
出世。今いる会社に骨を埋めようと思っている人は、無視できないのが、この出世問題ですね。私みたい、「今の会社にはずっといるつもりはない」「起業するつもりです」というような人もいるかもしれませんが、色々な調査でも6~7割したいという人はいるようです。
そこで、今回は出世できる人とできない人の違いを考えてみたいと思います。
出世させるか否かを決めるのは上司、という前提
まず出世したいと思った時に、前提として押さえておかなければいけないのは、あなたを出世させるかどうかを決めるのは、あなたではなく上司だということです。
この前提が何を示しているのか、それは上司に評価されなければ、どんなに成果を出しても出世がないということです。極端な話ですが、営業目標は常に達成していても、上司から嫌われていると出世できないということはありうるということです。
残念なことに、私の知人でこういったことがありました。営業目標は常に達成、にも関わらず自分は出世できず、周りの同期はどんどん出世していく、1年経つ頃には後輩が上司になる始末。「なぜか」と問いただしたところ、上司からは曖昧な回答。後日、同期から聞いた話は「あの上司、お前のこと嫌ってるらしいぞ。出世もあの人が止めてるらしい」。その同期はすぐに転職したそうです。
上司に気に入られるために仕事をしましょう、ということをいうつもりはないですが、「出世したい」と強く思っている人は注意した方が良い事実です。
では、上司はどんな人を出世させたいと思うのか。色々な人に聞いてきましたが、一言で言えば「わかっている奴」を出世させたいと思っています。このわかっている奴を、もう少し深堀してみましょう。
出世する人の特徴はわかっている奴
出世する人=しっかりと上司に評価される人です。そして、その上司の評価は、「わかっているかどうか」です。わかっている、これはすごく日本的な捉え方ですが、言い方を変えれば空気が読める人のことです。今何が必要かを察し、しっかりと実行・遂行できる人が出世できる人です。
結果を残す
上司は、個人の数値だけでなく、チームや部下の目標も背負う立場です。言い換えれば、あなたの目標達成が自身の評価に繋がる立場ですから、しっかりと結果を残す・目標を達成できる人の評価が高くなることは必然です。
また、チームの目線で見た時に、チームの目標達成に貢献できる人材の評価も高まります。例えば、チームの月間目標まで、あと売上100万円。メンバーの状況から考えると厳しい状況の時に、1件しっかりと決めてくる人は、本当に頼り甲斐がありますし、助かりますよね。こういった人は当然評価されます。
上司の仕事の代わりをする
結果を残すことと合わせて、上司の評価が高くなるポイントは、自分の仕事をしっかりとやることは前提の上で、+αで上司の仕事をサポートしたり、代わりにやることです。
先回りして仕事をする
例えば、資料をまとめておくだったり、競合の調査を先回りしてやっておくことであったり、上司が「今お願いしようと思ったこと」を先にやっておいてくれる人がいれば、非常に助かります。
また、納期よりも前に余裕を持って仕事ができる人もありがたいものです。
自ら率先して仕事を引き受ける
小さな仕事、庶務・雑務でも進んで気持ちよく引き受てくれる人は、上司から見て仕事が頼みやすい人です。そういった人は評価されやすくなります。
この【主体性の正体とは?】仕事に主体性が必要な本当の理由と主体的に働く4つのステップでも書きましたが、主体性って自分が思っている以上に上司が求めています。
当たり前のことをちゃんとやる
当たり前のことを当たり前にできる人、これは評価を上げるというよりも、評価を下げないために必要なことです。しかし、意外と周りでちゃんとできない人が多いので、普通のことをちゃんとやり続けるだけで評価される環境もあります。
- 挨拶
- 提出物の締め切り
- 返事をちゃんとする
- 御礼をちゃんと言う
- 報告・連絡・相談ができる
- 嘘をつかない
- 電話やメールの返信が早い
- 整理整頓ができている
- 体調管理ができている
- 嘘をつかない
- 言い訳をしない
- 謝罪ができる
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前向きかつ活動的
上司と部下の関係では、上司から色々アドバイスをもらったり、指示を受けたりすることは多いでしょう。そのときに、言い訳を並べたり、やるといってやらなかったりすると、信頼を失います。
会話をする
仕事だけできればと良い、というわけではないのが、仕事の難しいところです。しかし、仕事の本質は、対社外でも対社内でも同じで、全てコミュニケーションから始まります。なので、ここを面倒臭がってはいけません。というのも、実は私はこういうことを以前は面倒がっていました。
結果を出していればそれで良いだろう、と気持ちで、仕事をしてしまっていたときがありました。しかし、会話をしなければ相手の人となりはわかりません。その結果、評価されないどころか、協力もしてもらえなくなりました。
出世できない人の特徴
一方で、出世できない人にも共通する部分があります。それは、自分もしくは自分ルールを押し通そうとする人です。
失敗やミスの報告が言い訳から
言い訳をするのは、自分は間違っていない、自分を守りたいという気持ちから生まれます。上司の目線で注意をする時、部下にやって欲しいことは、失敗を受け入れ同じ過ちを犯さないことです。しかし、言い訳はこの真逆の行為。言い訳をする人ほど、同じミスを繰り返します。そういった人に仕事を任せようと思えません。仕事を任されない部下は、出世することはありえません。
返事・レスポンスが遅い
依頼をする人が1番返事がきて嬉しいタイミングはいつでしょうか。「お願いをしたその時」です。つまり、レスポンスが早ければ、それだけ相手は嬉しいものです。また、返事を早くくれる人は、依頼をした人から見ると、「自分のことを大事に思っている/優先してくれている」と思えます。そういった誰でもできるけど、その質やスピードを上げることが大切なのです。
報告・連絡・相談をしない
報告・連絡・相談がない、ということは、上司からすれば部下が何をやっているかがわからない、見えないと言うことです。普通に考えて、何をしているかがわからない人に、大きな仕事を任せようとは誰も思いません。
約束を守らない
仕事における約束は2つあります。「質」と「納期」です。やるといったことをしっかりとできない人に依頼は集まりません。
好き・嫌いがハッキリしすぎている
好き嫌いにも種類が2つあります。仕事の好き嫌いと人の好き嫌いです。仕事を選り好みする人、一緒に働く人を選ぶ人の部下になりたいという人は、多くないでしょう。出世すると言うことは、出世した人の下に部下がつくと言うことです。それだけ影響力が大きくなります。そのようなポジションにつく人が、自分の好き嫌いで仕事をしていては、組織が成り立たなくなります。
悪口・陰口を言う人
もう1つ、組織として機能しなくなるパターンとして、悪口や陰口が蔓延した組織です。こういった人が組織の上にいると、部下に伝染します。そのため、上司としてもこういった人を出世させることはできません。
そもそも出世とは、会社・上司からの役割の依頼
出世とは、立場上に上がることです。立場・ポジションが上になればなるほど、自分が持つ責任の幅は大きくなります。わかりやすいところで言えば、出世したあなたのことを見ている部下・後輩が増えると言うことです。かつ、その一挙手一投足の影響も大きくなります。
つまり、出世とは影響の幅(横:人数)・深度(縦:指示や意思決定の責任)が大きくなると言うことです。つまり、大きな責任を全うしなければいけないのです。これは上にいけばいくほど大きくなります。
係長よりも課長、課長よりも部長、部長よりも役員、社長と、上にいけばいくほど、責任が大きくなっています。その責任を全うして欲しいと言うのが、会社からの依頼であり、出世させると言うことなのです。
出世するためのキーワードは貢献。信用残高を積み上げよ
出世とは、大きな責任を持つ役割の依頼です。つまり、出世するためには、そもそも仕事を頼まれる人にならなければいけません。どんなに小さな仕事であったとしても、そういった積み重ねがあなたの信頼を作っていくのです。依頼を受けなければ、評価をされるチャンスも減ります。些細なことでもおざなりにすれば、自分で出世するチャンスを奪うことになるのです。
人が他人を信用するのには、時間がかかります。もちろん、ただ時間を過ごせば良いわけではありません。貢献を重ねていくことが大切なのです。一朝一夕で成り立つものではなく、継続して行くことが大切なのです。
貢献する姿勢、普段の振る舞い、全てを勘案して、最終的に出世させるか否かを上司が決めるのです。あなたが出世したいと本気で思うのであれば、「貢献」「振る舞い」「成果」を意識して、日々を大切にしてください。その積み重ねが信用残高を積み上げ、あなたを出世に導いてくれるはずです。
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