「第二新卒として転職を考えているが、早期退職で面接時にどう見られているか不安だ」
「そもそも早く退職するって転職に不利なのかな？」
このような悩みや疑問はありませんか？
人間関係が理由の退職だったり、仕事内容の向き不向きが原因の退職だったりすると、次へ向けて不安な気持ちになりますよね。
この記事では、第二新卒として転職を考える人へ、「企業が第二新卒に求めるポイント」について説明します。
最後まで読めば、「やる気と基本的なマナーが大事」とわかるでしょう。
自社で採用担当をした経験もあり、転職事情に詳しいことでおなじみの私が、記載します。
第二新卒に求められる4ポイント
第二新卒とは新卒後3年前後で転職する人
第二新卒とは、一度新卒を経験し、3年前後の期間内に転職活動をする人たちです。
- 自分に向いていなかった
- もっとやる気のある会社に変えたい
- 人間関係でもめたのでリセットしたい
など早期退職の理由は様々あります。
採用にあたって、企業は長く働いてもらいたいと考えています。
- 早期退職している第二新卒は、新卒に比べて不利ではないか？
- スキルも経験もない分野へ転職するにあたり、どう振る舞えば採用されやすいのだろうか？
と思うかもしれません。
そこで、第二新卒に求められている4つのポイントを解説します。
4つのポイントを意識し転職活動できれば、狙った会社に入りやすくなるはずです。
①マインド
②スキル
③マナー
④経験
ポイント①マインド
学生気分で転職活動に臨むと不採用になります。
第二新卒と新卒の違いは社会人経験を積んでいるか否かです。
学生気分とは、何かをしてもらう側で常にいることです。
社会がどう動いているのか、仕事とはなんなのかを理解している人は、転職活動でも言動が異なってきます。
働くということは、
- 飲食店で言えば、食べる側から作る側、接待する側
- 学校で働けば、教わる側から、教える側
- 営業で言えば、売られる側から、売る側
になることです。
転職活動においても、自分がサービスを提供する側になると意識できていれば、面接で
「事前に勉強しておきたいのですが、○○について教えてもらうことはできますか？」
などと積極的な発言も増えるでしょう。
そういった意識、つまりマインドセットがあるかを確認されます。
いつまでも学生気分の人であれば、学生を採用した方が育成しやすいからです。
第二新卒と新卒を比べたときに、同じマインドをもっていれば、年齢が若い新卒を採用します。
社会人としてのマインドができているか確認しましょう。
ポイント②スキル
第二新卒にスキルは求められていません。
というのも、スキルを求めていれば「経験者採用」をしているからです。
第二新卒は、若手の人員を補充して、会社として成長していきたい場合に行う採用です。
スキルよりはマインドセット、「長く会社を支えてくれるか」を気にしています。
たとえば、それまでエンジニアとして勤務していた人でも、営業スキルがなくても営業職になれます。
若いうちなら、スキルは後から身につけられると考えるためです。
ポイント③マナー
最低限のビジネスマナーを身につけている必要があります。
一度社会人を経験しているにもかかわらず「挨拶ができない」「名刺交換できない」。
そのような初歩から教える必要があるのなら、より年齢の若い新卒を採用した方がよいと考えるからです。
マナーを一度確認して、転職活動に臨んでください。
- 挨拶
- 名刺交換
- メールの送り方
- 人の目を見て話す
- 電話のかけ方、取り方
- 言葉遣い
- 接客態度
- 身だしなみ
このような内容が該当します。
ポイント④経験
第二新卒に経験は不要です。
もちろん、ないよりはあった方がよいのは間違いありません。
ですが、マナーとマインドセットがしっかりしており、今後会社でがんばっていきたいと感じられる、そのような働く意欲がある人を採用したいのです。
スキルと同様、経験も後から積めます。
ですが、やる気やマナーは教育しても身につくかどうかは本人次第です。
一度、社会人を経験した上でやる気が感じられず、マナーも身についていなければ、もう一度指導して改善されるか疑わしいと考えるのが自然です。
それならば、より若い新卒を採用するでしょう。
まとめ
いかがでしょうか？
スキルや経験が不要なのは意外でしたか？
第二新卒はその若さから将来性を買われています。
- 基礎的な社会人としての知識があること
- 努力して仕事に必要なスキルを身につける意欲があること
をアピールして、合格率を高めましょう。
今回の内容を一枚の画像にまとめました。
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