
ちょうど今朝、たまたまTwitterを見ていたら、こんなツイートが流れてきました。
十人採用して三人も定着すれば充分だ、という経営者にお会いしたことがあります。全員残るような環境は甘過ぎるのだそうです。会社の側からこれを見れば、やる気と根性のある人間だけが残る強い会社。客観的に見れば、洗脳された人だけが残る異様な会社。まともな人材が残らない会社はまともではない。
— 安田佳生 (@yasuda_yoshio) 2018年8月13日
私は会社員として働いた会社が2社あるのですが、どちらもこの考えの会社でした。
私が新卒で入った会社は全国展開していたのですが、当時35歳を超えていた先輩たち(中途を含めて、社歴でいうと5年を超えたあたりの方々)を見て、「どこの人たちもなんか雰囲気が似ているな」と感じたのは、まさにこれが原因なのかも、と思っていました。
実は先日、Facebookで私が新卒で入った会社の後輩が入社して5年で転職したという投稿をしていたのを見ました。結局会社側は、その子が「残りたい」と思えるようなものを提供できなかったというわけですが、一方で会社を経営する側に立って、残る理由を好き嫌いの感情や特別扱い、人につけてはいけないなと思った今日この頃です。
また私は新卒で入った会社を一番最初に辞めたいと思ったのは、実は1年目の夏休みの頃です。夏期休暇明けの朝礼でこれからの目標を全員の前で発表するという機会があったのですが、「自分の働く目的を見つけたいです」みたいなことを言ってしまったがため、会社が大慌てで私をフォローしてくれたのは今でも良い思い出です。笑
新卒1年目、入社して5ヶ月で辞めたいと思った理由
結局このタイミングで私は会社を辞めてはいません。最終的には丸4年いたわけですが、何故会社を辞めたいと思ったのか、ちょうど7年前のことなので振り返って見たいと思います。
全てを知った気になっていた
自慢ではないですが(ちょっと自慢です。笑)、私は新卒1年目の第2四半期で営業成績がトップ10に入り、第3四半期からずっと営業成績トップでした。
当時、この夏休みの頃に、どうすればトップになれるかということを感覚的に掴んだというのが本音です。「こう動けば成果が出る」「これをやればトップになれる」という方法をイメージできたので、仕事の面白みを失ってしまった、だから違うことをしたいと思ったのが1つ目の理由です。
(断っておきますが、当時社会人1年目のペーペーの偉そうな考えですので、温かい目で見てあげてください)
先輩社員を超えた気になっていた
営業のやり方・方法を自分でイメージができ、営業でも新入社員研修と並行しながら、それだけの成果を出せたことに自信をつけた私は、先輩よりも遅くまで残り、誰よりも早くきて仕事をしていたこともあって、先輩を見下すようになっていました。
「ここで学べることは担当上司の山口さんと小栗さんだけだ」
(再度のお断りですですが、当時社会人1年目のペーペーの偉そうな考えですので、温かい目で見てあげてください)
新人恒例の納会の企画・運営に疲れた
私の新卒で入った会社は夏休み前に納会という、全社員が集まるイベントを行います。その企画・運営を行うのが、新人恒例の仕事になっています。正直こう言った企画や運営をすることが私が嫌いだったこと、またこう言ったことをやらなければいけないのかと思った時に特殊な会社だなと思ったことが理由です。
(繰り返しのお願いですが、当時社会人1年目のペーペーの偉そうな考えですので、温かい目で見てあげてください)
偉そうに色々御託を並べてみましたが、要するに
飽きた
ただそれだけだと思います。
飽きるというのはそれ以上のことを期待できなくなったということ
飽きたという言葉は普通に使っていますが、改めて辞書で調べてみました。
・多すぎたり、同じことが長く続いたりして、いやになる。
・十分に味わったり経験したりして、それ以上欲しくなくなる。
まさにこの言葉通りのことを、夏休み実家に帰って、家のソファーでペットの犬と寝ながらふと思ったら、急激にモチベーションを失ってしまったのです。
言い訳も一応しておくと、人生で初めての一人暮らし、毎朝7時出社終電退社という生活を3ヶ月続けて、これをこのまま続けるのかと不安を覚えたわけです。
そんな自分に今だから伝えたいことがあります。
社会人の先輩として、当時の自分に伝えたいこと
働く上で大切なことは環境だと私は考えています。
嘘をついたり、成果を出すために無理をしたりするのも環境が大きな要因です。嘘をつきたくて嘘をつく、無理をしたくて無理をする人はいないと思います。皆、環境がそうさせていると私は考えています。
だからこそ、自分が求める環境がどこなのか、何を求めているのかをしっかりと知ることが大切なのです。
そのことに私が気づいたのは、自分で事業を始めた社会人3年目の時でした。

環境は待っていても変わらない
寝て起きたら何かが変わっていたらと期待してしまうことはあると思います。しかし、毎朝寝て起きただけでは何も変わりません。 変えるための”何か”をするからこそ、変化が起こるのです。環境を変えるために行動を起こさなければならないのです。
環境を変えるために今いる社内メンバーに積極的に声をかけてみたり、今の会社で難しければ転職活動や事業を起こす準備をしたりしてみることです。要するに何かをしてみないとダメということです。

自分のやりたいことができる環境を手に入れるには、環境を変えるか、自分で作るしかない
当時の自分は会社が何かをしてくれる、先輩や上司が何かをやってくれるという期待をしていた部分があったと思います。ただそれが自分の求めること、求めているものには遠く、”飽き”という形で嫌気がさしたんだと思います。しかし、周りがやってくれることを待っていても何も変わりません。自分が動くしかないのです。
選択肢はたくさんあります。働き方だけをみても、転職だけでなく、副業・複業、独立など働き方も多様化しています。今までと変えるということをリスクと取れば、起業や独立は確かにリスクの高い選択肢かもしれません。
しかし、1番のリスクは今のままで安定した場所に身を置き、その安定した場所が成立しなくなってしまった時、自分自身に力がないということです。組織や会社に属するだけでは、知識もスキルも専門性も身につきません。
大事なことは会社の地位を守ることではなく、自分の市場価値を高めることです。
それができるキャリアや働き方を是非考えてみて欲しいと思います。自分の市場価値を上げるというと難しいですが、自分の時給を上げると考えてみてください。日々自分の時給アップにつながる動きができているのか、できる環境なのかを是非考えて欲しいということです。
経営者の仕事は未来をみせること
また今自分が会社を経営する側、人を採用する側に立って思うことは、経営者は社員・メンバーに未来をみせることが大事ということです。
仕事とは単調な作業の繰り返しです。営業の仕事で考えれば、そこでの作業は打ち合わせ・メール作成・資料作成をひたすらに繰り返しているだけです。ただその作業に価値や意義を感じるからこそ、人はその仕事しているわけです。
しかし経営をしていく中で、その作業の価値や意義を特別対応や褒めたりコミュニケーションをとったりすることで生まれる感情的な報酬だけではダメです。「社長と一緒に仕事ができるから」「今回は特別にボーナスをもらったから」「いつも声をかけてくれるから」では、そこで働く人は社内からの見返りを求めて仕事をしてしまうようになります。
本当に大事なことは
- その未来作りに関わりたいと思ってもらうこと
- その未来に関わることで自分にとってもメリットがあることを理解してもらうこと
この2つではないかと思います。
仕事はクライアント・お客様がいて成り立つものです。どこに目を向けなければいけないかは当然お客様です。そして、その結果が仕事の成果にならなければいけません。適切な評価が適切な行動を生み、その行動の積み重ねが未来につながることを経営者が示さなければ、仕事のやりがいを感じられず、私のように”飽き”を感じる人が増えてしまうということです。
そうならないよう私も今は経営者の立場として考えていきたいと思います。
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