「営業をやっていたからこそ、身についた・学んだスキルは何ですか」
この質問を聞いて、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか。様々な答えがあると思います。どのくらいの期間営業に従事してきたか、周りの環境がどのようなものなのかによっても身についたもの、学んだものの答えは変わってくるでしょう。
そこで、今回は新卒1年目の営業マン・営業ウーマン100人に”営業をやっていたから身についたスキル”をアンケートしてきました。
新卒1年目で営業に配属。社会人としてのスキルだけでなく営業としてのスキルも求められる中、右も左も分からずにがむしゃらに営業を頑張っていることと思います。日々トライ&エラーを繰り返すうちに、知らず知らず身に付いたスキルが数多くあるはずです。これから、営業で学んだ・身についたスキルのランキングをご紹介していきます。
営業で身につけたスキルランキング第1位:コミュニケーション能力
コミュニケーション能力が上がったと答えた方は全体の71%でした!
営業をしていれば当然、たくさんの人と話をします。また対面だけでなく、電話・メール・手紙・SNSなど、数多くのコミュニケーションを取っています。だからこそ、このスキルが高まるのは当然だと言えるでしょう。
全てはコミュニケーション能力だと思います。お客さまに信用して貰うことも大事ですし、一緒に働く同僚との関係も大事です。農機具販売では営業は専門的な修理は出来ません。自分が出来ない事を修理専門スタッフに頼む際も、気持ちよく助けて貰うようにコミュニケーション能力はとても大事です。
人との、コミュニケーションの取り方。話の聞き方や話し方。相手に伝える能力。
その人その人によって対応や話し方を変えないといけなかったので、コミュニケーションを円滑に進める技術が学べたと思います。
達成する為の粘り強さや諦めない力が身につきました。一番はコミュニケーション能力です。相手がどう考えどう行動しようとしているか見極める洞察力も少なからず得たと思います。
トーク力、理論的に物事を考える力、マルチタスク能力、事務スキル、勉強面での力、ストレス耐性など。得たものは多かったです。
得意先の方とのコミュニケーション能力や社会人としてのマナー、そして何よりどうすれば商品が売れるかというプレゼンテーション能力は身に付いたかと思います。
電話応対や、言葉遣い、身だしなみ、売り上げに対してのアプローチの仕方(商品の詳細、展示のされ方などの分析力)です。
丁寧な言葉遣い、コミュニケーション能力、そしてなにより表情の使い方だと思いました。表情ひとつで人の印象がガラリと変わることを実感しました。
またコミュニケーションをとる相手によって、日々の対応も変わります。その対応を使い分けることができるようになったという声もありました。これは相手に合わせてコミュニケーションが取れるようになったというのも、非常に大事なコミュニケーション能力です。
1番はコミュニケーション能力です。幅広い人種が利用されているので、その人に合った対応の仕方を身に付けることができたと思います。
話の引き出しを多く持つ事で、どんな年齢の方とでもコミュニケーションが取りやすくなるという事、チームで一つの目標に向かう事の難しさや、達成した時の嬉しさを学びました。また、年功序列・しつけを大切にする社風だった為、礼儀作法や敬語も身に付きました。
一番は、上司を上手く使うこと。また、上司とのコミュニケーションです。それに伴って数字へのこだわりや、責任感が増しました。
コミュニケーション能力は徐々に培われました。上司、同僚、違う部署の人、年配の人、いろんな年齢、立場の人と話すことで、視野が広がりました。
ただ勘違いして欲しくないポイントとして、営業=話し上手でなければいけないという偏見は不要だということが挙げられます。今回アンケートに答えてくれた人の中にはこのような回答がありました。
- 社内への根回しの重要性
- 上司への媚びへつらい方
- 嘘のつき方
- 空気を読まない力
- 意見の通し方
- 多少怒られても凹まない強い精神力
確かに営業をしていればうまくいかないこと、人を巻き込まなければいけないことがあるのは事実です。しかし、こういった嘘をついたり、ごまかしたりするというのは営業の本質ではありません。こういったことを強要してしまっている会社・組織に問題があります。
▼人が嘘をつく理由についてはこちらで解説しています。
キツい営業ノルマに苦しむ営業マン20人にインタビューしてわかった営業のノルマの実態
ちなみに、営業の本質はこの一言にまとめることが出来ます。
何故なら、営業は人と人との関わりなので、そこで成功したという事は「自分自身」を買って頂いた事に等しいからだと思う。
このことを1年目で気づき、理解してくれる子がいることは嬉しい限りです。
営業で身につけたスキルランキング第2位:精神的な強さ
続いては12%で、精神的な強さがランクインです。
ただこの回答が2位になってしまうことに、営業の実態が現れているように感じます。今回いただいた声はこちらです。
忍耐力を得ました。先輩に怒られる回数も多かったので理不尽なことでもとにかく耐えて、これが社会に出るというものなのだと学びました。
忍耐力と相手の反応を見て言動を起こすことです。また、不動産で得たことは、過剰な干渉は人を追い詰めるということは身をもって学びました。
営業は結果が全てですので結果を出せばだれも文句は言いません。結果を出せば文句を言わせないというようなある種吹っ切れた強い心が育ちました。
一番得たものは根性です。世の中の怖いものがかなり減ったと思います。人見知りもほとんどしなくなりました。
忍耐力が一番です。やはり、色んなお客様がいる中でクレームもお客様の声の一つとしてしっかりと受け止めることで忍耐力がつきました。嫌なことばかりではなく、営業は人との出会いコミュニケーション能力が向上しました。色んな人の人生経験や考えを聞けるいい機会にもなりました。
あきらめない気持ちが強くなりました。 続けていれば結果は出るということがよくわかりました。 人はひとりでは生きていけず、助け合いの下で成り立っているということか実感しました。 営業をしていていたことでコミュニケーション能力は高くなりました。
得たモノも多かったです。社会の厳しさを見に染みて感じました。そして、人間の汚さもたくさん見てきたので、ちょっとのことでは、動じない精神力を身につけられました。
悲しいことですが、営業=我慢する仕事、営業=耐える仕事という偏見は今は事実であり、こういった営業を強いている会社も多いということです。
営業で身につけたスキルランキング第3位:自立心
第3位は7%で自立心です。
どんな仕事でも自立心を持つことは大切です。仕事の基本でありながら、意外と上司頼み、先輩頼みの人が多い中で”自立できた”と思える気持ちを持っていることは非常に大切なことです。
自分の力で成果を勝ち取るという思想です。 営業はプロセスがどうであれ、結果を出していれば評価されるからです。
何か障害にぶつかった時に、誰かに何かをしてもらうのではなく、自分で切り抜けるためにどうすべきか考える力。
自習学習能力です。新人で何もわからないまま説明するのにあたふたしててはお客様の不安も高まりますし、色々知識を深めなくてはと、片っ端から勉強はしました。勉強というよりかは、先輩を見たり、聞いたりと自分にないものを取り入れなくてはと思いました。言われなくても、いいと思ったことはメモしたりし、その日のうちに学習しました。
自分を客観視し良い方向に変えていく力、経歴に関わらず出来る人からは謙虚にアドバイスを求め、上手くいっている人の行動から学ぶ力。
相手の思う事を先回りして行う観察力、目標達成までの逆算方法のたて方、職場、お客様とのコミュニケーション力、騙されない力だと思います。どの会社もボランティアではないので、数字を追うのは当たり前、営業を通してそう考えるようになりました。その考えが常に頭にあるので、自分がお客さんの立場になった時は、この営業さんにもノルマがあって今日決めないといけない状況なんだろうなと思うと、誘惑に惑わされないで自分の意思でしっかり決めようと思うようになりました。
この自立心は今後より求められます。副業解禁が進み、会社へ依存した生き方がこれからどんどん難しくなります。だからこそ、自立心を持つことは非常に大事なことです。
営業で身につけたスキルランキング第4位:ヒアリング力
営業で大事なことは、何を話すかよりも何を聞き出せるか、聞ける関係を築けるかです。
ただ1位のコミュニケーション能力と重なる能力ではあるものの、プレゼンスキルや話すスキルばかりに意識がいってしまい、この順位が低いのは少し残念です。
傾聴力です。売り込みたいという気持ちの前に、相手が何を求めていて、なぜほしいのか、いつほしいのかなどといった情報が無ければ、適切な提案ができず、結果的に売れないということにつながります。そのため、自分の話をするまたは自分のサービスや商品を売り込む前に、相手の話を聞くことを徹底していました。
自分が満足する資料を作成しても何の意味もないこと、相手が満足する資料作成プレゼンをしなければ契約に繋がらないため、以下に相手のかゆいところを探るかそういったヒアリング力です。
▼ヒアリング力について詳しくはこちらで解説しています。
営業ヒアリング力を格段に向上させるたった1つのコツと7つのアクションと4つの質問フレームワーク
営業で身につけたスキルランキング第5位:計画性
最後はこちら。営業にとって1番のリソースは時間です。しかし、1日は24時間しかありません。この限られた時間を最大限、効果的に使うスキルは今後を見据えても非常に重要なスキルです。
営業で得たものは、計画的に仕事をこなすことの大切さです。行き当たりばったりで仕事をしてもうまくいかないのは当然で、計画的に、コツコツ行うことが大事だと思いました
どうしたら、目標を達成することができるかを試行錯誤しながら行うことができ、自分流のやり方を試したり、ロープレを通して他の人の真似をすること。
営業で身につけたスキルランキング番外編
このような答えもありました。
得たモノは何もない。本来、自分が持っているモノがたまたま当てはまり、結果が出ているだけ。成果が半年以上でなければ他に道を探した方が良い。
こう感じている営業職1年生はいると思います。ただ、営業をやっていて何も身についていないということはありえません。むしろ、そういった営業の使い方をしてしまっていることが問題です。
新卒1年目の子が1年間で身につけたスキルを整理してみて
自分が成長した思う営業スキルをアンケートをしてみた結果、改めて感じることは営業スキルが体系化されていないという事実です。また精神論が多いということです。
営業は日々の商談やルーティンをこなしていると、なんとなく1日が過ぎてしまう仕事でもあります。また、日々人と話す仕事でもあるため、なんとなく成長している、なんとなく何かができるようになっていると感じられてしまう仕事でもあるのです。
営業の仕事を”なんとなく”で日々を過ごしてしまうと、結局”なんとなく”できたつもりになり、”なんとなく”成果が出て、”なんとなく”1年間が終わってしまいます。新卒1年目は目の前の仕事をこなすことで精一杯だったかもしれません。ただ、2年目、3年目とこれからキャリアを積み重ねていくこれからは、日々を”なんとなく”ではなく、意図をもって、自分の動きを検証・改善をして営業生活を過ごして欲しいと切に願います。
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【結果が出るリスト作り】営業前に絶対にすべき行動とは?! – YouTube
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営業マンとして成長する最も効果的な方法は 「できる営業マンの真似をする」ことです。
しかし、自分の周りを見たときに 素晴らしい営業マンがいなかったり他社の営業マンの良いところを 学んだりできないので営業マンとしての成長が遅れてしまうのです。
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自分だけでやろうとすれば 成果を出すのに、時間が掛かります。
だからこそ、先人の営業を真似ることで 2倍も3倍も成果を早く出すことができます。
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