タイパの本質

先日の日経新聞の1面に「タイパ」という言葉を見て、恥ずかしながらこの言葉を知らなかったのですが、言われてみると確かにという記事であり、営業やビジネスパーソンも意識しなければいけないキーワードだったので、今日はこちらを紹介したいと思います。

タイパとは何か?

タイパとは「タイムパーフォマンス」の略です。

よくコストパフォーマンス・費用対効果という言葉を耳にされたことがある方、使われている方は多いと思います。掛けたコスト・費用に対して得られる価値やメリットの度合い・大きさを示すのがコストパフォーマンスですが、これの時間版ということです。

掛けた時間に対して得られる価値やメリットが大きいか否か、ということです。

コストパフォーマンス・費用対効果は「得られるメリット/コスト」で算出されます。タイムパフォーマンスは「コスト」が「時間」になるので

タイムパフォーマンス=得られるメリット/時間

となります。タイムパフォーマンスを上げるためには、得られるメリットを増やすか、投下する時間を減らすか、この2つしか視点はありません。

Z世代は時間を無駄にしたくない

「最近の若者は」という言葉はあまり使いたくないのですが、あえて使わせてもらえばタイパ意識の強さは1つの傾向というか、理解しなければいけない価値観と考えています。

先日の日経新聞(9月13日朝刊)にはこんな表記がされていました。

コンテンツは早見やスキップ、家事や買い物も時短と日本はかつてない高速化社会に突き進む

高速化社会=タイムパフォーマンスにおける投入時間の削減という意味です。記事内で日本のポップソングのイントロがどんどん短くなっているそうです。最近のヒット曲は歌い出しまで0秒、昭和・平成のヒットソングは20~30秒もあったことを考えると、圧倒的時短ですね。

さらに大学の講義。コロナの影響もあり、オンライン授業も増えた中で「倍速視聴が半数以上」という記事(「90分講義つらい」大学生 半数以上が“倍速視聴” 背景に…コスパならぬ“タイパ”)も出ていました。ここにも時間意識の高さが顕著に表れています。これは大学の授業が退屈か否かよりも、エンタメやプライベート視聴するコンテンツも同様の動きが株式会社SHIBUYA109エンタテイメントが行ったZ世代の映像コンテンツの楽しみ方に関する意識調査で発表されていました。

セイコー時間白書2022も見てみると、将来ビジョンの有無は圧倒的に現10代が圧倒的に高く、社会への関心も10代が高く持てていることがわかります。

自分と向き合い、さらに社会へのアンテナをしっかりと張っている若者たちだからこそ、自分で主体的に時間を選択できないことへの違和感や不快感は大きいのです。先ほど挙げたZ世代の映像コンテンツの楽しみ方に関する意識調査でも「自分が価値を感じているコトに、時間を割きたい」とタイパを重視する若者は答えていました。

経営資源は今では5つ(or6つ)

ただこの時間への意識、タイパは若者だけの話ではありません。

私が中小企業診断士の勉強をし、全7科目のうち見事に4科目しか合格できなかった約10年前。経営資源は「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」の4つでした。しかし、最近ではこの経営資源の中に「時間」が入っています(6つとするケースもあり、その際は「知的財産」が入ります)。

VUCAの時代と呼ばれるように時代の変化が激しい時代です。製品ライフサイクル(プロダクトライフサイクル)が短縮化しています。どんどん製品や商品の寿命が短くなっているのです。

製品が完成し世にリリースしても、競合他社の参入、類似商品や代替品の登場、競合他社のアップデートなどで、売れる期間がどんどん短くなっています。たまたま見つけたこちらの記事(難しいライフサイクル短縮化への対応、経営者に求められる志向)の内容を拝見する限り、やはりこのサイクルは経済産業省や中小企業庁の調査でも明らかです。

それだけ1つの商品やサービスで生き残ることが難しくなっている今だからこそ、「今この時」を会社経営においても大事にしなければいけなくなっていることがよくわかります。

さらに今は「働き方改革」などの長時間労働の規制など、「働き方」というよりも「働かせ方」「働いてもらい方」への制約が厳しくなっています。そのため、今まで以上に限られた時間でいかに高いアウトプットを出すのか、生産性への意識も高まっています。

2018年の流行語は「時短ハラスメント」

ただ行き過ぎた、かつ間違えた時間への意識は「時短ハラスメント(ジタハラ)」という言葉になって広がりました。残業禁止、定時退社必須と謳っているにも関わらず、そもそもの働き方や就業環境の見直しがされないまま、ノルマや納期は変わらない、厳しくなったという行為が「ジタハラ」です。

ただ一時期、「時短」というキーワードが週刊誌や雑誌によく出ていた時期がありました。Googleトレンドで「時短レシピ」が1番盛り上がっていたのは2009年でした。

時間への意識は行き過ぎれば当然間違った方向に進んでしまいますが、今も昔も「時間を大事にしたい」という気持ちは誰もが持っている、感じているというところかと思います。

タイムパフォーマンスは昔から言われている

実際にことわざでも「タイパ」の話はあります。

時は金なり

多くの方もご存知の言葉の1つかと思います。意味は字の通り、「時間はお金のように大切である」ということです。これまでは終身雇用・年功序列の精度があり、自分が所属した組織に、多くの時間を費やせば生涯安心という時代があったのは事実です。しかし、先行き不透明な今、自分で自分の時間を選択することが、就職活動時だけでなく、常に求められているという見方もできるのではないかと思います。

ことわざではないですが、「時は金なり」と似たように時間を大切にしている言葉として

Time is Money

があります。この言葉はアメリカ合衆国建国の父でもあるベンジャミン・フランクリン氏の言葉です。この言葉の本質は「機会損失」にあります。時間の使い方を間違えると、得られるはずだった機会を失うということです。

現代は便利な時代を生きている

今は便利な時代ですよね。結果として「効率化」がしやすい環境です。

例えばゲーム。一昔前はマリオやポケモンは「攻略法」を自分で調べて、自分でコツコツ頑張ってクリアするが当たり前のような風潮がありました。攻略本も市販されているゲームもありましたが、やはり教育的な観点・視点でも「正解に自分で辿り着く」というのが正義であり、これはゲームだけでなく、仕事や何かの取り組みにおいても共通だったのではないかと思います。

しかし、今は攻略法がTwitterやYoutubeで簡単にアクセスできる時代です。自分で試行錯誤して見つけ出すよりも「オッケーグーグル、ポケモンのクリアの仕方を教えて」の方が早いですよね(もちろん、こんな検索方法じゃダメですが笑)。

ショートカットは悪で、ちゃんと最後まで自分でやるが正義

こんな価値観・考え方が一般的だったといえると思います。だからこそ仕事でも「とりあえず自分でやってみて」「もっと自分で考えてみて」という指示に納得できない若者が増えていると言われているのも理解できます。若者からすれば「そこに時間や気持ちを割きたくない」が本音なんです。「いやいや、やり方も正解もわかってるんだから、サクッと教えてもらえれば、もっと違うことに時間を使えるじゃん」と思っている子がいるということです。

タイパのパフォーマンス=価値の定義が違う

昔は「努力すること自体に価値がある」という風潮がありました。今は「努力したのであればしっかりと回収したい」という考えを持っている子が多いということです。

タイパ=パフォーマンス/タイム

とお話をしました。この「パフォーマンスの定義」が今時の若者のと大人では違うということは頭に入れておかなければいけない大事なポイントです。そしてもう1つ、意識しなければいけないポイントは「自分でコントロールできない時間を避けたい」という傾向も強いのではないかと思います。

見方を変えれば、自分に納得感があり、自分で主体的に時間をコントロールできているという感覚があれば、没入感を持って仕事をする若者もたくさんいます。残念なことに、インターンシップの時は没入していたのに社会人になったらそうじゃなくなったという子も多いですが。。笑

ただこの時間の向き合い方・考え方は、今と昔で環境の変化から異なることを理解すると同時に、改めて自分を大事にするためにもタイパを考えてみることは自分の人生を豊かにする1つの切り口になるかもしれませんね。

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