今日は「ルーティン」についてです。

ルーティンはちょっと前、ラグビーの五郎丸選手がボールを蹴る前のルーティンからより注目度が上がったように思います。

このポーズですね。笑

スポーツではこのルーティンの大事さは前々から言われていて、野球で言えばイチロー選手が打席に立つ前やそもそも練習でもルーティンを大事にしているという話は有名な話です。

スポーツに限らずルーティンは大事で、ビジネスや仕事においても重要度は同じです。そこで、今日はルーティンについて考えていきたいと思います。

ルーティンが生み出す効果

ルーティンが生み出す効果を一言で言えば、「集中できる」ということです。

高学歴芸人のロザンの宇治原さんは、大学の受験勉強を行っていた時、1日のスケジュール=ルーティンを決めて、そのルーティン通りの生活をしていたそうです。決めたルーティン以外のことはやらないと決めて、実際に実践していたそうです。

また村上春樹さんもルーティンを決めて執筆活動をされていたと、自著で書かれています。

午前4時起床
5~6時間の執筆
午後には10キロ走るか1500メートル泳ぐ(あるいは両方)
本を読み音楽を聴く
午後9時就寝

引用:人間は習慣の動物。村上春樹の執筆ルーティンに学ぼう。

このようにルーティンを決めることのメリットは「考える時間をなくせること」と「集中できる」ということです。

考える時間をなくす=決断・意思決定の回数を減らすということです。

FacebookのCEO、マーク・ザッカーバーグは、同じ服を何着も持っていて、それを着回していたという話は有名な話です。スティーブ・ジョブズや一般相対性理論のアインシュタインも同じことをしていたと言われています。

このことについてザッカーバーグはこのように語っています。

僕は社会への貢献に関係しない決断はできるだけ下さないようにしている。実はこれは多くの心理学的な理論に基づいていることで、何を食べるか、何を着るかなどのたとえ小さな決断でも、繰り返し行っているとエネルギーを消費してしまうんだ。日々の生活の小さな物事にエネルギーを注いでしまうと、僕は自分の仕事をしていないように感じてしまう。最高のサービスを提供して、10億人以上もの人々を繋げることこそ、僕のすべきことなんだ。ちょっとおかしく聞こえるかもしれないけど、それがぼくの理由だよ。

意思決定・判断には時間もエネルギーも使います。つまり、不必要に”決める”ということが増えれば、自分が集中すべきことに意識を持っていくことができなくなってしまうのです。

だからこそ、ビジネスパーソンもルーティンは非常に重要で、ルーティンを使うことで脳へのストレスを減らし、自身が集中できる環境・状況を作るための一助になるのがルーティンなのです。

人は習慣の動物である

アメリカの思想家 ジョン・デューイ氏が残した言葉です。

人の生活を追っていくと、約90%が同じ行動を繰り返しているという調査があるそうです。

つまり、人は放っておいても自然とルーティンが形成されているということです。デューク大学の学者が2006年に発表した論文によると、毎日の行動の40%以上が、「その場の決定」ではなく「習慣」だという結果も発表されています。また、脳科学では人間の行動の95%以上は無意識と言われています。つまり、ちゃんと自分で決断している行動は約5%しかないということです。

つまり、 今ビジネスや仕事をしていて出ている成果は、ルーティン・習慣の結果ということです。 

例えば、今1,000万円の売上が月の売上の平均の営業マンは、日々の習慣から生み出される結果が1,000万円の習慣・ルーティンを日々行っているということです。営業として、ビジネスパーソンとして成果を出すためには、無意識行動の生産性を高めないと全体の生産性は上がらないということです。

そして、もう1つ大事なことは「習慣は無くせない」ということです。人は習慣の生き物なので、習慣をなくすことはできず、無くそうとしてもまた別の習慣が出来上がってしまうということです。

つまり、良い習慣をいかに作るかが、生産性をあげる唯一の施策ということです。

成果を出したければ、特別な施策ではなくルーティンの見直しが必要

習慣が生まれるには3つのステップを通して実現されると言われています。

習慣化への第1段階:きっかけ

トリガーと呼ばれるもので、日本語で言えば「引き金」です。梅干しを見たらよだれが出る、というのは人間が持っているトリガーです。このトリガー=きっかけに反応して、人はルーティンが発動します。

習慣化への第2段階:ルーティン

トリガーに反応して、慣習的にやってしまう行動や考えがルーティンです。

習慣化への第3段階:報酬

ここで指している報酬とはお金のような目に見えるものではありません。簡単に言えば、「心の満足」です。このルーティンをやることで精神的に満足度・幸福度が上がる状態になるということです。

習慣化は3つの流れを強くすることで形成される

習慣化はこの3つのステップを繰り返し行うことで形成されていきます。つまり、習慣を見直すためには「きっかけ」「ルーティン」「報酬」を見做すことが求められるということです。

良いルーティンを作るには、必要なタスクを洗い出すことから始める

大谷翔平選手で一躍注目を集めた「オープンウィンドウ64」をご存知ですか?

画像引用:原田メソッド

このシートは非常に素晴らしくて、そこから何をすべきか、今何をやるべきかが見えてきます。

ただ重要なのは、この64マスを埋めることではなく、埋めた後に自身のルーティンに落としこむことが大切なのです。

私はこの「オープンウインドウ64」を作った原田メソッドの認定パートナーになっていますが、そこでも同様のことが言われています。そして、この「オープンウインドウ64」を作ったら、ルーティンチェック表を作るのが、原田メソッドでも実施していることです。

そして、裏を返せば、 ルーティンの内容は思いつきではなく、今の自分に必要なことから逆算して設定することが重要ということでもあります。 繰り返しですが、人間は習慣の生き物なので、放っておけば、また自然と違ったルーティンが生まれていきます。そして、その自然と生まれたルーティンは自分が楽をできる習慣になっているケースがほとんどです。

ルーティンを決めたら21日は継続しよう

行動心理学「インキュベートの法則」をご存知ですか?

インキュベートの法則とは「21日間継続した事は習慣化する」という法則です。

つまり、新しい習慣を身につけるためには、ルーティンの見直しを行い、あとは決めたら21日間継続することが大事ということです。

ルーティンは定期的に見直そう

このルーティンの見直しは、本当に定期的に行った方が良いです。

先ほどお話をしたように、基本的に人の生産性は日々のルーティン・習慣で決まります。良い成果が出せていない人は、日々無意識にやってしまっていることが成果に繋がっていない可能性が高い=悪い習慣を継続してしまっているということです。

ルーティンの生産性を上げるためには

  • やる内容を見直す
  • やる順番を見直す
  • やる方法を見直す

「内容」「順番」「方法」この3つの見直しです。そして、これらを構築するための方法が、大谷選手が行なっていた「オープンウインドウ64」ということです。

仕事の成果を決めるのはルーティンである

繰り返しですが、人は無意識の行動が大半を占めています。言い換えれば、無意識にでも行動・思考できてしまう怖さがあるということです。

その無意識をコントロールするのがルーティンであり、習慣です。

このルーティン・習慣を良いものに変えることができれば、ビジネスの成果は確実に上がります。是非今自がやるべきことから逆算して、ルーティンを組み立ててみてください。

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