何言ってるの?ってもう言われない!伝わる話し方に激変させる「端的に話す」11のコツ
  • プレゼンした後に「で何がポイントなのかな?」と言われたことはありませんか?
  • 自分が部下に指示を出した後に、全く意図と違う行動をされて困った経験ないでしょうか?
  • 1時間お客様に営業で話した結果、何もわかってもらってなかったことありませんか?

一生懸命説明しているのに、伝わらないと悲しくなりますよね。
打ち合わせだったり、電話だったり、社内の報告だったり、営業マンはどうしても話すこと・伝えることから避けられません。

営業中にどんなに面白い話ができても、伝わらなければ意味がありません。
営業の前提は面白い話や感動する話よりも、まずは伝わる話し方が大切なのです。

この伝わる話し方、つまり「端的に話す」ということが案外できていない人が多いです。
そこで今日は「伝わる話し方」「端的に話すコツ」について考えていきたいと思います。

営業代行として独立し、毎日人と会話を実践している「営業のプロ」の私が記載しました。

【伝わる話し方】身につけるための1つのポイント

シンプルに伝わる話し方のポイントを整理していきましょう。

「何を」と「何の」を意識せよ

まず、結論からお伝えしましょう!!多くの人が「結論から話して」と言われているんです。

伝わる話し方に激変させるために、

何を聞かれているのか」「何の話をしているのか」

これだけは意識してください

営業マン営業マン
今、何の話をしているんだっけ?

と思う人は、この2つを意識して話ができていません。
色々な話をしてしまい、話が散らかってしまうことを防ぐ必要があります。

結論から伝えよう

  1. ①結論を話そう!
  2. ②「何の話か」を意識せざるを得なくなる

この意識をより強めるための具体的対策は、結論から伝える癖をつけることです。

質問されたら、その答えをまずは答える
何かを伝えたいと思い話すときは、「最初に結論から話すと〜」という一言から話を始めましょう。

結論から話すことで、「何を聞かれているのか」「何の話をしているのか」を意識せざるを得なくなります。
(何を聞かれているのかわからなければ、結論は話せません。)

結論から話すコツは日本人は結論から話せない。結論から話す鉄板テンプレートにまとめているので、ぜひチェックしてください。

【伝わらない話し方】物語調で話す

今、学生と話をしていても、本当に話が長いんですよ。
なぜなら、話を「物語」で話すから
結論から話さないと、物語になりがちです。

例を出しながら、考えていきます。

いきなりですが、質問です。
次の文を読んで答えてください。
桃太郎は何をしましたか?

桃太郎が何をしたか(物語調で答えるとこうなる)

桃太郎は、川をドンブラコと流れる桃の中から生まれました。
その流れていた桃はおじいちゃん・おばあちゃんが拾いました。

そして、成長した桃太郎はサル・キジ・イヌを仲間に鬼が島へ。
最後、鬼を倒して、見事おじいちゃん・おばぁちゃんの元に帰っていきました。

この答え方、間違ってると思う人、挙手!!

はい!って手を挙げてくれた人、考えすぎです(笑)
答え方は合ってます!!

ですが、論理的に話せているかを考えた場合は×です!!
論理的な話し方とは、道筋をちゃんと立てて話せること

大切なことは道筋をどこから立てるか。
道筋とは通っていく道です。
道には初めと終わりがありますよね。

【伝わる話し方】相手が何を聞いているか考えて話す

伝わる話し方をしたい人は、終わりから考えて、話をしましょう
その終わりとは「相手が何を聞いているか」

先ほどの桃太郎の話に戻します。
私が聞きたかったこと覚えていますか?

それは

ササパンダ笹田
桃太郎は何をしましたか?

そうです、これです。
そして、「私が聞いた」のは「桃太郎が何をしたか?」だけ。

  • 桃から生まれようが
  • 川を流れてようが
  • イヌが仲間だろうが
  • ライオンが仲間だろうが
  • はかま着てようが
  • 洋服だろうが
  • 女好きだろうが
  • 男好きだろうが

どうでもいいんです。

答えは「(~~で)桃太郎は〇〇しました。」とならなければいけません。

桃太郎が何をしたか(適切な回答例)

・桃太郎は鬼を退治しました
・桃太郎はサルキジイヌを仲間にしました

(どの内容を取り上げても構いません。
質問に答えていることが重要です。)

つまり、聞いたことに答えましょう!!

【伝わる話し方】11個のコツ

聞いたことを結論から答え、相手の質問に答える。
その基本をこなした上で、それでも伝わりづらい状況はあります。

ここでは、ちょっとの意識で自分の話が相手に伝わるようになる11個のコツをお伝えします。

コツ①難しい言葉を使わない

相手のレベルにあわせて話をすることは非常に重要です。
難しい言葉ばかり使って専門家ぶるのは、自分は気分が良くても、相手からしたら不快でしかありません。

営業の場では、小学生でもわかる言葉を使う、ということを私は意識しています。

例えば、

営業マン営業マン
御社の課題に対するソリューションはですね・・・

などというと

お客様お客様
???ソリューション?って何?

と思われる可能性があります。

営業マン営業マン
御社の課題に対する解決策は・・・・

と言えば誰にでも伝わるでしょう。
もちろん、相手に合わせてあえて難しい言葉を喋ることが必要な場面もあります。
注意しましょう。

コツ②例えを使って話をする

相手の言っていることのイメージを持てない場合、話が伝わりません
そこでうまく活用したいのが、例え話。
相手がイメージを持てるよう、共通の興味があるものを使うと良いですね。

次の様な雑談は、例えるとわかりやすくなります。

雑談相手A雑談相手A
趣味は何されていますか?
雑談相手B雑談相手B
趣味は野球で、外野を守っています。
外野は選手がヒットを打ったときになるべく早くボールを野手に投げ返して、走者の進塁を阻止するのが仕事です。

と伝えたとします。
しかし、野球をプレイしたことのない人には「外野?」「進塁を阻止?」となり伝わりません。
ですが、次の様に伝えるとどうでしょうか?

雑談相手B雑談相手B
趣味は野球で、外野を守っています。
元メジャーリーガーのイチロー選手と同じポジションで、TV中継でよく見せるような「レーザービーム」が必要になるポジションです。

と言われれば、野球に詳しくなくとも、スポーツニュースで「レーザービーム」の報道を見たことがあれば、ピンと来るでしょう。

雑談相手A雑談相手A
ああ、詳しいことはわからないけれども、あのイチローがやっていることと、同じようなことをやっているのね

と。
もちろん、例えを相手が知らなければ余計イメージできなくなるので、どの例えを用いるか考える必要があります。

コツ③数字を使って、具体的に話をする

曖昧な話し方は、後々のトラブルにもなる要因です。
明確に、かつ具体的に話をすることが大切です。
ポイントは、数字を使って話すこと。

数字を使った話し方の例

NG例:早めにご連絡します
正解例:3日後にご連絡します

NG例:できるだけ安くします
正解例:10%お安く出来ます

曖昧にすると、相手と認識がズレてしまう可能性があります。
数字を使って、共通の認識を作りましょう。

コツ④共通の言葉・相手の言葉で話をする

「①難しい言葉を使わない」とも重なりますが、自分が使っている言葉ではなく、相手が使っている言葉で話すことが基本です。

例えば、方言で話をされても、伝わらないことってありますよね。
私の祖父は長崎なのですが、方言がゴリゴリなので、たまに何を言っているかわかりません。笑

これでは、伝わる話し方になるわけがありません。
相手の言葉で話をしましょう。

コツ⑤考えながら話さない

考えながら話をすると、会話のテンポが悪くなります。
会話とは言葉のキャッチボールです。
テンポも大切なのです。

TV電話で会議中に一人だけ電波が悪くて、聞き取りづらかったり、接続が切れて会議から出たり入ったりされて、もう一度伝えなければならなかったりした経験はありませんか?

相手の言っていることがまっとうであっても

同僚同僚
今言ったの聞こえてなかったの?
テンポ悪いなぁ。

などと思われるとイライラして、相手が話したり聞こうとしたりするモチベーションは下がるでしょう。

モチベーションが下がれば、相手の理解しようという意欲も低下するので、同じ内容を話しても伝わりづらくなってしまいます。

伝わりやすさの前に、聞きやすさも大切です。
結局相手に聞こうという意思がなければ、伝わることはありません。
そのために、考え過ぎずテンポ良い話し方も意識しましょう。

コツ⑥「えー」とか「あー」とか言わない

「えー」とか「あー」などと頻繁に言うのもテンポを悪くするパターンです。
話が間延びしていくと、結局何の話をしているかを聞き手が忘れてしまいます。

自分が普段「えー」と言っているかは自覚しづらいです。
一度、スマホを用いて自撮り動画で何の話題でも良いので5分程度喋ってみましょう。
「えー」と言いがちの人は、見返すとかなりの回数発音しているはずです。

まずは自覚する所から始めてみましょう。

コツ⑦ジェスチャーを沿えて話す

話を聞くことは、耳だけで聞いているわけではありませ
五感には、聴覚だけでなく視覚もあります
どう見えるかによって、相手の聞く気持ちや理解のしやすさも変わってくるのです。

広い意味では「相手の目を見る」のもジェスチャーと考えられるでしょう。
「あなたに向かって喋っている」を意味しています。
もし、別の方向を向いて、同じ話をした場合、「自分に向かって喋っていないのかな?」と思われて聞いてくれないかもしれません。

このように、ちょっとしたジェスチャーが相手の聞くモチベーションを変えます

コツ⑧資料を見せながら話す

人は耳からの情報よりも視覚情報に頼って情報収集を行う生き物です。

その特性を考慮し、資料を見せながら話すこともわかりやすさを上げるコツです。
文字と言葉、2つで情報が入ってくれば印象に残りやすいですし、万一聞き取りづらい発音であっても相手は理解できます。

他にも、旅行に行き、「山で蛇を捕まえました」という逸話を伝えたいときに、その時の蛇と一緒の写真を見せると理解しやすく、説得力も増しますよね。
言葉だけで完全に伝えようとするのは無理があるのです。

コツ⑨口癖に気をつける

話の聞き手が営業マンの癖を一度気にしてしまうと、話の本題よりも口癖が気になってしまいます
こうなってしまうと、話は全く耳に入ってきません。
自分の口癖は何か、是非周りの人に聞いてみてください

よくある口癖

・〜〜ので
・なるほど
・そうなんですね
・だと思います

コツ⑩身だしなみを整える

「⑦ジェスチャーを沿えて話す」でも話しましたが、話は耳だけで聞いていません
身だしなみが整っていないと、相手はそちらに目がいってしまいます。

話を集中して聞いてもらえる状況を作るためにも、身だしなみを整えることは大切です。
寝癖で髪がボサボサの人と会話をしていても、髪が気になって話が入ってこないかもしれません。

耳にピアス、髪の色は紫などの見た目で、ビジネスの話以前に、「この人は社会的に信用がおけるのか?」と思われて取り合ってもらえないかもしれません。

どのような格好をしようと、個人の自由ではありますが、「話を伝えたい!」と思うのであれば身だしなみを整えた方が無難でしょう。

コツ⑪相手に状況を聞いてから話をする

話を聞きたくない相手とは、自分のペースで話をしてくる人です。
話をする人は主役ではありません。

聞き手のために話しているのであれば、聞き手が主役です。
だからこそ、相手の状況をちゃんと理解する姿勢を持ちましょう。

このような場面が理解しやすいかもしれません。
パソコンに向かって作業をしている人相手に、突然後ろから

同僚同僚
A君、昨日の資料間違いが見つかったから直しておいて。

と言われても、

A君A君
突然後ろから何?
昨日の資料ってどの資料?今そんな余裕ないから後にして。

などと聞く側に準備が整っていないと、話が伝わらない可能性が高いです。
仕事の話ならまだしも、お客様に提案をしたい時は、相手に聞く姿勢ができていることを確認しましょう

【伝わる話し方】身につけるために今すぐできる3つの対策

伝わる話し方を身につけるために今すぐできる3つの対策

対策①動画を撮り客観的に自分を見る
対策②例え話のネタ帳を作る
対策③日頃から共感する癖をつけよう

対策①動画を撮り客観的に見る

あなたは自分の話し方の癖が何かをご存知ですか
私は営業ロープレをビデオに撮ったり、昔は胸にレコーダー入れて帰りの電車で聞いたりしてました。
自分の声ってこんなんなんかいって、涙を流しながら…笑

「コツ⑥「えー」とか「あー」とか言わない」でもお伝えしましたが、動画やテープレコーダーを使い、自分の話し方を客観的に見ましょう
自分の口癖や動きの癖、声のトーン、話すスピードなどを全て客観的に見ることができます。

定期的に振り返ることで、自分の話し方を改善することが容易になります
また、周りからどう見えているかを聞いてみることもオススメです。

対策②例え話のネタ帳を作る

「コツ②例えを使って話をする」で、例え話の有用性はお伝えしました。
そこで、常日頃から「この例え話は使えそうだな」と思うネタ帳を作りましょう

作ることでいざという時に、より相手にピッタリな例え話を喋ることができるはずです。

対策③日頃から共感する癖をつけよう

しゃべり方ではないのですが、相手の喋る内容を共感する癖をつけると良いでしょう。
というのも、一般的に嫌いな人の話は聞きたくないからです。

営業であれば、初対面の人と喋ることも多いでしょう。
その中で、ほんの少しの共感で聞いてもらいやすくなる確率が変わります。

テレアポでお客様が「今忙しいので」と言われたときに

営業マン営業マン
忙しいかもしれないけど、絶対良い話だから聞いて欲しい。

と返事をするのと

営業マン営業マン
今お昼休みだから忙しいですよね。
わかります。
そんな中ご無理を言ってすみませんが〜

といった形で話を続けるのとでは、次の話を聞いてもらう姿勢に影響がでます。
そのため、普段から共感をする癖をつけておけば、同じ話し方をしても相手に伝わりやすい状況になっているかもしれません。

【伝わる話し方】主役は自分でないと自覚せよ

まとめ

【伝わる話し方】身につけるためのポイント
・「何を」と「何の」を意識せよ
・結論から伝えよう

【伝わらない話し方】物語調で話す

【伝わる話し方】相手が何を聞いているか考えて話す

【伝わる話し方】11個のコツ
①難しい言葉を使わない
②例えを使って話をする
③数字を使って、具体的に話をする
④共通の言葉・相手の言葉で話をする
⑤考えながら話さない
⑥「えー」とか「あー」とか言わない
⑦ジェスチャーを沿えて話す
⑧資料を見せながら話す
⑨口癖に気をつける
⑩身だしなみを整える
⑪相手に状況を聞いてから話をする

【伝わる話し方】身につけるために今すぐできる3つの対策
①動画を撮り客観的に見る
②例え話のネタ帳を作る
③日頃から共感する癖をつけよう

コミュニケーションは、自分が主役ではありません。
話を聞いてくれる相手が主役であることを忘れてはいけません。
最後は、思いやりの気持ちを持っているかどうかが、分かれ目なのです。

この気持ちがあれば自分の話し方や話す内容は変わります。
方法論ではなく、まずは思いやりの気持ちを持つことが、伝わる話し方のコツ、ということを是非覚えておいてくださいね。

▼話が長くなる理由として、端的に喋るヒントをまとめた記事です。
伝わる話し方のヒントになるはずですので、ご覧ください。

「話が長い」と大損!話が長い人の特徴8選と解決策3選

【営業ノウハウ集】たった1週間で 常に3ヶ月先の売上を確保する営業方法

営業マンとして成長する最も効果的な方法は 「できる営業マンの真似をする」ことです。

しかし、自分の周りを見たときに 素晴らしい営業マンがいなかったり他社の営業マンの良いところを 学んだりできないので営業マンとしての成長が遅れてしまうのです。

あなたが営業としてもっと成果を出したければ

  • 実際に成果を出した営業マンのやり方やコツを学ぶ
  • 今の営業の現場を知る
  • 営業マン同士で情報交換をする
ことが重要です。

自分だけでやろうとすれば 成果を出すのに、時間が掛かります。

だからこそ、先人の営業を真似ることで 2倍も3倍も成果を早く出すことができます。

成長することもできるのです。

そうなりたいという想いを持っていただいたあなたに大学の頃から営業を始め 今では、営業代行として独立し

100以上の商材を営業してきたノウハウを全てまとめた

「たった1週間で常に3ヶ月先の売上を確保する営業方法」

こちらを是非受講してみてください!

実際に営業コンサルでお伝えたところ

最短3日間で受注を獲得した人

売上目標が未達がなくなった人

等など…多くの人が成果を出してくれている営業メソッドです。

下の登録フォームに

「今すぐ受け取れるメールアドレス」

を入力し 受講してください。

メール講座ももちろん無料ですが 受講いただいた方には合わせて

ノウハウ&事例集を 無料プレゼントさせていただきます。

LINEでの受講を希望される方は↓こちらから

LINEでも受講できます。 LINEならではの特典もあります。

友だち追加