
営業ハックの笹田です。
営業打ち合わせだったり、電話だったり、社内の報告だったり、営業マンはどうしても話すこと・伝えることから避けることはできません。営業をしていて、どんなに面白い話ができても、結局は伝わらなければ意味がありません。営業の前提は面白い話や感動する話よりも、まずは伝わる話し方が大切なのです。
そこで今日は「伝わる話し方」について考えていきたいと思います。
伝わる話し方を身につけるためには「何を」と「何の」を意識する
まず、結論からお伝えしましょう!!伝わる話し方に激変させるために、
「何を聞かれているのか」「何の話をしてるのか」
これだけは意識してください。
「今何の話をしているんだっけ?」と思う人は、この2つを意識して話ができていないことが多いです。色々な話をしてしまって、話が散らかってしまうのです。こうならないための対策は、結論から伝える癖をつけることです。
質問されたら、その答えをまずは答える。何かを伝えたいと思い話すときは、「最初に結論から話すと」という一言から話を始めることです。結論から話すことで、「何を聞かれているのか」「何の話をしているのか」脱線することが減らすことが出来ます。
話が長く伝わらない話し方の人は物語調で話す
今、学生と話をしていても、本当に話が長いんですよ。なぜなら、話が『物語』で話すからです。これも、結論から話していないがために、このようなカタチになってしまうのです。
ちょっと例を出しながら、考えていきます。
いきなりですが、質問です。桃太郎は何をしましたか?
桃太郎は、川をドンブラコと流れる桃の中から生まれました。その流れていた桃をおじいちゃん・おばあちゃんに拾い、そこから生まれました。そして、成長した桃太郎はサル・キジ・イヌを仲間に鬼が島へ。最後、鬼を倒して、見事おじいちゃん・おばぁちゃんの基に帰っていきました。
これ間違ってると思う人、挙手!!
はい!って手を挙げてくれた人、考えすぎです(笑)合ってます!!けど、論理的に話すということであれば×です!!論理的な話し方とは、道筋をちゃんと立てて話せることです。大切なことは道筋をどこから立てるかです。道筋とは通っていく道です。、道には初めと終わりがありますよね。
伝わる話し方は、相手が何を聞いているか、という終わりから考えられている
伝わる話し方をしたい人は、終わりからちゃんと考えて、話をしてほしいんです。その終わりとは、『相手が何を聞いているか』
さっきの例に戻します。さっき、私が聞きたかったこと覚えてますか?それは桃太郎は何をしましたか?
そうです、これです。そして、”私が聞いた”のはこれだけです。桃から生まれようが、川を流れてようが、イヌが仲間だろうが、ライオンが仲間だろうがはかま着てようが、洋服だろうが、女好きだろうが、男好きだろうが、どうでもいいんです。
つまり、聞いたことにちゃんと答えましょう!!ってだけなんですよ。
伝わる話し方をするための11個のコツ
ちょっとの意識で自分の話が相手に伝わるようになります。そのコツはこちら。
①難しい言葉を使わない
相手のレベルにあわせて話をすることは非常に重要。難しい言葉ばかりつかって、専門家ぶるのは、自分は気分が良くても、相手からしたら不快でしかないので、気をつけましょう。営業の場では、小学生でも分かる言葉を使う、ということを私は意識しています。
②例えを使って話をする
話が伝わらない最大の理由は、相手の言っていることがイメージを持てないからです。そこでうまく活用したいのが、例え話。相手がイメージが持てるよう、共通の興味があるものなどを使うと良いですね。
③数字を使って、具体的に話をする
曖昧な話し方は、後々のトラブルにもなる要因です。明確に、かつ具体的に話をすることが大切です。ポイントは、数字を使って話すこと。
<数字を使った話し方の例>
NG例:早めにご連絡します
正解例:3日後にご連絡します
NG例:できるだけ安くします
正解例:10%お安く出来ます
曖昧にすると、相手と認識がズレてしまう可能性があるので、数字を使って、共通の認識を作りましょう。
④共通の言葉・相手の言葉で話をする
①とも重なりますが、自分が使っている言葉ではなく、相手が使っている言葉で話すことが基本です。例えば、方言で話をされても、伝わらないことってありますよね。私の祖父は長崎なのですが、方言がゴリゴリなので、たまに何を言っているかわかりません。笑 これでは、伝わる話し方になるわけがありません。相手の言葉で話をしましょう。
⑤考えながら話さない
考えながら話をしてまうと、会話のテンポが悪くなります。会話とは言葉のキャッチボールです。テンポも大切なのです。伝わりやすさの前に、聞きやすさも大切です。結局聞き取れなければ、伝わることはないので。そのために、しっかりと聞き取りやすい話し方も意識しましょう。
⑥「えー」とか「あー」とか言わない
これもテンポを悪くするパターンです。話が間延びしていくと、結局何の話をしているかを聞き手が忘れてしまいます。
⑦ジェスチャーを沿えて話す
話を聞く、ということは、耳だけで聞いているわけではありません。5感には、聴覚だけでなく視覚もあります。どう見えるかによって、相手の聞く気持ちや理解のしやすさもかわってくるのです。
⑧資料を見せながら話す
人は耳からの情報よりも視覚情報に頼って情報収集を行う生き物です。
その特性を考慮し、資料を見せながら話すこともわかりやすさを上げるコツです。
⑨口癖に気をつける
話の聞き手が一度口癖が気になってしまうと、話の本題よりも口癖が気になってしまうことが多々あります。こうなってしまうと、話は全く耳に入ってきません。自分の口癖は何か、是非周りの人に聞いてみてください。
<よくある口癖>
・〜〜ので
・なるほど
・そうなんですね
・だと思います 等など
⑩身だしなみを整える
ジェスチャーのところで話をしましたが、話は耳だけでは聞いていません。身だしなみが整っていないと、相手はそちらに目がいってしまいます。話を集中して聞いてもらえる状況を作るためにも、みだしなみを整えることは大切です。
⑪相手に状況を聞いてから話をする
話を聞きたくない相手とは、自分のペースで話をしてくる人です。話をする人は主役ではありません。聞き手のために話しているのであれば、聞き手が主役です。だからこそ、相手の状況をちゃんと理解する姿勢を持ちましょう。
わかりやすい話し方のコツは動画でも解説しました
伝わる話し方を身に着けたらければ、客観的に自分を見てみる
あなたは自分の話し方の癖が何かをご存知ですか?私は営業ロープレをビデオに撮ったり、昔は胸にレコーダー入れて帰りの電車で聞いたりしてました。自分の声ってこんなんなんかいって、涙を流しながら…笑
自分の話し方を客観的に見ることで、自分の口癖や動きの癖、声のトーン、話すスピードなどを全て客観的に見ることができます。定期的に振り返ることで、自分の話し方を改善することが容易になります。また、周りからどう見えてみるかを聞いてみることもオススメです。
コミュニケーションの主体は、自分ではない
コミュニケーションは、自分が主役ではありません。話を聞いてくれる相手が主役であることを忘れてはいけません。最後は、思いやりの気持ちを持っているかどうかが、分かれ目なのです。この気持ちがあれば自分の話し方や話す内容は変わります。方法論ではなく、まずは思いやりの気持ちを持つことが、伝わる話し方のコツ、ということを是非覚えておいてくださいね。
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