- 丁寧に上司に報告しているのに、イヤな顔をされる
- お客様へ説明中に、眠たそうな顔をされる
- いつもミーティングの時間がおしてしまう
このようなことはありませんか?
もしくは、あなた自身がこのように感じてしまう相手がいる場合もあるでしょう。
その原因の一つは「話が長い」からに他なりません。
「話が長い人」あなたの周りにもいますよね。
実はあなたが「話の長い人」と思われてはいませんか?
仕事でコミュニケーションは必須です。
ですから、話す機会は営業でなくても必ずあります。
社内で話をしたり、上司に相談したり……「嫌」などといえません。
この「話が長い」悩みは、多くの人が抱える悩みです。
そんな「話が長い人」について、特徴や心理、自分が「話の長い人」にならないための対策をまとめました。
営業チームのマネージャーや、社内ベンチャーの立ち上げを行なった経験があり、人と話しを進めていく営業のプロである私が記載します。
話が長いと感じさせない!マル秘対策・3つのコツ
まずは、話が長いから短くしたいとお悩みの人へ、その対策を3つお伝えします。
「話が長い」のは、実は問題ではありません。
話を聞いてくれている相手に、「話が長い」と感じさせてしまうことが問題なのです。
話が延々続いているにも関わらず、この人の話をもっと聞きたいと思った経験はありませんか?
これは話が面白い、聞いていて心地よいからこそ、こんな気持ちになれるのです。
つまり、実際の話の長さと、相手の「話が長いなと思う感覚」は違うのです。
学校の朝礼で聞く話は、実際の時間が5分前後だとしても、「話長いな」と思うことがありませんでしたか?
ここでは、話が長いと感じさせないコツを3つお伝えします。
①全部話さない
②3つの言葉を使わない
③「です」「ます」で言い切る
話が長いと感じさせないコツ①全部話さない
コツ1つ目は簡単です。
8割の話は不要
断言します!!
あなたの話は8割いりません!
この記事の読者は、「自分の話が長い」と思ってるかもしれませんが、「何故自分の話は長いのか?」考えたことはありますか?
理由は簡単で、
全部話すから!
です。
例えば、営業報告。
(1分経過)
(3分経過)
(5分経過)
って話ですよ!!
私が聞きたいのは、「何が聞きたいかわかってる?」って事。
そんな全部に興味ないよって話です。
何の話かを明確にする
「なぜ、ここに来たのか」という話です。
- 相談なのか
- 報告なのか
- 連絡なのか
- 答えがほしいのか
- 決めてほしいのか
- そもそも何の話をしたいのか
等など。
これが明確になっていないので、全部話してしまいます。
営業報告も「次のアプローチについて相談です」と言えば、”そこ”に必要な情報だけ話す意識になるのは普通でしょう。
つまり、「何の話か」を明確にすれば自然と伝えるべきことも絞られるはずです。
話が長いと感じさせないコツ②3つの言葉を使わない
では、軸を持って話しができているかの判断をどこですればよいのでしょうか?
次の3つの言葉が登場する時は、アウトです。
- 「だから」
- 「〜なので」
- 「あと」
これが頻発するときは、完全にアウト!!
おそらく、結論なく話してます。
下手したら話しながら、結論を探しているかもしれません。
イメージ湧きますか?
例えば、今日の営業報告です。
今日は東京駅が最寄り駅の○○株式会社さんにいってきました。
○○会社は金融業界で、誰もが知っている大手企業です。
採用は「15採用は充足しました。16採用は検討中です」とおっしゃってました。
”なので”、16採用は検討中のため、こちらから提案できると思います。
この企業さんですが、採用人数は10人で、人事は2人。
上司がすべて決められるそうです。
”あと”、学生さんは去年辞退が多くて大変だったみたいです。
”あと”、説明会は去年一新したらしくて、今年も継続したいみたいなことは言ってました。
そういう話をしてきました”から”、今回提案したいのが、〜〜〜です。
企業さんが理系学生を採用したいおっしゃっていた”ので”□□を提案したいと思っています。
・
・
・
これ、永遠に続きそうですね。
この例の様な報告は、本当にやめましょう。
聞いてる側も疲れます。
話が長いと感じさせないコツ③「です」「ます」で言い切る
3つ目のコツは、「です」「ます」で言い切ることです。
一文一文を短く区切りましょう。
話が長い印象を持ってしまう人は、大抵一文が長いか、終わらせずに話を続けがちです。
意識的に、「です」「ます」と言うことで話を区切り、メリハリをつけた話にできます。
話の長い人の3つの心理
対策は理解したけれど、腑に落ちていないという人もいるかもしれません。
次は、話の長い人の心理を説明します。
これを理解することで、「確かに話を短くしないといけないな!」と積極的になれるはずです。
①相手に伝えなければいけない
②印象をよくしたい
③会話の内容に自信がない
話が長い人の心理①相手に伝えなければいけない
伝えたい気持ちが裏目にでて、話が長くなっています。
「ちゃんと伝える=全て伝える」と考えていませんか?
全ての情報があれば、相手に伝わる訳ではありません。
映画の予告編で「面白そう」と思って全部を見たら、つまらなかったことはないでしょうか?
予告編は面白そうに見せる演出をしています。
同様に、話もわかりやすく伝える演出が必要です。
その王道として「長く話さない」ことがあるのです。
話が長い人の心理②印象をよくしたい
他者からの印象をよくしたいと思って長話になってしまうことがあります。
短い話は、仕事ができないやつという思い込みはありませんか?
プレゼンでスラスラ長時間喋ることが、必ずしもよいプレゼンとは限りません。
要点だけ伝えて、伝わるプレゼンをすることが本当の意味で大事なことではないでしょうか?
以前とあるアニメで、あるイベントを実施する場所を、その会社の社員がプレゼンする場面がありました。
プレゼンテーターは「私がこの有名料理店を会場としてオススメする100の理由」と題して、プレゼンを進めていきました。
プレゼンの時間が限られている上に、100個も理由を挙げられては、どれが大事なのかわかりませんよね?
作中でも他の社員から「こいつの話はズレている!」と印象も悪くなっていました。
極端な例ではありますが、長いことがよい印象を産むわけではないとわかる逸話だと思います。
話が長い人の心理③会話の内容に自信がない
3つ目は、伝える内容に自信がないために、話が長くなってしまう心理です。
自分のとった行動などに不安がある場合、ついつい全部伝えたくなります。
全部伝えることで、相手にその内容を判断してもらえるからです。
例えば、営業の交渉失敗を上司に報告する場面。
一言一句、交渉中にどのような会話がなされたのか説明したくなります。
そうすることで、自分の会話の運びが悪かったのか、相手が一枚上手だったのかなど、上司に判断してもらうことができるからです。
改善のためにそういった情報も必要な時はあります。
しかし、一般的に報告する場合であれば
『「A社の予算的に当社の商品を購入できない」との理由で、交渉は失敗しました。』
と結論だけ伝える方が、間違いなくわかりやすいでしょう。
もし、上司が詳細を知りたい場合は質問してくるはずです。
まずは、話を短くすることで、わかりやすく伝える方がよいでしょう。
話の長い人の8つの特徴
話の長い人は、上記の3つの心理で長く話してしまいがちです。
ですが、感情的な面から発生することを、どうやって防げばよいのでしょうか?
ここでは、話の長い人の8つの特徴を理解することで、反面教師として自分の成長に繋げましょう。
①話の目的が定まっていない
②本題に入らず、前置きが長い
③話をまとめるのが苦手である
④同じ話を繰り返す
⑤話の結論が話している間に変わる
⑥話している自分に酔っている
⑦思い出しながら話す
⑧おしゃべり好きで、ただ話し続けたいだけ
話が長い人の特徴①話の目的が定まっていない
話す前に何を伝えたいかが定まっていない中、見切り発車で話し始める人です。
こういうタイプは話がコロコロ変わったり、途中で自分が何を話しているかわからなくなることもあります。
「報告をしたい」「相談をしたい」など、話す目的をまずは明確にしてから話しかけましょう。
話が長い人の特徴②本題に入らず、前置きが長い
遠慮しているのか、気を使っているのか、話しづらいのか、中々本題に入らない人・入れない人です。
仕事の場では、とにかく本題からスパッと話してほしいですよね。
「結論から申し上げますと」を冒頭に持ってこれるようになりましょう。
話が長い人の特徴③話をまとめるのが苦手である
「一言で言うと?」と質問しても答えられない人は多いです。
私も部下に、「それって一言で言うとどういうこと?」と聞くと、また話が延々と続くことが多々あります。
長く伝えることがよいこととは限りません。
YouTubeの本要約動画を見た後、実際に本に書かれていることと比較して「こんなにバッサリ話をカットしても理解できるのか」と「不要な話を削る」テクニックを勉強するのもよいかもしれません。
話が長い人の特徴④同じ話を繰り返す
同じことを繰り返し話をしていれば、長くなるのは当たり前。
うちの祖母はこんな感じです(笑)
ただビジネスパーソンでもこういった話し方になってしまう人は多いでしょう。
何を話すべきか事前にチェックリストを作ってみるのもよいかもしれませんね。
話が長い人の特徴⑤話の結論が話している間に変わる
上司で多いですが、話しながら結論が変わってしまうパターンです。
結論が変われば話が長くなるのは必然です。
「結論から話しますと」を冒頭に持ってくるように意識すると、防ぎやすくなるでしょう。
話が長い人の特徴⑥話している自分に酔っている
何を話すかよりも、話している自分が好きというパターンです。
こういう人は本当に話が長くなりますよね。
自覚をするのは難しいですが、自分が話に酔いやすい人かを見極める一つのヒントがあります。
それは、インターネットライブ配信(YouTubeでライブ配信など)や、ラジオ・音声配信アプリ(Stand.fmなどが有名です)を一人で行うことです。
ライブ配信を一人で行うと自分のトークのみで場を作らなければなりません。
話好きな人は30分でも1時間でも、一人で場を持たせられます。
そうでない場合は、5分でも自分だけで話を続けるのが難しく感じると思います。
絶対にそうだとは限りませんが、酔いやすいかを知るために、一人ライブ配信を行ってみるのもよいでしょう。
話が長い人の特徴⑦思い出しながら話す
記憶を探りながらの話は、「えーと」「あの」「その」などが多くなって、話が進みません。
話す前にしっかりと整理してきてほしいですね。
実感するためには、5分ほど自撮り動画を撮影し、何でもよいので喋ってみてください。
何を喋るか考える時間に、「えーと」が頻発するはずです。
動画を撮る理由は、見返して自分の口調を確認するためです。
次に、喋る内容を決めて5分ほど、自撮り動画を撮影しましょう。
スムーズに喋れるでしょう。
事前に話す内容を考えることの大事さが実感できるはずです。
話が長い人の特徴⑧おしゃべり好きで、ただ話し続けたいだけ
「何の話がしたい」がなく、話すことが目的となっているので、終わりも見えません。
友達同士であればよいですが、仕事では不適切ですね。
時にはお客様と仲良くなる営業力として、そのおしゃべり好きが活きることもあるでしょう。
ですが、しっかりと伝える時は伝えられるように、本記事の内容を読み返してみてくださいね。
話が長い人の改善のコツ
話が長いと感じさせない3つのコツ
①全部話さない
②3つの言葉を使わない
・だから
・〜なので
・あと
③「です」「ます」で言い切る
話の長い人の3つの心理
①相手に伝えなければいけない
②印象をよくしたい
③会話の内容に自信がない
話の長い人の8つの特徴
①話の目的が定まっていない
②本題に入らず、前置きが長い
③話をまとめるのが苦手である
④同じ話を繰り返す
⑤話の結論が話している間に変わる
⑥話している自分に酔っている
⑦思い出しながら話す
⑧おしゃべり好きで、ただ話し続けたいだけ
話を短くするには大前提として、しっかりと話す目的を明確にしましょう。
話し方の印象で、あなたのビジネスパーソンとしての印象も大きく変わります。
まずは端的に自分の伝えたいことが伝えられるよう、3つのコツを意識してくださいね。
伝わる話し方のコツはこちらも!
▼わかりやすく話すコツを11個お伝えした記事です。
これを読めば「で何が言いたいの?」とは言われませんよ。
何言ってんの?ってもう言われない!伝わる話し方に激変させる「端的に話す」11のコツ
▼1分という限られた時間で話すコツを記載しました。
1分と制限があった方が短く喋るコツを掴みやすいかもしれません。
参考にしてください。
【営業ノウハウ集】たった1週間で 常に3ヶ月先の売上を確保する営業方法
営業マンとして成長する最も効果的な方法は 「できる営業マンの真似をする」ことです。
しかし、自分の周りを見たときに 素晴らしい営業マンがいなかったり他社の営業マンの良いところを 学んだりできないので営業マンとしての成長が遅れてしまうのです。
あなたが営業としてもっと成果を出したければ
自分だけでやろうとすれば 成果を出すのに、時間が掛かります。
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成長することもできるのです。
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