体育会系の会社で働いた20人にきいた現実とリアルな実情

体育会系の営業会社、世の中にはたくさんありますよね。私も元々体育会系の営業会社出身です。

体育会系で働く、仕事をすることが当たり前になるとまだ良いですが、ギャップを感じると本当にツラいものです。

私も社会人1年目の時は、「自分を成長させるために必要だ」と思い込んでいたのですが、経験を重ねるたびに、どんどん違和感が大きくなり、不毛感になり、そして最後は退職に至りました。

体育会系会社が悪とは言いません。双方の理解・納得があれば良いですが、ここなくして強制的な働かせ方はやはりNGです。体育会系の会社はどんな働き方なのか、今回ご紹介していきたいと思います。

そもそも体育会系とは?

そもそも体育会系の言葉の意味はこちら。

大学などの課外活動の分類の一つ。転じて、それらに属する人々やその性格・気質のステレオタイプ。反対語は文化系

引用:Wikipedia

体育会系出身と人事が聞くと、非常に喜ばれます。私は採用支援の仕事もしていたので、人事と話す機会も多いのですが、人事が求めている”体育会系”とはこのような考えを持っている人が多いです。

  • 部活をやりきった経験があり、精神的にタフ
  • 上下関係がしっかりした環境での経験がある
  • 肉体的・体力面でハードな仕事にも耐えられる

言い換えてしまうと、肉体的・精神的にきついことでも耐えられる=無理がきく人材を求めているということです。理不尽なことがあっても一生懸命仕事をしてくれるということです。

私の体育会系営業会社の経験

実際に私もこういった職場で働いたことがあります。

大学生時代の空気清浄機営業

私が営業を人生初めてスタートさせたのは、大学3年生の時でした。法人向けの空気清浄機の営業です。インターンシップという名目でなんと日給1,000円でした。。

毎朝10時に出社して、朝礼。朝礼時に地図を渡され、10時半前に社員の車に乗って、主要駅(銀座駅や田町駅など)に連れて行かれ、「17時に迎えに来るね」と言われ、あとは1日中飛び込み営業でした。笑

営業の土台はここで身につきました。この時の経験があったからこそ、私はサイボーグと呼ばれるまで働ける体力と気力がつきました。笑

新卒で入った会社

私が入った会社では入社式前に1週間、新入社員研修がありました。山梨の山奥にいき、1週間みっちり研修でした。研修の1日はラジオ体操から始まり、謝罪の練習もありました。あと驚いたのは、高校時代野球部の時のような挨拶練習があったことです。数十メートル離れて大きな声で相手に聞こえるように挨拶をする(叫ぶ)練習です。

また飲み会も絶対、ちょっと早く帰ると「もう帰るの?」と言われる会社でした。

転職した会社

目標が未達成だと(私は一度もなかったですが)、全社員参加の集会で立たされて、「お前らはクズだ」的なことを会社のナンバー2から怒声が飛んでいました。

体育会系会社が悪いわけではなく、社員との関係が大事

こういった会社に私もいたことがあるのは事実です。しかし、当時の私は「これが普通なんだ」と思っており、別に嫌と思っていなかったことを、今振り返ると思い出します。

体育会系の会社は最近は流行らないと言われますが、組織の一体感や統率力を高める方法としては、効果が高いことは事実だと思います。ただこの体育会系の会社というのは、社員との関係性・コミュニケーションの取り方が体育会系と呼ばれる形になるわけです。大事なことは、このコミュニケーションスタイルに社員が納得しているのかどうか、ということです。

ここに対する合意なしに、社員だからと会社のやり方を押し付けるのはNGだと思います。これはどちらかといえば、採用の課題ですね。採用する前、入社する前にどういったコミュニケーションスタイルか、風土かをしっかりと伝えて入れば、「体育会系の会社だからダメ」とはならないはずです。

実際に聞いてみた体育会系だと思った会社のリアル

実際に体育会系の会社だと”感じたこと”はどんなことなのか、20人の方にアンケートも取ってみました。

20代が感じる体育会系の会社

20代後半の女性が製造業で感じた体育会系の会社

始業時間は9時なのですが、7時半出勤を強要されていました。朝早く来て、新人がオフィスの掃除をするのはもちろんですが、たいがいはやる事がなく暇になったのでせめて8時出勤ではどうかと提案してみたものの、1時間半前に出勤すること自体が仕事への謙虚な姿勢だと突っぱねられました。7時半以降に出勤してしまうと、上長から「仕事を舐めるな」と人前で叱責されました。

また、先輩に話しかけるときは目線の位置にも気をつけ、座っている先輩に対しては膝をついて話しかけるのが後輩の態度だという指導もありました。

新卒で入社したのですが、誰からもまったく指導されず、「学生じゃないんだから自分で考えろ」や「見て覚えろ」と言われ、とにかくメチャクチャな状態で仕事をすることに嫌気がさして退職しました。

その会社は好き?

嫌い

離職率は?

80~99%

20代後半の女性が機器販売の仕事で感じた体育会系の会社

空調機器や厨房機器の販売業 “営業成績に応じたインセンティブボーナスがあること、新卒歓迎会や忘年会でのノリが学生の頃とほとんど変わらないと感じたことが「この会社はゴリゴリの体育会系の会社だな」と実感したポイントです。

まずインセンティブボーナスについては完全歩合ではなく基本給プラスαでもらえるものになっていたため、体育会系とは言いつつも完全歩合制の会社ほどはキツくないと思います。ただ、大きな案件をしっかりと受注して営業成績を伸ばしていかなければ自分の給料はなかなか増えないため、周囲からのプレッシャーというよりは毎日が自分との闘いです。

また、飲み会は私自身あまりお酒が好きではないため嗜む程度にしたいのですが、20代のバリバリの営業マンたちが中心の会社であるため、未だに平日でも終電を逃したり、中には記憶をなくして道で寝ていたりという社員もいるようです。

大好きな先輩上司もたくさんいるのですが、やはり体育会系過ぎる飲み会はもう少し控えてもらわないと周りが迷惑するなと感じています。

その会社は好き?

好き

離職率は?

20%以下

20代後半の女性が証券会社で感じた体育会系の会社

証券会社 新人研修が終わると支店に初めて電話をかけるのですが、その時から上司が意味もなくキレていました。男性は初日からオールバックでジェルで固めていないと、その場で美容院に連れて行かれ、髪の毛を切って、支店のトイレでジェルで髪の毛のセットを習っていました。

その後、飛び込み営業が始まると、地図と名刺だけ持たされて「とにかく挨拶回りをし、口座開設を年間120件してこい」と言われ外に出されました。月間目標に到達していないと、外出から帰ってくるなと言われ、暗くなるまで飛び込み営業をしていました。実際に体育会系の部活出身者が非常に多く、インターハイや全国大会出場者だらけだったので、上下関係を大事にする文化はいつでも感じていました。

その会社は好き?

嫌い

離職率は?

60~79%

20代前半の女性が不動産仲介で感じた体育会系の会社

不動産仲介 “今まで接客業しか知らなかったので、オフィスという場所での空気を初めて知りました。

目標という名のノルマで、半期ごとにある目標を達成しないと叱責はされるし、それだけ大きい買い物の仲介をするので、お客様からのクレームのレベルが桁違いになってくるなと感じました。

ただ、達成した時などの褒め方や、飲み会の派手さは体育会系の不動産仲介ならではかなと思いました。今時あまりないくらい、飲み会はほぼ全員参加ですし、社内行事も社員は全員参加がデフォルトです。男性が多いので、女性には同じようなことは強要されません。

そういったチーム感を楽しいと思える人には、この業界は向いてると思いますが、一人でコツコツと静かに仕事をしたい人には向いてないと思います。

その会社は好き?

嫌い

離職率は?

40~59%

20代後半の男性が福祉の仕事で感じた体育会系の会社

私は20歳の時から、この会社で仕事をし始めたのですが、「接遇」というマナーを徹底されました。先ずは「歩き方」。踵で音を鳴らすような歩き方(不良のような歩き方です)は周囲を不快にさせるとのことで、しっかりと踵から着地することを強制させられました。次に「話し方」。一人称は男性でも「私」でなければなりません。何かの拍子にタメ口が出てしまうことは、若者だけでなく誰にでもあると思いますが、他職員、利用者にそのような話し方をすると、残業30分が課せられます。常々、周りの目を気にすることが目的だそうです。次に「身だしなみ」。ポロシャツのボタンは全て閉め、ズボンは骨盤の上で履いているか、出勤時に確認されます。

その会社は好き?

好き

離職率は?

20~39%

20代後半の女性が国産車販売営業で感じた体育会系の会社

営業職は毎日忙しく、早く出て遅く帰るが当たり前の世界です。なので時には疲れから体調を崩したりすることも。ですが、私の会社は体育会系なので体調を崩すと「気が緩んでる」と言われます。1度インフルエンザになったので休むと連絡した時も、支店長から「それは気持ちがたるんでるから。やる気があればそんなことにはならない。」と言われました。

インフルエンザなんて流行していれば誰でもなりますし、予防接種もあるくらいだし、そんな精神的な強さで予防できないでしょうと腹が立ちました。営業は皆そういう考えでしたから、生まれつき病気をしやすい人だっているのに、精神論ばかり押し付けてくる体育会系の考え方って本当に嫌だなと感じました。

その会社は好き?

嫌い

離職率は?

60~79%

20代後半の男性が接客・販売職で感じた体育会系の会社

同僚、上司からの圧力がきつく、販売実績のノルマを下回った場合、暴力を振るわれても文句を言わないといったルールを勝手に設けており、自身の気に入らない相手には月のノルマを普通の人の何倍もつけ、嫌がらせのようなことをする会社でした。

また暴力だけにとどまらず、毎日のように飲み会、懇親会と称した大学の飲みサークルのような、イッキ飲みの強要や、飲めない人へのからみやなどが続きました。

一番酷かったことが、その飲み会の席での話ですが、仕事ができないのならみんなを笑わせろって話がでたり、能無しなのだから俺たちが食べ終わるまで見ていろとか、相撲部屋のような有り様でした。
しまいにほ服を脱げ、そこで踊れと言うようなことを言われたので、すべて録音して会社を訴えて辞めました。

その会社は好き?

嫌い

離職率は?

80~99%

20代前半の女性が通信業界の仕事で感じた体育会系の会社

ノルマに対するプレッシャーや、ノルマを達成しないとなにか罰則があるわけではないのですが、3日ぐらい連続で数字が悪い時は夜10:30までテレアポをしました。その3日間数字が悪いので事務所の空気は険悪です。外に営業にでている部下に対して業連で、土下座してでも取ってこい。契約取れるまで帰ってくるなと罵声が飛ぶ環境で数字が右肩上がりになるわけがないと思いました。

契約をとっても、取るのが当然で、HPや求人には隔週休みとあるが実際毎週6日出勤が当たり前、褒めの言葉もなく毎日怒られてばかりでやりがいはあまり感じることができませんでした。上司の人柄や社内の人間環境は何の問題もなく大好きだったのですが、そんな環境下で仕事をするうちにストレスで眠れなくなり体調を崩し、止むを得ず退職をしました。辞めてからおもいますが、まず社内用語で挨拶をする時は『おす』だったのと、役職を持つ人たちが育って来た環境と考え方で部下に押し付けるのが原因で離職率が高いのだろうと思いました。

その会社は好き?

好き

離職率は?

80~99%

30代が感じる体育会系の会社

30代男性がセールス業で感じた体育会系の会社

現在は以前より会社の規模が小さくなっていますが(全国に支店あり)高価な掃除機を販売する仕事をしていた経験があります。変な会社に入社してしまった経験です。

事前に電話でアポをとれたお客様宅に出向き、実演をし販売契約をする業務です。新人はまず電話で無料実演させてもらえるお客様をみつける為、電話帳や過去の電話履歴データから電話をしアポを取ります。一日中です。家庭に出向いて実演させてもらえる人自体中々つかまりません。逐一セールストークのダメ出しが続きます。一日無理な電話をし続けるのも苦しいものでした。

数日それを行い、なんとかアポを取れた家庭で、まずは研修として安い掃除機の販売から入ります。安いといっても8万円。本来売る掃除機は30万円程という超高価な物です。※ダイソンが発売される前の事です。今なら全く商売にならないでしょう。

その8万円の掃除機の能力を言葉巧みに実演し、販売するのですが8万円の品物でもそうそう売れません。ノルマは2週間で2台まず売る事。売れなければ自己購入という恐ろしい世界。私は一台は売りましたがあと一台は売れず、苦言を吐かれ給与から8万円を引かれ購入するはめに。体育会系というより完全なブラック会社の話になりました。この8万円の掃除機の販売の再研修が待っていたのですが、全国的に高齢者にローンを組ませ販売横行問題が浮き彫りになり、業務停止。後日営業所が潰れ会社都合退社となりました。

その会社は好き?

嫌い

離職率は?

40~59%

30代男性がルート配達で感じた体育会系の会社

以前働いていたのですが、知人の紹介で家庭訪問をし日用品の補充、回収のルート配達販売業の仕事をしていました。最初は研修期間があり先輩上司との付き添いで仕事の方を覚えていきました。3か月の研修期間の予定でしたが色々と覚えてきたので2か月後には一人で仕事するようになりました。そこからですが今まで手取り足取り教えてくれた上司や同僚が厳しくなってきました。ノルマは確実にやるのはもちろんの事、終わったらすぐに連絡して手伝えと言ったり事務所から遠い配達場所を強制的に回されたりと無理難題をずっと課せられました。後日休日にネットで調べたらブラック企業やら体育会系に縦社会が強いなどと書かれていました。その後周囲の友人、知人に相談して仕事を辞める事にしました。

その会社は好き?

嫌い

離職率は?

60~79%

30代女性がマスコミの仕事で感じた体育会系の会社

ある意味宗教のような恐ろしさを感じました。とにかく毎週のように飲み会があり、自腹を切らなければなりません。その飲み会もワイワイ系で後輩は盛り上げなければならないですし、まるで先輩方の奴隷のような感じ。逃げるのが苦手な子は毎回普通の居酒屋で一発芸などをさせられて、慣れていない子は泣いてしまう子もいました。

女性もわりと多い職場だったのですが、まるで部活のような感じ。休日まで団体行動をさせられそうになったのは驚きました。例えば恋人とデートをするのにも先輩に報告しなければならないなど。実際の部活と同じで、うまく逃げる子もいれば捕まってしまう子もいます。女性の場合は特にプライベートへの干渉がすごく強かったです。

その会社は好き?

嫌い

離職率は?

20~39%

30代女性が調理の仕事で感じた体育会系の会社

調理の世界は、上下関係がきびしくまさに体育会系の部活の先輩、後輩の関係でした。シフト業務だったにもかかわらず、新人は朝練と言わんばかりに通常の業務時間よりも早めに出勤しなければなりません。朝早めに出勤して、下仕事からいちにがスタートします。まずは室内やトイレなどの掃除からさせられます。この下仕事は、次の新人が入るまで続きます。もちろん、その新人時代には調理服の支給もなく自前のジャージでの勤務となります。

社会とは言え、理不尽な新人への対応にいつになったら調理の仕事ができるのかと不安に思うこともあります。先輩たちの新人に対する言葉使いも決して、温かみはありません。本当に厳しい言葉が飛び交い、まさに部活のような職場です。

その会社は好き?

好き

離職率は?

40~59%

30代男性が販売の仕事で感じた体育会系の会社

基本的にうちの会社は根性論が好きで、かなり体育会系の雰囲気があります。営業は恥ずかしがっていたら何も始まりません。そのため、こういった恥ずかしい経験は幾度となくやらされてきました。例えば、歓送迎会や忘年会では若手は必ず芸をさせられます。

今となってはこういったしきたりは古いかもしれませんが、うちの会社ではいまだに宴会芸の風習が残っています。そこで、私も若手なので、毎年のように芸をさせられています。中途半端な芸をしていては後で怒られてしまいますので、思い切って恥をすててやらなければいけません。

これは本当に恥ずかしいことですが、何回かやるうちに慣れてしまいました。このことで、多少は恥ずかしい気持ちがなくなったのはいいのかもしれませんが、厳しいしごきに耐えられず辞めてしまう人も多くいます。

その会社は好き?

嫌い

離職率は?

100%

40代が感じる体育会系の会社

40代の女性が通信業界で感じた体育会系の会社

営業 “まず朝8時に出社したら、すぐに朝礼が始まります。そこで営業マンは一人一人、その日の営業目標を大きい声で発表します。その姿はまるで中学の応援団のようで、外から冷静に見ていたら、少し滑稽に映るように思います。

そしてその日の営業ノルマを達成できないと、上司からこれでもか!と言うくらい怒られます。怒られることをその会社では、「詰められる」と言っていましたが、まるで脅しのようで相当なプレッシャーでした。

また営業ノルマを達成できないと、夜12時近くまでずっと会社にいなくてはならないことも辛かったです。上司に叱られながら、ずっと営業のロールプレーをさせられました。とても体育系で理不尽なことばかりな会社でしたので、私は半年で退社してしまいました。”

その会社は好き?

嫌い

離職率は?

80~99%

40代女性が教育出版業で感じた体育会系の会社

私が務めていた会社は、ノリが気持ち悪い会社でした。かなり大きな会社の地方営業支店で、人数は約10名弱です。
各自ノルマがあるのですが、直帰の場合もあるため、朝礼で一人ずつ前日の反省と当日の目標を大きな声で発表します。

支店長がそれに合わせて「頑張れ!」「よくやった」などの叱咤激励を行います。また、契約が取れた人は、全員の前で大々的に褒められ、拍手を受けます。

飛び込み営業でしたので無下に断られることも多いのですが、先輩達がどんな断られ方をしても「忙しかっただけで、みんな良い人だから怖くないよ。」と言っていたのが自分に言い聞かせているようで逆に怖いと思いました。
同類になりたくなかったので辞めました。

先輩と言っても会社に入って数ヶ月~1,2年の方が多かったので、出入りが激しいんだと思います。

その会社は好き?

嫌い

離職率は?

80~99%

40代男性が感じた建設コンサルタント業で感じた体育会系の会社

仕事の受注に関しての部門での協力や上司からの指示というものが全くありませんでした。部長という名の上司はいますが、創業者一族の専務がすべてを取り仕切っていたので、部長も課長も係長も皆がその専務の直属の部下のような体制でした。部長から課長への指示などなく、すべての指示体系は専務から各人への指示です。

女性社員からの内線で、「専務がお呼びです」と言われればどんな作業中でも専務の机の前に急行します。そして、明らかに人の手が必要な場合でも部長にヘルプを頼んでも、部長では人員や業務の管理をしていないので、専務に頼み込むしかありません。

専務は時間外労働や休日出勤は当たり前の人です。そして、たまに休日に会社にふらっと立ち寄って、休日返上で働いている人に「○○はどうした?」といない人について聞きます。休みの日に会社にいないと、まるでさぼっているかのような口調です。平日の夜も22時くらいに会社に戻ってきて、同じように「もう○○は帰ったのか?」と残業している人に聞いてます。

あまりに前時代的な労働環境に耐えきれず、退職の意向を伝えると、「同じ業種につけると思うなよ」と絵に描いたようなパワハラ発言を受けました。

その会社は好き?

嫌い

離職率は?

40~59%

40代男性が不動産営業で感じた体育会系の会社

ノルマがあるのは営業職なので仕方がないとは思いますが、ノルマに対する考え方が凄いです。ノルマ達成出来なければ給料泥棒、ゴミのように叱咤され犬扱いされます。反対にノルマさえ達成すれば、仕事中パチンコ打ってようが何やってもokの典型的な昔ながらの会社です。

ノルマ至上主義とでも言うんですかね。3年以内どころか離職率も半端ないです。なかには1日でやめるとかも日常茶飯事の会社でした。固定給にたいして歩合の割合がかなり高いので月に数百万稼ぐのも容易なので、頑張って稼ぎたい人には結構居心地良いかもですが、部長?当時の責任者みたいな人は全く仕事してるの見たことないです。

毎日ノルマ非達成の人並べてゲキ飛ばしてるだけ(笑)。体育会系の鍛えられた精神力がなければ耐えられない会社だと思います。まあ暴力は流石に振るわないですけどね。人を人間と思ってないです。ノルマ達成の道具として働かされます。だから残ってる社員は声の大きい体育会系の人しか残りませんね。若くてガッツのあった当時なら出来ましたが今はもう無理ですね。

その会社は好き?

嫌い

離職率は?

80~99%

40代男性が訪問販売の仕事で感じた体育会系の会社

住宅設備機器の飛び込み営業で、まず3日間契約取れないと坊主になるという決まりがありました。

他の営業所での研修の時は契約をとれない人は腕立て伏せ100回とか、やらされたりしました。ちゃんとできない人は上司から竹刀でたたかれ、罵倒されていました。会社の寮があったのですが契約が取れなかった人は、その日は外出禁止になりました。

完全な歩合給で成果がない人は収入がゼロになりました。毎朝社訓を全員で声を出して読むのですが、「声が小さい」と怒鳴られることもありました。その日の目標を一人ひとり言わされるのですが目標が低いと怒られたりしました。

会社を辞めるにしてもおそらく正規の手続きがあるわけではなく、いきなりいなくなる、突然出社しなくなる以外の方法はないようでした。

その会社は好き?

嫌い

離職率は?

80~99%

40代女性が銀行の仕事で感じた体育会系の会社

例の話にあるように、銀行もノルマがすごいんです。今月までに保険契約10件、投資信託1000万円、クレジットカード契約20件、獲得できるまで帰れません。毎日毎日 電話セールスで、獲得できなければ、自腹です。家族 友人 親戚 本当に、何件も作りました。

銀行が成り立っているのも行員の自腹で成り立っている部分が多いと思います。会議もほぼ毎日 言うことがないくらい 毎日ノルマのツメ会議です。あと、飲み会でも 支店長の言うことは、絶対なので飲み会欠席もできませんし、呑んでないと また、あいつを呑ませろ!本当にパワハラ、セクハラは、当たり前でした。お客様からも怒られ 上司からも怒られ 、銀行は男社会なので男性がすぐに出世していきます、なので 後輩で入ってきた男性行員に、怒られ 最低な会社でした。

その会社は好き?

嫌い

離職率は?

60~79%

40代 男性 法人営業

法人営業と募集していたので自分のスキルを上げる為に応募。面接は1回のみで合格しました。人事採用担当者から電話連絡が来て、1週間研修センターで研修を受けてから本社勤務になるとの事で、急いで準備して集合場所へ。同期約300名とバスにのり研修センターへ。

到着して直ぐに社歌を30分で暗記しろと。それから30分後に別の部屋に移動し、暗記出来ているかのテストへ。自分はギリギリ合格出来ましたがやはり中には出来ない人達も居ます。不合格の人達は罰としてトイレ清掃や廊下清掃をさせられながら、人格まで否定されるオプション付き。

涙を流しながら掃除してる人を見てるだけで心が痛くなりましたが、ここは山奥で逃げる事も出来ないから諦めながら次の日へ。

そして、次の日はテーマが挨拶の練習となっており自分はクライアント先への挨拶かと思っていたら、なんと自社内の挨拶と言われ少々頭が混乱しました。先ずは、教育担当のお手本がありそれを見て皆驚愕で目が点になりました。
上司への挨拶が押忍!って応援団か?しかも、押忍!だけなのに馬鹿デカイ声を出さないとずっとやらされる地獄!
自分は応援団系は避けて通って来たタイプ。まぁ、喉が潰れガラガラ声になりながら頑張りました。

研修も終わり本社に配属され実際の現場は本当に応援団でした。目標達成するまで家に帰れないし、何故か兎跳びしながら叫んでるし…この後、直ぐに辞めました。

その会社は好き?

嫌い

離職率は?

60~79%

体育会系会社の是非

体育会系の会社を私は否定するつもりはありません。営業の側面で見れば体育会出身で、行動量を残せる人材は営業やその他の職種においても貴重な戦力になるはずです。しかし、気合いだけ・根性だけの営業では、その人自身の天井も決まってしまいます。

体力勝負ではその人がマネジメントをする側になったときに再現性がなく、結局マネジメント方法が「数をこなせ」しか教えられることがなくなってしまうからです。

また今回のアンケートをとってみてわかったことですが、体育会系の会社=嫌いでもないということです。これは会社との関係性の問題だと思います。ちょっと無理をさせるということも、社員・メンバーの納得感がなければ、極端に言えばパワハラです。しかし、関係ができていれば、体育会系の会社だなと思いつつも、しっかりと社員は対応してくれるということです。

組織運営・会社運営は今、非常に難しいじょうきょうにあると思います。だからこそ、会社の考えや大事にしていること、また社員のことを大事にすることは重要だと今一度感じさせられた今回の調査でした。

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