1分で言いたいことを伝える話し方4つのコツ
  • 説明しているつもりなのに思うとおりに動いてくれない
  • 何を言っているかわからないとよく言われてしまう
  • 短く話すのが苦手だ

このような悩みはありませんか?
働く上で、的確に相手に伝える話術は必要です。
特に、若手や新人に多い問題の1つとして、「話し方」が挙げられます。

今まで友達とばかり話していたのに、突然「ビジネストークをしろ」と言われても難しいですよね。
しかし、多くの若手の話し方には2つ問題があります。

  1. 何を言っているかわからない
  2. 話が長い

こうならないようにするために、話すときにはコツが必要なのです。

今回の記事は、1分で伝わる話し方のコツをお伝えします。
短く伝えなければ成功しないテレアポなどの営業で、成果をあげてきた笹田が記載します。

1分で言いたいことを伝える話し方4つのコツ

ということで、今回は「1分で言いたいことを伝える話し方4つのコツ」です。

ここでのポイントは話しやすさに焦点を置いてません
話した後の相手のわかりやすさが最も大切です。

1分で言いたいことを伝える話し方4つのコツ

①話すことを1つに絞る
②相手が”理解する”のに、必要な情報を選ぶ
③相手に求めるリアクションを決めておく
④何の話をするのか最初に伝える

コツ①話すことを1つに絞る

話す内容は1つに絞りましょう
言いたいこと、話したいことがたくさんあるのはわかります。

しかし、相手は一度にたくさんの話をされても困ります
なぜなら、情報量が多すぎて処理しきれないからです。

私は、保険の営業でオプションやプランなど、全部話そうとする営業マンに会ったことがあります。
しかし、会話の最後に最初の話は覚えていません(笑)

覚えていないのに、相手が理解しているわけないですよね。
じゃあ、「相手は覚えているのに、理解してくれない場合はどうするの?」についてですが…次のコツで解決できます!!

コツ②相手が”理解する”のに、必要な情報を選ぶ

相手が理解するために必要な情報を選んで伝えましょう
あるテレビ番組の、「モノの名前を言わないでその特徴を伝えて当てるゲーム」を見たことありませんか?

例えば、バナナがお題のときに
「果物」「黄色」「長い」「猿」
と伝えれば、バナナを当てられそうじゃないですか?

一方で
「アラビア語で手足の指を意味する」「実芭蕉」「松尾芭蕉のペンネームの由来」
と伝えた場合、あなたは正解がバナナであるとわかるでしょうか?

これは、普段の会話でも同じで、相手がそのものをイメージできるようにするために情報を選ぶことが大切です。

エクササイズ

①「東京タワー」の特徴を10個の単語で挙げてみてください。
②誰かに「東京タワー」というワードを使わずに、①で挙げた10個の単語の中から3つ選び、誰かに伝わるかを試してみましょう。
③もし伝わらなかったら、伝える単語を1つ追加してみてください。

このエクササイズが実際に話すときのイメージです。
何も知らない相手は、話し始めの段階では何の話かさっぱり分かりません。

そんな相手のことを思って、伝える情報を選ぶことが大切なのです。

コツ③相手に求めるリアクションを決めておく

話す前に、相手に求めるリアクションを決めておきましょう
話す内容は、相手に

  • 「聞いてほしいのか」
  • 「わかってほしいのか」
  • 「できるようになってほしいのか」
  • 「やってほしいのか」

で全然違いますよね。

けど、これが混同しているケースが多く見られます。
あるいは、「話せばわかるでしょと思い込み、伝えて満足してしまう」場合もあるはずです。

その結果しばらくたってみたら、求めるアクションが取られてなかったことがあります
例えば、会社での1シーン

上司上司
○○についての説明は以上だ。質問はあるか?
部下部下達
ありません
上司上司
よし、じゃあこれでいこう!みんなよろしくな!
部下A部下A心の声
よろしくって、何すればいいんだよ?
部下B部下B心の声
やっとミーティング終わったよ。また次の指示待っとけばいいや
部下C部下C心の声
よし、じゃあまずはあれから取り掛かろう!!

〜3日後 上司と部下のやり取り〜

上司上司
A君、B君、君達は前回のミーティングから何もやってないじゃないか!
上司上司
C君、君は何をしているんだ。それは全く関係ないじゃないか!!

とまぁ、怒号が飛ぶわけですね(笑)
「いやいや、こんなことはあり得ない」と思っているでしょ!!
結構あるんですよ!!
これは部下が悪い訳ではなく、上司の伝え方が悪いと考えられます。

というのも、部下は何をしたらよいかわからなかったのですから!
(わかんなきゃ聞けよ!という観点は一旦置いておきます)

そうなんです。
話をするときには、相手に「何をして欲しいか」これを明確に伝えることが非常に重要になってきます!!

コツ④何の話をするのか最初に伝える

最後のコツは「何の話をするのか最初に伝える」です!
お伝えしたとおり、話し始めの段階では相手は何の話かさっぱりわかりません。

だから、最初から言っておきます。

上司上司
今から話す果物の名前を当てて欲しいんだ
上司上司
仕事の概要を伝えるから、おのおのでやることを洗い出して欲しいんだ
上司上司
皆にやることを伝えるから、今から話す内容で行動してほしいんだ。
具体的にとる行動までイメージできなかったら、この会議で質問してクリアにして欲しい

このような具合で明確に伝えておけば、聞き手の捉え方も変わってくるでしょう。
日本人は「起承転結」を好みますがビジネスマンは嫌います。

とにもかくにも、今回お伝えした4点を抑えているか否かだけで伝わり方が違ってくるはずです!!

相手の理解度を上げる2つのコツ

1分で今からお伝えする内容を盛り込むのは難しいですが、可能なら取り入れて欲しい、相手の理解度を上げるコツを2点お伝えします。

相手の理解度を上げる2つのコツ

①具体例を盛り込む
②相手の理解度を確認しながら話す

コツ①具体例を盛り込む

話に具体例を盛り込むと、相手の理解度がぐっと増します
例えば、【1分で言いたいことを話す4つのコツ②「相手が”理解する”のに、必要な情報を選ぶ」】で、バナナのクイズ話をしましたね。
あの具体例がなければ、「相手が理解するのに必要な情報ってなんだ?」となりかねません。

今日の記事は1分で伝えるコツで、その観点からすると、具体例は長くなることが多く注意が必要です。
しかし、短く伝えられる例であれば積極的に取り入れるとよいです

▼具体例は話し方の型の記事を読むとより理解度が上がります。
こちらの記事で具体例の使い方を極めましょう。
提案を魅力的にわかりやすく伝える9個の話し方の型

コツ②相手の理解度を確認しながら話す

一方的に話すばかりでなく、相手の理解度を確認しましょう

  • 相手の表情(困惑してないかなど)
  • メモをとるスピード(まだ書いてるのにどんどんしゃべり続けていないか)
  • 途中で質問、確認できるタイミングを設ける
  • 会話後にやることを文字にしてメールで送ってもらう

など、様々な方法や観点で相手が理解できたかを確認することが大事です
どんなに注意深く言葉を選んでも、まったく理解できていない人は案外います

シンプルに話してトレーニングしよう

まとめ

1分で言いたいことを伝える話し方4つのコツ
・①話すことを1つに絞る
・②相手が”理解する”のに、必要な情報を選ぶ
・③相手に求めるリアクションを決めておく
・④何の話をするのか最初に伝える

相手の理解度を上げる2つのコツ
・①具体例を盛り込む
・②相手の理解度を確認しながら話す

1分程度で短く伝えようと思うと、どうしてもシンプルになります。
それが、要点だけ伝えたり、不要な要素を削ったりするよいトレーニングになるでしょう。

今回の内容を参考に「話がわかりやすい!」と人から言われる状態を目指してみてくださいね。

他にも関連記事があります。
ご紹介しますので、ぜひご覧ください。

▼別の観点から端的に話すコツを記載した記事です。
具体的に11個のコツを挙げております。
何言ってんの?ってもう言われない!伝わる話し方に激変させる「端的に話す」11のコツ

▼ついつい話が長くなる人は、次の記事で改善できます。
ビジネスでは短く話すのが必須!ぜひ身につけましょう。
「話が長い」と大損!話が長い人の特徴8選と3つの心理・対策

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