょう。
忙しくて思い通りにいかないタイミングもあるかもしれません。
しかし、18時には毎日1回チェックする、帰社したタイミングで必ずメールチェックするなど決め事があると習慣化しやすいはずです。
一度習慣化すると、チェックしないと落ち着かないくらいになるものです。
お客様にも、「返事は1日1回くらいになります」などと伝えやすくなります。
TIPS③定型文を省くか、スニペットに登録しておく
メールを記載する上で、LINEのようにスタンプ1個で「OK」などと送れれば気楽ですよね。
さすがに、お客様相手にそのようなメールは送れませんが、毎度同じ部分は省いたり登録したりしておくと非常に楽です。
パソコンではスニペットと呼ばれる定型文を登録しておく機能があります。
所定のボタンを押すことで、登録した文章の一覧が表示され、その中から1つをクリックすることで、その文章がすぐに入力されます。
例えば、下記の文章を登録しておけば、「様」の前にお相手の名前を入れる以外は、文字入力の手間が省け、本文を記載すればよいだけです。
様
いつもお世話になっております。
△△株式会社の○○です。
以上、よろしくお願いします。
会社のパソコン利用ルールなどもあるかと思うので、推奨するわけではありませんが、一つ「Clibor」という履歴管理ソフトを用いると、スニペット入力機能をパソコンに追加できますので、ご紹介しておきます。
ご興味が湧いた方は、下記のリンクからダウンロードしてご利用ください。
▼クリップボード履歴ソフト
▼「もっと営業メールについて知りたい!」とご興味をもったあなたに、この記事は刺さるはずです。
【売れる営業のメール】メール営業で必ずおさえておくべき書き方とコツ
コツ②返事の正確さ
そして、もうひとつのコツが正確さです。
正確さとは相手の期待に応えること。
期待に応えた返事でなければ結局は肩透かしとなってしまいます。
それでは意味がありません。
例えば、急ぎの注文を受けた場面を想像してください。
これに対し、コツ①でお伝えしたように、まずは早く返事をすることが大事です。
もちろんです!すぐに手配準備しますね。
となります。
ここまでは最高の応対ですが、このような残念なケースになってしまうことありませんか?
手配準備中に、明日の期日までには5個しかご用意できないことがわかりました。
まずは、5個お渡しした後に、準備でき次第残り5個を送らせていただきますね。
いくら対応が早くとも、正確でない返事をされると、期待していた分お客様はがっかりするでしょう。
確実に納品できるかわからないのであれば、1回目の返事は「準備できるか確認します」で問題ありません。
このような事にならないために、「正確さ」も意識しましょう。
積み重ねが仕事を生む
売れない営業マンは返事をしない
売れない営業マンができていない返事2つのコツ
・①返事の早さ
・②返事の正確さ
素早く返信するための4つのTIPS
・①メールを受け取った旨だけ返す
・②メールチェックする時間を決めておく
・③定型文を省くか、スニペットに登録しておく
改めて「売れない営業マンは返事をしません」。
したとしても、そのタイミングは遅いです。
あなたはこの記事を読んで、自分が返事を早くできていると思いましたか?
まずは、自分の状態を自覚することが、改善への第一歩となります。
自覚した上で、早さと正確さを意識します。
返事はこの2つを意識して取り組みましょう。
その積み重ねが仕事を生むのです。
売れない営業マンができていないシリーズは他にも執筆しました。
もし、売れなくて悩んでいるなと思う場合に、必ず参考になります。
ご覧ください。
▼早く返事をする!に通ずるものがありますが、よりスピードに特化した内容です。
▼多くの営業マンは「こんなこと聞いたら・・・」と思い聞けません。
その不安を払拭できる記事になっています。
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