- 営業で断られ続けて心が折れそう
- 断られない方法を探している
- 営業としてテレアポの成功確率を上げたい!
このような悩みはありませんか?
提案して断られる。何度やっても慣れない気持ちわかります。
そのような人へ向けて、営業で断られない方法を記載しました。
最後まで読めば、恐れずに営業やテレアポができるようになり、成績も向上するでしょう。
これまで累計50以上の商材の営業代行や、営業部長を務めてきた私が記載しますので、信憑性は高いでしょう。
営業マンのストレスは断られること
今日は学生の頃やっていた、人材会社でのテレアポの話をします。
非常に悲しいことに、ここではアポイントをほとんど取れませんでした。
1日150件近く、毎日電話を掛けて1日1件のアポイントが取れたかどうか。
その時の経験より強く思うことがあります。
それは、営業マンのストレスは「断られること」であると。
営業マンは断られることを当たり前にしてはいけない
あなたは売れる営業マンですか?売れない営業マンですか?
売れる営業マンでさえも、断られることは決して楽しいことではありません。
営業マンは断られるのが当たり前なのか?
売れない営業マンが辛くなるのは、提案に対してお断りが重なるからです。
営業についての本やアドバイスで、「営業マンは断られるのが当たり前」と書いてあるものをよく目にします。
断られるのが当たり前なのは、事実です。
電話をかけたり、提案をしたりしなければ始まりません。
多くの人に声をかければ、その分お断りの数も増えていくからです。
私がテレアポのインターンをやっていたときも、そのような本を読んでいました。
売れない営業マンであった当時、私はこのことを信じて疑いませんでした。
ですが、「断られるのが当たり前である」と思っていても心はついてきてくれません。
断られる確率を下げる1つの方法
そこで、私が行なったことは『断ったら、お客様が絶対に損をする』、そう思えるお客様に電話をすることでした。
お掃除好きの例
お掃除好きの友人がいて、あなたがお掃除会社の営業だとして、エアコン掃除割引キャンペーンを期間限定でやっていたとします。
今、友人は申し込まないと損をすると確信できます。
そのような人に電話ができれば理想的です。
TVゲーム好きの例
TVゲーム好きな知り合いがいるとします。
いつもの半額だよ!
なんで買わないの!?
こう伝えるだけで、買ってくれるに違いありません。
損をするお客様を見つける意識が大事
このようなお客様がいれば、強気に電話で伝えられるはずです。
むしろ、強気に出られるお客様に電話をしてください。
全てのお客様にそういった電話はできないかもしれません。
ただ、できる限りそういったお客様を見つける所から、開始することをおススメします。
見つけようと思って仕事に取り組むことが重要です。
良くある断りの6つのパターンを知る
そうはいっても、なかなかピッタリの人を見つけるのは難しいでしょう。
そして、ある程度条件に合致する人を見つけられたとしても、断られてしまうこともあると思います。
そんなときにどうすればよいのか?
それは、予め起こりうることを想定しておくことで、メンタルへのダメージを防げます。
あなたは、宝くじを買って外れたときに、激怒しますか?
多くの人は
残念だ。
と受け入れられるのではないでしょうか?
それは、宝くじの当たる確率が低いことを知っているからです。
同様に、断られる時にどのような断りのパターンがあるかを知っておくことで、メンタルへのダメージを減らせます。
大きく次の内容を知っておきましょう。
①いらない・お断り
②今忙しい
③他と契約しているから大丈夫
④とにかく帰って
⑤興味がない
⑥今わかる人がいない
パターン①いらない・お断り
突然どこの誰かわからない人に電話される相手の立場を考えれば、理解できますよね。
なぜ電話したのか、何を伝えたいのか、を簡潔に伝えてみましょう。
「そういうことなら…」と話を聞いてもらえるかもしれません。
ダメならもちろん、引き下がるのも大事です。
パターン②今忙しい
皆何かに時間を使っていますので、この断り文句は良くあるパターンです。
時間を割くだけの価値がある理由を伝えてみましょう。
パターン③他と契約しているから大丈夫
これも良くある断り文句で、言われることを覚悟しておくと良いでしょう。
むしろ、世の中であなたの提案する商品が完全オリジナルということはありません。
革新的だったiPhoneですら、発売当初「携帯電話を使っているので必要ない」と言われたはずです。
無理に相手に自社の商品の良さを伝えるよりは、「違いが書いてあるので資料をお渡ししたい」などとソフトに対応すると良いでしょう。
パターン④とにかく帰って
さすがに、これは言われたら諦めましょう。
時間の無駄になってしまいますし、説得を続けても断られ続けてしまい、こちらもメンタルを疲弊してしまいます。
パターン⑤興味がない
「営業に興味がない」という意味がほとんどです。
あなたを選んで連絡している理由を伝えることで、興味を持ってもらえる確率が高まります。
パターン⑥今わかる人がいない
話している人は、購入や契約をするにあたり決定権を持っていないことがわかります。
誰なら対応できるのか、いつ電話すればよいかを確認し、再度かけるようにしましょう。
このように、事前に断り文句に対して準備しておくことで、こちらも機械的に対処可能になり、メンタルへの影響が少なくなるでしょう。
▼この際に、4つのテンプレートとなっている言葉を利用することで、成功確率は更に高まります。
以前解説しているこちらの記事で、詳しく取り上げていますので、ぜひ御確認ください。
飛び込み営業でよく言われるお断りの言葉と切り返しトーク7選
断られる確率を上げてしまう4つの行動
また、当然のことながらあなたの発する内容が不適切であれば、断られる確率を上げてしまいます。
ここでは、良くあるお断り確率を上げる行動をお伝えします。
①余計なことを言う
②あなたにかけた理由を伝えていない
③雑談をしてしまう
④説明し過ぎてしまう
行動①余計なことを言う
商品を必要としている人を選んでいる…とはいえ、何を言うかが大事なのは当然です。
特に一言目は超大事です。
突然電話をかけられて、感じが悪かったら、内容に関係なく問答無用で断りたくなりますよね。
そこで大事なのは「余計なことを言わない挨拶」です。
一言目が
などと伝えたとしましょう。
No.1などとアピールされると、怪しさに加えて、売り込まれそうだなと感じてしまいませんか?
営業ハックの笹田です!
から始めて、挨拶と自己紹介をするのが無難です。
挨拶と社名と名前が伝えられれば充分です。
行動②あなたにかけた理由を伝えていない
また、このようなことを言う人はいないとは思いますが
などと伝えてはいけません。
また、なぜあなたに電話をかけたのか理由を言わないのも、よくありません。
あなたに電話をした、あなたを選んだ理由が伝えられるのであれば、伝えましょう。
といった具合です。
行動③雑談をしてしまう
突然来た電話で、長々と雑談をしたい人はいません。
『信頼関係を作る=ラポールの形成』と習ったから、「まずは雑談だ!」と思う人もいるかもしれませんが、テレアポに雑談は不要です。
そもそもあんた誰なんだよ!
と思われてしまいます。
テレアポでの雑談は、断られる確率を高めてしまいます。
▼ラポールの形成については、別の記事で詳しく記載しました。
営業の質を3倍に!ラポールの重要性とラポールの4ステップ
行動④説明し過ぎてしまう
良くあるテレアポの例では、相手に有無を言わさず、こちらの説明を長々とする営業がいます。
相手に同意を求めたり、興味を持っているか確認したりすると、NOと言われることが多いです。
そのため、あえて確認しないで全てを先に伝えてしまいたい、という思いが見え隠れしています。
マシンガントークをしてしまうのは、逆に怪しまれて断られる確率を高める行為です。
▼成功確率を下げる発言や行為は、あなたの意識で防げます。
次の記事で細かく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
【飛び込み営業攻略】飛び込み営業で門前払いされない最初の一言
まとめ
営業マンのストレスは断られること
→売れる営業マンですら、断られるのは精神的に負担がある
営業マンは断られることを当たり前にしてはいけない
→やらないと損をする!と思えるお客様をみつけてアプローチしよう
良くある断りの6つのパターンを知る
①いらない・お断り
②今忙しい
③他と契約しているから大丈夫
④とにかく帰って
⑤興味がない
⑥今わかる人がいない
断られる確率を上げてしまう4つの行動
①余計なことを言う
②あなたにかけた理由を伝えていない
③雑談をしてしまう
④説明し過ぎてしまう
営業マンのメンタルを疲弊させる最大の要因は断られることです。
断られることは当たり前ですが、当たり前だから仕方ないと思って営業をしていると成果が上がりません。
成果が上がらないと、ますますメンタルを疲弊させてしまいます。
電話をかけるのが怖い…とならないように、『買わないとお客様が損してしまう!』と思える人に電話をかけることで、断られる確率を減らせるとお伝えしました。
また後半では、断られた時のメンタルダメージを減らすため良くあるパターンの把握と、断られる確率を高めないテクニックをお伝えしました。
これらを駆使して、成功確率の高い営業を目指して下さい。
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