「営業」この言葉をGoogleで検索すると、様々な言葉が関連して表示されます。それは決してポジティブな言葉ばかりではありません。
「営業 辞めたい」
「営業 辛い」
「営業 向いてない」
こんな言葉が、数多くインターネットで検索されています。それだけ営業に悩みを持っている人は大勢いるのです。営業ハックでは「営業の悩みを0にする」という言葉を掲げていますが、私自身も営業に対して悩みを沢山抱えていた過去があります。なので、営業が辛いという気持ち、滅茶苦茶分かります。
今回50人の方に営業から転職しようと思った時のことをインタビューさせていただき、その内容をまとめました。
営業が辛くて、しんどい。そういった方にこの記事が届けばいいなと思っています。他の人も辛い中頑張っているから大丈夫というわけではなく、あなたは1人じゃないということをお伝え出来れば幸いです。
営業を辞めようと思った理由①ノルマが厳しい
営業の経験がない人は「営業=ノルマ」という印象が強いですよね。実際に営業の世界のノルマで苦しんでいる人の声です。
「理屈はどうでもいいから成績を出せ」
20代後半、個人のお客さまを対象に生命保険営業をしておりました。毎月のノルマと同時に四半期半期年間のノルマがあります。努力は必ず報われるとはいっても調子のいい時もあれば悪い時もあるし運の良しあしもあります。40年も前の頃で、当時は個人宅の飛び込み営業が主流でした。縁故知人の輪が広くそこで好成績を出す同僚もいましたが、私は縁故知人がなく全て飛び込み営業とそこからできたお客さまからの紹介がほとんどでした。
翌月とか翌々月の成約見込みがあり3か月通算ではノルマが達成できそうなときでも今月ひと月のノルマが難しい時が何回となくありました。なんで四半期の乗るかが達成できるのに単月が出来ないからとペナルティを食らうんだと常に疑問に思っていたものです。ある時上司の「理屈はどうでもいいから成績を出せ」と怒鳴られた時、「辞めよう」と思いました。(保険業 50代以上男性)
評価の仕組みに納得感がないのはツラいですよね。。
体の弱い子供を職場に連れて来させられる
ノルマが厳しかった。また子供が体が弱かったので子供の面倒を見るために休むと伝えたところ、「連れてらっしゃい」と言われて子どもにも無理をさせた。休ませてくれないし、子供の病状も良くならないから主人にも言われ、辞めた。辞めて私も楽になった。
スーツ代とか靴とかにもお金がかかり、給料を考えると正直マイナス。せっかくお客様に保険に入ってもらったのにすぐにやめられてしまうことも。そうなるとペナルティがあったため、やめそうな人のところへはよく通いました。
若い人は保険の大事さなんてわからず入ってもすぐやめてしまう。話を聞いてもらえないのも嫌だった。〆日が近づいてくると胃がキリキリして眠れなかった。一緒に入った人と比べられて情けなく恥ずかしかったです。だんだん行くのが嫌になりやめてしまいました。」(保険業 50代以上女性)
今やったら完全にパワハラで訴えられるレベル。。ましてや今のご時世、完全にアウトです
ノルマのために友人を誘い、嫌われる
甘い言葉に惹かれ研修を受けることになりそのまま試験であれよあれよと入社していました。ノルマはなく個人事業主としての目標をたてるように言われましたが、やってみるとノルマは厳しくとても苦労しました。大手ではない保険会社だったのでエリアも決められずお昼に企業に行くのと飛び込みメインで毎日プレッシャーの連続でした。
保険の営業は世間からの風当たりも厳しく友人を誘えば嫌われてしまうため居心地の悪い世界でした。2年程で退職しましたが、辞めて本当に良かったと思っています。営業の仕事はどの職種もそうですが、相当メンタルの強い人ではないと続かないと思います。仕事で悩んで土日を潰すのはもったいないと毎日感じていました。(保険業 30代女性)
ノルマは厳しくてもそれを分かった上であれば乗り越えられることも多いはず。けど、後出しできついノルマはきつさが100倍増しですよね。
取引先が会社をたたむと聞いて
なかなか業績も上がらないにもかかわらずノルマは増える一方でしたのでそろそろ転職すべきかななんてことを考えていました。
そんな時に営業で訪問した企業の担当者の方より来月会社をたたむので今後は取引できないということを伝えられました。たたんだ後どうするのかと尋ねたところ、見通しが立たないので恐らくこの業界からは撤退するとおっしゃっていたのを聞いて人生は何て儚いのだろうと急に感傷的になりました。
もともと営業職希望ではなかったとはいえ、それなりにやってきたのですが取引先の企業が続々と形態を変えていくのを目の当たりにして、自分もいつまでもこのままじゃ駄目だなと感じました。そしてそのまま転職活動に身を投じ、辛うじて自分にとってやりがいのある業界に就職することができました。(広告業 40代男性)
人に出会う仕事だからこそ、色々と考えさせられることも多いですよね。私が1番衝撃的だったのは、取引先の社長が逮捕された時だったな。あの社長、元気かな。。
ノルマに悩みすぎて体を壊す
上司からノルマを課された時です。はじめは、自分のペースでやって言ってもらえれば良いと言われ試行錯誤しながらも頑張っていましたが、業績が落ち込み始めてからはノルマ、ノルマと言われるようになりとてもしんどくなってしまいました。特に営業で外回りに行く際の朝は、とても出社することが嫌で休みたいと感じることが多くなりました。
先輩や後輩に相談しようとしても、皆それそれのノルマと戦って忙しいので相談することがなかなか出来ませんでした。結局悩みすぎて上手くいかず体を壊してしまったので、その際に自分には合ってないのかなと落ち込んでしまいました。こんな辛い思いをしてまで仕事をする理由がなかったので転職しようと思いました。(医療業 30代女性)
これは本当に。。ノルマを後から上げるのはツラいんですって。マネージャーの皆さん。
目標達成してもしなくても辛い
ノルマを与えられた時点で達成しなくてはいけないプレッシャーがあるのにもかかわらず、毎日の獲得実績発表や、推進会議、上司に営業先へのアプローチ状況を管理されるなど、更に負担に感じることばかりでした。
また、目標達成すればするほど来期の目標が上がることが分かっている辛さもあり、目標を達成しても、しなくても辛い状況でした。もともと風邪もひかない健康体だった私ですが、営業をし始めてから熱を出すことが多くなったり、謎の体調不良に悩まされたりしていました。
上司は親身に相談に乗ってくれましたが、特に状況は変わることがなく、このまま働くことに不安を覚え退職を決意しました。私は会社も一緒に働いていた人のことも好きだったので会社を辞めることは勇気のいることでしたが、嫌な営業をし続けることの方がこの先ずっとつらいと思うので決断して良かったなと思います。(金融業 20代女性)
発表制度って結構多くの会社でやっているんですよが、できた人を讃えるのは良いと思うんです。けどできなかった人を目立たせて良いことって私はないと思うんです。
休みの日も電話やメールに敏感に
出版社の編集記者として企業取材を行っていたのですが、その際に誌面への広告営業もしなければなりませんでした。どこの企業に何時取材に行ったのかを随時報告しなければならず、「広告収入がないと本を出版できないよ?」と編集長からのプレッシャーも強く…。いつしか数字に追われて、休みの日も営業先からの電話やメールが来ていないかと敏感になってしまっていました。
食欲はあり、自分では食べているつもりでしたが、体重も10kgほど減って友人や家族からも心配されるようになりました。次第に休み明けの出勤が辛くなり、次第に会社へ行こうとすると嘔吐するような状況が続いたため、近くの病院へ行くことにしました。
その際に心療内科を勧められ、そちらの先生に「しばらく休みなさい」と言われたことがきっかけで数か月休職し、まずは身体を治すことに専念しました。今ではもう通常通り出勤出来ているため、休むことの大切さを実感しています。(出版業 30代女性)
私は社会人になってから5キロ痩せたな。。
気楽に出来る環境がない
営業は訪問販売だったのでとにかく時代と逆行している事をしているなというのがありました。その中で数字にも追われる日々なので休みの日も少し焦る気持ちもありました。
目標を達成をしても翌月にまた数字が0にリセットされるのも気持ちの切り替えが上手に出来ないのも原因だと思います。インセンティブなどがあり給料はよかったのですが、休みが少なかったり移動時間も多いので疲れも中々取れない事があり転職をしようと思いました。
様々な仕事も探しており、いろんな営業があるんだなと思い始めてから視野が広がった感じがします。まずは行動をしないといけないと感じました。数字に追われるのは営業として仕方ない部分はあると思いますがもっと気楽に出来る環境が大事だと思います。(商社 20代男性)
常に追い込まれている状態だと、落ち着くタイミングがないんですよね
新人なのに先輩と比較される
最初の会社説明会では言われなかったのに、入ってみたらとにかくノルマが厳しかったです。〇〇さんはできているとか、大先輩と比べられても新人のわたしには無理な話でした。「売り方は先輩を見て盗め」と言われたりもしましたが、同行するわけではないし先輩がどうやっているのかは、口で聞くしかありませんでした。
なんとかノルマをこなそうと、友人や親戚などにも営業しているときにすごく嫌だなと思いました。もちろん夜遅くまでの残業も毎日のこと。なんとか2年頑張りましたがストレスにより食欲が無くなり、不眠になり、生理が止まってしまい、辞めることを決意しました。今となってはもう少し早く辞めることもできたのですが負けた気がして辞められませんでした。もっと早く決断すれば良かったと思っています。(飲食業 30代女性)
いきなりハードルを高く設定されているのにもかかわらず、解決策を提示されないのは辛すぎます。
全ては売上次第
毎月個人に与えられたノルマがありました。調子が良い時はノルマ達成出来るのですが、達成すると翌月はさらにノルマが高くなります。達成できる時は良いのですが、そうではない時は地獄です。上司からの圧力や叱責もあったり、休みを返上して出勤する事も多々ありました。
営業の辛いところは、朝から晩まで何時間働こうが売り上げがなければ意味がないところです。逆に短時間で売り上げが出ればその日の仕事が終わったも同然です。そして後輩が自分よりも成績が良ければ出世して自分の上司になるなんて事もよくありました。年齢や勤続年数など一切関係のない完全な実力主義の世界です、何度も転職を考え悩みました、決め手は体調を崩した時に家族が心配をして転職をすすめてくれた事でした。(教育業 40代男性)
売り上げをあげるのは確かに必須ですが、プライベートまでなくなってしまうと疲れ果ててしまうのも当然です。。
ノルマ達成に向けて何をしたらよいか分からない
やはり毎日の営業のノルマですね。毎回保険の企業様からの個人でも1件でも多く契約をとってきなさい!という形が自分ではとてつもなく厳しい状況下であり、他社保険会社様と契約をしていることがほとんどでしたので、そこでどう対応をしてよいのかがさっぱり分からず先が見えなくなって困っておりました。
そんなこんなで大分悩みすぎてしまったのか、毎日腹痛を起こしてしまってどうもさえない毎日が続いてしまって悩んで、精神的にきつくなっていきました。その際上司からいろいろなアドバイスをいただき、心配してくださったこと、尚且つ見てくださっていたこと、とても感謝をしております。少しずつ又前向きになり、強く自分を追い込まなくてもいいと感じるようになりました。(保険業 40代女性)
解決策が見えないときって、何も動けなくなってしまうんですよね
ノルマ達成出来なければ退職という社内規定
会社の社内規定の中に、一定の査定期間の間にそれぞれの等級に応じた目標値(ノルマ)が課せられていて、それを100%超えて達成できなかった場合には、あなた退職ですよという社内規定がありました。
担当していたマーケットが法人営業のマーケットという事もあり、チーム単位で一定の水準を達成できた場合には報奨が与えられる仕組みがありました。最初の頃は結果が出ず、後々にノルマ達成のためのプレッシャーがかかり、私が足を引っ張る形となってしまったため、先輩や上司から糾弾される形となり、徐々にやる気の減退に繋がっていきました。そして、設定された査定期間内に設定された目標値(ノルマ)の達成が現実的に難しくなってきたため転職を考えました。(保険業 20代男性)
ノルマ達成できないなら退職って、キツすぎる。。
ノルマ達成しないと存在意義がない
ルート営業の為一般家庭を多く廻らせて頂いていました。しかし、毎月のノルマが厳しく毎月新規契約5件、医薬部外品の売り上げ、薬の売り上げ、毎日それだけを意識しながらの日々でした。
確かにやって成績が上がればそれだけ手厚い待遇がありました。しかし、年間の営業成績を達成すると翌年は更に上の目標が課せられます。それを毎年毎年苦しいながらも達成していましたが、ある年を境に年間営業成績が達成出来なくなりました。どれだけ頑張っても年間成績達成が出来ず、ついには毎月の成績達成が全ての月での目標未達。こうなると会社側から私の存在意味がなくなり、社員から契約社員への打診がきました。
その瞬間もう営業は無理だな。転職しようと決意しました。(配置薬販売業 30代男性)
達成不可能なノルマほど嫌なことってないですよね
1つズレれば苦しくなる
何よりノルマがあり常にストレスとの闘いです。達成できなくても、特に何かあるという訳ではないのですが、良くは言われる事はありません。
また、休日にも電話があることがあるので、常に携帯電話を気にしていないといけません。ですが、そういう時に助け合うのが同僚だと思います。想いは同じなので、頑張る事が出来ていますが、1つズレれば苦しくなることが目に見えています。今は踏ん張る事が出来ているので、どうすればもっと楽に日々を過ごせるか模索中です。
これから、営業の仕事を考えている人はもう1度しっかり考えて覚悟をもって営業という仕事に向かった方が良いと思います。現実と違うことが多いですが、何とか頑張ってもらいたいと思います。(福祉業 30代男性)
休日だろうが仕事のことを考えなければいけない。オンとオフの切替が難しい。。
ノルマが不満なら辞めればいい
会社の業績が年によって悪い時があるのですが、そうした時に営業部では業績を上げる為にノルマ制が適用されます。
私を含め他の営業部の人間は皆口を揃えてノルマ制に不満を感じていて、同僚同士で会社に対して愚痴をこぼしている状況です。ノルマ制になると決められた数の契約を取らないとペナルティーとして給料から数%差し引かれてしまうので、本当にこんな会社は嫌だなと思ってしまいます。同僚の1人が我慢ならずに上司にノルマに関しての不満を伝えた時があったのですが、上司から出た言葉は会社の方針に不満があるなら辞めれば良いの一言。その同僚は上司や会社に対し不信感を持ったのか?数日後に退職してしまいました。
私はこうした会社なので転職したいと思った事は何回もあるのですが、年齢的な事や社会情勢の面を考えると簡単には転職先は見つからないと感じているので、仕方なく現在も会社に留まっているという感じです。正直良い転職先があればスグにでも転職したい気持ちでいます。(不動産業 40代男性)
今回の50人のうち、15人がノルマを理由に辞めたいと考えたそうです。これは私の考えですが、ノルマというより、解決策も提示せずただノルマを強制してくる上司に問題がある気がします。
営業を辞めようと思った理由②上司・先輩のサポートがない
2つ目の理由はサポートがないこと。どうしたらいいかわからないことをやりたくなくなるのは当然ですよね。
メンタルを維持できない
自分は現在、35歳の男性会社員です。自分は製造会社の営業職をしておりました。自分としては本当はエンジニア職を希望しておりましたが、営業職が人員が足りないので、採用をされたとき、営業の枠になりました。
ただ自分が希望をした会社には通ることができたので当時は満足をしていたのですが、実際におこなってみると各企業の方に自社製品を活用していただく契約をするのが本当に困難でした。仮に契約をできたとしても、しっかりと継続をしていろいろとフォローをしなければいけないので、一度自分が嫌われてしまうとメンタルを維持することができないのです。上司も結果重視であり、社員のメンタルなどは考慮されません。転職をしようと思いました。(製造業 30代男性)
営業は人間関係が命。メンタルのすり減りをサポートしてくれる環境って大事です
聞いてもダメ、自分でやってもダメ
新卒で入社しましたが、会社自体が新卒を取り始めて2年目で、今まで中途でしか採用していなかったようです。そのため社会人に対しての教育のノウハウが全くなく、上司や、先輩からよく「そのくらいなんでわかんないの?」としょっちゅう言われていました。
必死についていこうとわからないところは自分なりに調べたりしましたが、不動産という職業柄、調べてもわからないことが多く、自分で調べてもわからないところは先輩や上司に聞いていましたが、そのたびに「調べればわかる」や「こんなことで聞くな」と言われました。
かといって、自分なりのやり方で実行しても、少しでも手際が悪いと「なんで聞かないんだ」とすごく怒られました。全然やり方もわからないまま2、3か月たち、突然「売り上げが全然ない。仕事してるの?お客様に電話しろ、アポを取れ」のプレッシャーがひどくなりました。
やり方をきいても、「もう2、3か月いるんだから一人でできるでしょ」と言われ絶望しました。
必死に自分なりにやってきましたが半年ほどたち、一週間に1度ほど体調を崩すようになり、大学の同級生に仕事の愚痴を話したら、早くやめたほうがいい、鬱になりかけてるんじゃない?と言われ、転職を決めました。(不動産業 30代女性)
じゃあどうしたらいいの?と言いたくなりますね。。。転職してよかったと思います。
教えてもらっていないことをぶっつけ本番でやらされる
結婚式場の営業(結婚式場が決まっていない方に会場を決めてもらえるように案内・営業をする仕事内容)を行っていたのですが、とにかく上司・先輩からの教育がめちゃくちゃすぎて辞めたい気持ちばかりでした。
最初はおおまかな流れなどを先輩から教えていただき、実際にお客様への営業しているところを見学などさせてもらい順調だったのですが、ある時、急な人手不足からいきなりお客様の接客を任されることになりました。まだきちんとした練習さえ出来ていない時でした。
ですがその接客以降、ひとりでお客様の前に立って営業しなければいけないことが増えそれが当たり前のようになりました。そんな無茶苦茶な状況の中でも上司先輩たちに相談しながらなんとかやっていましたが、こちらから相談しない限りは誰も私のことを気にかけてもくれず、ノルマを与えられ、達成できないとみんなの前で公開処刑されて…という状況でした。きちんとした指導もしてくれない人たちの中で営業なんて無理だ、と心から思いました。次第に心も病んでしまい、自分を責め、何度も転職を考えました。そして今は違う仕事に就いています。(ブライダル業 30代女性)
教えてもらってないのにやらされて、怒られる。理不尽に感じますよね。。
一人で土下座させられる
本当は編集の仕事をしたかったのですが、広告の営業をやってくれと言われ、とりあえず頑張ってみることにしました。毎月広告を取る目標が掲げられ、それに達しないと必死に営業に歩きました。ですので精神的には非常に参っていました。
ある時、トラブルが発生して、その広告を出稿してくれる会社に謝りに行くことになりました。その時は上司は来ないので、私一人で対応しました。応接間に通されて、いろいろとその社長に小言を言われましたが、最後には謝ってくれというのでした。それも土下座をして謝れというのです。私はその時どれだけ一緒に来ない上司のことを恨んだことでしょう。仕方なく土下座して謝りましたが、その時には心は折れていました。退職することを決意した瞬間です。(広告業 30代男性)
責任を取らない上司。。土下座強要もなかなかですが、上司がひどすぎます
オフィスにいると叱られる
もともと海外営業職で内定をいただいていたため入社を決めましたが、いざ入社してみると国内営業部に配属されました。
裏切られたような気持ちの中、モチベーションを上げようと頑張りましたが、配属後1か月でOJTを離れ、顧客の引継ぎなども何もなくゼロからのスタートでした。
「もう上司には何も仕事をもらわずに自分で獲得しないといけない」と言われ、毎日あてもなく営業の電話をかけ続ける毎日でした。
アポが無くてもオフィスにいると叱られ、どんどん追い詰められました。
月末にはノルマを果たせなかった先輩が上司にものすごい剣幕で怒鳴られ、土下座をする光景が繰り広げられ、このままここにいては精神的な健康が損なわれてしまうと思い、退職を決意しました。(メーカー業 20代女性)
精神衛生上良くない要素しかないですね。かなり過酷な環境です
パワハラ上司
営業職について1年目、自分の担当先を請け負ってから数か月で、この仕事はずっと続けられるものじゃないなと思うようになりました。
私はかなり熱心に入り込んで前任者に負けたくないという気持ちが強かったのでとてものめりこんでしまっていたのですが、こんなしんどい仕事をずっとするのは将来結婚してからは特にしんどいんじゃないかと思うようになりました。
また、自分の直属の上司がとてもこわくてやくざのようなパワハラ上司だったので、こわくてこわくてずっと疲れてしまっていました。また、飲み会が多くてそのパワハラ上司の気分を害さないようにしないといけなかったのもしんどかったです。ただ、最初のうちに鍛えてもらえたのでどんなところでも営業マンとしてやっていけるようになったのは学びのある職場だと思いました。さらに上の上司に相談してパワハラ上司との距離を作ってもらえたり、環境にとても助けられました。(医療業 30代男性)
今の御時世間違いなくアウト。上の上司が配慮してくれたのは本当に良かったです
上司からのプレッシャーで眠れない
上司からのプレッシャーが強く、ノルマに向かって死に物狂いでどうにか食らいついていくような状況でした。なかなか夜寝付けなくなり、明け方頃に目が覚めてそのまま寝られないというような日々が続き、睡眠不足も祟って身体の調子が戻らなくなっていました。
それでも上司の圧力に耐えながら何とか続けていたところ、同期の同僚が同じような理由から退職を決めました。そこで自分も糸が切れたようにその仕事を続けるモチベーションがプツリと切れてしまったのを感じました。今思えば自分と同じような状況の同期の人達が頑張っていたからこそ支え合うような気持ちで踏ん張れていたんじゃないかと思います。転職を決めてからは気分や体調も徐々に戻ってきて、上司からのプレッシャーも受け流しながら転職活動を進めることが出来ました。(オフィス用品販売 20代男性)
体を犠牲に仕事をしてもいいことはないですよね。信頼できる同期がいたのは素敵なことですが、体調に影響がでるのは赤信号です。。
営業を辞めようと思った理由③商品・サービスを心から勧められない
3つ目の理由は「商品を勧められない」こと。自分が必要ないと思っている商品を相手に売るなんて、嘘付いているみたいで罪悪感湧いちゃうんですよね。
商品に納得できない
何としても契約を取らないといけないのだが、勧めている商品自体に疑問があり、心から進めることができない。人の好いわたしには納得できない商品を自分の生活のために、会社の利益のために販売することが辛く、悩んでしまった。
結果は当然契約がとれず、上司には厳しくあたられた。絶対的なノルマはないが、ノルマがないから取らなくても大丈夫なわけはなく、それなりの成果が求められる。周りは苦戦しながらも続々と契約を取って来るが、私だけは結果がでず、一人取り残された状況で日々上司からプレッシャーをかけられた。同じようになかなか契約が取れない人が数名いたが、気が付けば私ひとり。このままこの仕事を続けていても私には結果は出せないのは明白と思い転職を決意した。(保険業 40代女性)
自分が「売れない」と思う商品を強引に売るのは罪悪感が。自信を持って勧められるかがまず大事なポイントですよね
「私がいいと思う商品だからみんないいと思ってくれる」
営業自体は元々好きだったため、最初は苦なく行えました。突然のテレアポや訪問などにもそこまで抵抗がなかったので、断られ続けても諦めずに営業を続けていました。
しかし、正直販売する商品が良いことは良いのですが、他社や他商品と比較して明確なメリットを自分自身で見出せずに社長に相談したところ、私以上に商品の理解もなければ、私が良いと思うのだからみんな良いと思ってくれると言うような押し付けに近い回答だけが返ってきました。
社長自らが良いと言って取ってきた商品を毎日一生懸命営業し、私なりに良いと思うことを精一杯伝えて営業していたのですが、あまりに中身のない回答をしてきた社長の元で営業していくことは果たして良いのか…会社の将来性や経営に不信感が大きくなり、営業することが嫌になりました。(美容業 30代女性)
自分が好きになれないものを相手に好きになってもらうって相当難しいことですよね。お客様の役に立つ商品を売ることが営業なのに、これでは精神的に辛くなってしまいます。
営業を辞めようと思った理由④正しく評価されない
日本労働調査組合が行った営業職の退職動機に関するアンケートで1番多い理由が評価されないこと。頑張っても認められないなら、辞めたくなるのは必然です。
給与をあげるにはコネと勤務年数
内資系メーカーで営業をしておりましたが、給与体系とこれから更に自分は成長できるかという点を考えた結果転職しました。上司や同僚には恵まれた職場であったので少し悩みました。
しかし、どれだけ成績を残しても給与やボーナス(インセンティブ)に反映されることはほぼありませんでした。自分の階級が上がれば給与ボーナスは勿論上がりますが、階級を上げる際には成績の他に勤務年数、決定権がある層とのコネが必要でした。成績とコネの部分は自分の努力でなんとかしようと思えば解決できる項目ではありますが、2-3年連続で全国上位5%以内の成績でも勤続年数が少ないからという理由で、成績が悪い階級が上の人の方がたくさんボーナスがあるというのに納得がいきませんでした。
また環境等の変化が激しい業界であるのにトップシェアの位置にある会社であったため、保守的な社風で社員のモチベーションのばらつきが激しい状況であったため、自分の成長もなかなかできないと判断して転職を決意しました。(製造業 30代女性)
適正に評価されない代表例みたいな実体験ですね。保守的な社風が一概にNGとは言いませんが、現代においては見直すべきポイントになっているのかもしれません
3万円とお褒めの言葉だけ
警備業界は特殊な業界でした。まず大手の警備会社で、2社に絞られます。赤いところと青いところ。私は青いところで11年営業をしており、ノルマはありましたが、達成しなくてもそんなに激しい叱責など受けることはありませんでした。
只、問題は報奨金が少ないところ。頑張って400万の案件を獲得し、かなりの粗利が出ていたのですが、私に入ってきた報奨金はたったの3万円です。ルールだから仕方がないですが、あまりにも少なすぎてモチベーションが上がりませんでした。上司よりお褒めの言葉を頂きましたが、それだけでした。入社時は機械警備はストック商売なので、機械警備を拡販しないと言われていましたが、退職する前は、目先の利益だけを重視する会社で、機器の売却を重点的にする体制に変わってしまい、目先の事しか考えない経営陣に嫌気が指しました。現在は退職済みです。(警備業 40代男性)
頑張っても報われないと正直やる気がなくなりますよね。。
理由もなく怒られる
今まで福祉関係の仕事をしてきましたが、給料面や職場環境があんまりよくなかった、なにより自分自身が一生懸命やっているにも関わらずそれに伴う評価があまりなされていかったため営業職に転職しました。自分自身の頑張りがはっきりと目に見える、その分評価として給料面に出てきやすいと思っていました。しかし実際に営業職をやってみて自分自身のイメージとは違い、上司からの圧力や、自分自身が頑張って成果をだしても評価されず、逆に特に理由もなく怒られてばかりでした。現在は休日に病院にいって現在もお薬治療をしながら、日々我慢しながら業務をしております。(生活支援員 30代男性)
ただ叱責するのはデメリットしかないのに。。
営業を辞めようと思った理由⑤人間関係
人間関係は営業に限らず退職理由で多いと思います。それだけ重要なポイントなんです。
仕事は選べても人は選べない
3年ほど前の話になりますが、ポータルサイトのSEO対策のため、美容系サロンを回っていました。小さな会社で、女性がほぼいない中で就業していました。アポ取りや企業営業リストの作成から始まり、全てを一人でこなさなくてはいけなかったため、キツかったです。
また、ガッツはあるものの独特の職場の雰囲気で話しかけづらく、あまり周りとコミュニケーションが取れず悩みました。健康だと思っていた身体も徐々に悲鳴を上げ、突然の動悸に悩まされ、不整脈が起こるようになってしまいました。仕事場と人は選べないとよくありますが、こちらとしても仕事は選べても人は選べないと思い、、別の仕事を探すことに決めました。また、働き方も変え、派遣という道を選び今では決まった時間で働いています。(WEB業界 30代女性)
コミュニケーションがうまくいかないと続けるのは大変。人はそう簡単には変わらないので、仕事を変えて正解だと思います
納期が気に入らないことを理由に仕事の邪魔をされる
ノルマはほどよく厳しくやりがいのある仕事でしたが、製造管理が出世コースで営業は誰でもできる簡単な仕事という社内の風潮があり、私だけではなく営業部全体として社内から邪魔をされることがよくありました。
繁忙期に納期が厳しくもない普通の注文をいれると「死ね、ばかやろう」と言われ、閑散期は「注文いれろばか」などと暴言を吐かれるのが嫌でした。
暴言などは慣れで我慢できましたが、製造現場の手伝いをしてなんとか詰めてもらっていた納期の商品を「納期詰まったのが気に入らない」という理由で副資材を返品して邪魔され、製造部の上層部に訴えても「あいつはそういう奴だから周りが我慢するしかない」と取り合ってもらえませんでした。お客さんのことを考えない、仕事の邪魔をするような人たちとは一緒に仕事ができないと思い、転職を決意しました。(製造業 30代女性)
私でも怒ってしまいそう。。何もメリットないのに。。
保守的な古株の社員
地元の老舗フリーペーパー製作会社で、社員はみな地元の人。新しいことをしてほしいと期待され入社しましたが何か提案するたびに古株さんからの風当たりが強く、いじめにあいました。
仕事は黙々とこなしておりましたが、辞めることを決意。なぜかFAX(当時)でしかやりとりしていないお客さんが複数人来社して「なぜ○○さんが辞めるのか?」と上司に詰め寄ったそうです。その後、徐々に結果を出し売り上げも増えましたが、やはり古株さんパワーに勝てず体調不良で会社を辞めることに。
田舎の老舗企業は、地元愛の強い人たちの自己満足のための職場、なんだかんだで新しいことを拒むし、気に入らなければ集団いじめ。私には合わないようです。それ以来田舎の会社では絶対働かないと心に誓いました。(広告業 40代女性)
現状維持が一番、と保守的な風潮が強い職場ですね。ただ現状維持だけでは会社は成長しません
無理難題を押し付けてくるお客様
大手商社を担当しており、そこのお客様がとにかくクセが強い方でした。中国人の方で、日本語は大抵理解されているのですが、都合が悪くなると日本語が理解できないフリをしてはぐらかし、自分の思い通りにならないと大声でまくしたりと、とにかくヤクザのようで厄介でした。その中国人の上司に対応を相談したのですが、その相談した事によって、更にその中国人の方が機嫌が悪くなり、大手という立場も利用して、無理難題をこちらに押し付けてくるのでした。
相手をすればするほど、こちらの赤字は増える一方で、その赤字によって経理部門からは厳しく言われ、尚且つその商社とは手を切ることは許されないというジレンマを抱えながら1年堪えましたが、ストレスで体調が悪くなり、そこで辞めて転職したいと感じました。(運送業 40代男性)
自分ではもうどうしようもないですね。板挟みで辛すぎる。。。
会社とユーザーの板挟み
会社で作った、システムをユーザーに持ち込んで使ってもらうという営業をしていました。物としてはいいのですが、さすがにシステムとなると大掛かりな事ですので持ち込みは大変苦労した記憶があります。
ユーザーからはこのような機能がほしいとか言われて持ち帰ると、会社ではその納期で出来るわけないだろと怒られてばかりで嫌になりました。ノルマはなかったのですがやはり少しは導入して頂かないと会社としても大変だったので必死で売り込みをしていました。
もともとは開発の方をやっていたので畑違いのことをやらされれていたのでそこも理由だと思います。結局、営業には向いてないと直談判して開発に戻してもらいました。でもいい経験は出来たと思います。(IT業 50代以上男性)
営業は人と関わる立場のため、周りの人間関係はとても重要な要素ですよね。ここで連携を取れるかどうかというのが成果に大きく関わってくるものです。
営業を辞めようと思った理由⑥言われていたもの・希望していたものと仕事内容が違う
自分がやりたいことをできなかったり、予想していたものと違うとショックも大きいんですよね。
ノルマなしで自由に営業できると聞いていたのに
その会社に勤めるきっかけは一緒に働きませんかと誘われたことがきっかけだったのですが、勧誘内容としては営業だけども特にノルマは設けておらず、就業時間も他の会社より短くてある程度自由に営業が出来るから自分の時間も取りやすいという事で入社しました。
入ってすぐは保険の事についての研修で終わりましたが、いざ営業が始まると世界が一変しました。
朝は朝礼から始まり、前日の日報と当日の予定表を提出しロープレを行い特に営業エリアが決まっているでもないのに飛び込み営業をひたすら続けて契約を取るという仕事内容でした。
ノルマも無いとの事ではありましたが、2カ月に1本は取らないと新人のうちは解雇または減給等の処分が下されるという状況で、精神的に追い詰められていたので辞めることを決心しました。(保険業 30代男性)
飛び込み営業をひたすらって辛すぎます。
待遇も仕事内容も話と違う
実は初めから転職を考えていました。入社1日目の昼休みにテレアポのパートの方たちから「大学出てどうしてこの会社に来たの?」「この会社は辞めといた方がいい」等告げ口をされました。
またルート営業と求人募集票には書いてありましたが、ルートがなく、ルートを作るために、テレアポをしていました。毎日300件近くかけていましたが、最終的にはやる気がなくなり、かけているふりをして自分の携帯にかけていました。
また修行と称して、宿泊が必要な場所に1か月間飛ばされ、寝泊りは自宅から布団を持参し、事務所に寝泊りをしていました。最終的に転職をしようと決めた出来事があり、試用期間6カ月間は16万の給与で明けたら18.5万になる予定でしたが、そうはなりませんでした。(OA機器 20代男性)
求人募集表通りのことの方が少なかったかもしれませんね。お金の部分で嘘をつかれたら会社にも信用はなくなります
人と接するのが苦手なのに
もともとは経理で入社し人事異動で営業に移りました。営業になった時点で辞めようかなと思いましたけれど逃げるみたいで嫌だなと思い働いていました。しかし私は人見知りだし社交的な性格ではないので人と接するのが苦手で毎日がストレスの日々でした。
ある日久々に友人と遊びに行ったのですが、友人から「お前どうしたんだ」と質問され、何がと聞くと、「ものすごく老けたな、なんか悩んでいるのか」と言われてしまったのです。
異動したことを伝えると、「このままじゃお前死ぬよ、ストレスで。まじめなお前だから辞めるのが嫌なんだろうけど、逃げてもいいんじゃないの」って言われて、あぁ辞めようかなと思いました。
妻とも相談して、私もあなたの友人と同じ意見だよと言われたときは妻も心配していたんだなと思い反省しその後転職しました。(製造業 40代男性)
どう頑張っても合わない仕事はあります。そんなときは転職も選択肢。何も悪いことはないんです。
営業を辞めようと思った理由⑦やりがいがない
やりがいも仕事には大事な要素。やりがいがないと続けづらいですよね。
自分が何のために仕事をしているのか分からなくなる
基本はルート営業のみ、新規を取りに行くことはないためどちらかというと流れに身を任せて緩くやっているような営業でした。ノルマについても厳しいものは課せられず、その時の状況も加味して達成できずとも罰せられるような会社ではありませんでした。しかし、仕事に張り合いはなく、日々やらなければいけないことをなんとなくこなして過ごしているような状況でした。
さらに、これは営業がやるべき仕事なのか。わからなくなるような事務的な作業も多く、自分のしている仕事の価値、存在価値も見出せない業務内容でした。他場所へ相談したり、上司と話すことで仕事の価値、やる気を高めようとしましたが、根本的な業務内容に魅力を感じなかったため、転職しようと思いました。(メーカー業 20代男性)
やりがいを求めている人からするとつまらなく感じてしまう環境ですね。
自分の可能性を広げたい
楽しいと思っていた営業職、それもそのはず、基本的にはルート営業のような持ち周りの地域の中でぐるぐるルーティンのように毎日巡るだけの営業でした。ルート営業と言われる職種で新規に顧客をビシバシ獲得するということもほぼなく、そういった新規の顧客を開拓するのは、紹介などにより新しい仕事が舞い込んでくるという状況でありそれほど苦労することなく、労することなく新しい開拓場所を得ることができていたのです。
優しい仕事だとは思いませんでしたが、それなりに楽な仕事をしていました。転職をしようと思ったのはそんな自分の可能性をもう少し広げてみたいと思ったからです。別段営業職に不満があったわけでも、業界に見込みがなく鞍替えしたわけではなかったのです。
もう若くはない自分の最後のチャレンジとして、新しい自分の人生の見直したいと思い新しいことにチャレンジしたいと思ったのです。(医療メーカー 40代男性)
ポジティブな転職理由!素敵な考え方をされていますね!
市場飽和なのにノルマアップ。でもマージンは下がる
まだ通信業界が電電公社1本の時の事ですが、来年から線が繋がってない電話器が出るとの噂の時、電電公社が民営化で、NTTになったタイミングで通信業界の端末機の販売で飛ぶようにコードレスホンが売れてました。何処のお宅も2つ返事で購入を決め、営業努力しなくても売れました。
しかし、何年かで早々と飽和状態になり出しましたのでかなりの重労働で、営業掛けてもノルマにほど遠い営業マンが増えだし、かなり厳しい状況が何年か続いた当たり。会社のノルマが下がらず逆にあげられた時にあ~潮時かなと思いました。私自身はノルマクリアしておりましたので、その時そう思っても頑張りましたが、更に売り上げに対するマージンが下がった時はさすがに、もう無理だなと感じ決意いたしました。あれこそまさにバブル。ありがとうございました。(通信業 50代以上男性)
当時の環境ならではの部分ですね。環境が変わってもノルマが変わらず、逆に増えるのは厳しい。。
営業を辞めようと思った理由⑧強引な売り方・仕事を強制される
強引に売っていると罪悪感も湧きます。自分自身やりたくないことを強制されるのはストレスでしかないですよね。
「女性だから」接待の強制
代理店営業だったのですが、パートナー企業との関係構築が何よりも大事でした。そのため東京の本社から週3回は大阪や福岡のパートナー企業への訪問は強制、訪問日は必ずボーリングやゴルフ、接待付きでした。
仕事の内容だけでなくプライベートのようなくだらない話の引き出しも必要で、コミュニケーション能力が高くない私にとっては話題がいつ切れるのか怖くて仕方ありませんでした。パートナー企業様のモチベーションを上げていかに自社商品を拡販してもらえるかが大事なので、相手が楽しめるように最大限の努力を強いられますが、それがあまりにも抽象的なことなので、数字に反映されてるのかも検証しづらかったです。
そのことを上長に相談しましたが、女性営業が部門に私しかいないとのことで、なんとか頑張ってもらわないと困るの一点張り。結局向いてないと感じ、他社に転職しました。(IT業 20代女性)
昭和的な雰囲気ですね。。女性だからそれを強制されるというのも辛すぎます
詐欺のような売り方
会社全体の利益が下がっているとき、売り上げをあげるために汚い売り方を上司から強いられていました。お客様からは「詐欺のような売り方」と叱責され、上司からはノルマについて厳しく指摘され、板挟みな状況にどんどん仕事が辛くなっていきました。
汚い売り方ではなく、自分のやり方でなんとか契約を取ろうと頑張りましたが、同僚が汚い売り方で私の倍以上の成績を上げていたため、私も同じものを求められ続け、ついに営業そのものが怖いと思うようになってしまいました。このままでは自分が壊れてしまうと思い、意を決して営業からサポート側に移動させてもらえないかと相談しました。サポート側に移動することはできましたが、その後も風当たりは強く、すぐに転職活動を始めました。(通信業 30代女性)
本来お客様に「役に立ったよ」と喜んでもらえるのが営業なのに。。
会社と現場の方針の乖離
転職しようという思いが一番強まったのは、受講生や、受講見込み生へ対する会社の方針と現場の方針が大きく乖離していると実感したことです。
会社の方針としては、受講生や見込み生のことを第一に考え、本当にその人のためになるような提案・サポートをしようというもので、私個人としては非常に共感できる内容でしたので働くことを決めた経緯もありました。
ところが現場の実態としては、本人の役に立つかどうかは分からないがとりあえず契約させ、受講させるということが横行していました。
ましてや、受講期間のフォローもしっかりしているとは到底言えないような対応をしている上司ばかりでした。挙句の果てには、本番の資格試験が近づいた時だけ受講生のフォローに回り、試験に落ちた受講生に再契約を迫るというところに注力している社員がほとんどでした。
当然営業ですので、契約を取って成績を上げることが大事だとは思いますが、あまりにも会社の方針と乖離した現場の実態を見て、このまま続けていたら自分の人間性がおかしくなってしまうと懸念し転職を決意しました。(教育業 30代男性)
相手のためではなく、自分の成績のために動く環境だと、悲しくなってしまいますよね。
「借金させてでも買わせろ」
以前IT関連の企業向けコンピューター販売の会社で営業をしておりました。営業にも2種類あり、新規開拓部門と既存ユーザ部門で私は既存ユーザ部門担当でした。
企業向けのコンピュータなのでコンパクトカー1台分くらいの価格です。ターゲットは中小企業で、どこも資金繰りに必死になっています。既存ユーザが相手なので話は聞いてくれますし、前向きに考えてくれるのですが「買い替えはもう少し待って欲しい」と言われる事も度々。それでも上司は売ってこいと言うのが当たり前。
極めつけは「借金させてでも買わせろ」と言われた事です。顧客満足は無視で利益重視の上司についていけなくなり退職を決意しました。また、本来なら高速道路を使うような距離でも経費削減の為に下道を使わせたり、業務環境も劣悪でした。(IT業 30代男性)
強引な仕事は、その仕事をしている自分自身が辛いですよね。正直、こういった強引な売り方は、いずれ立ち行かなくなります。顧客満足度が下がりリピーターがいなくなったり、社員のモチベーションにも関わるからです。
営業を辞めようと思った理由⑨成果が出せない
シンプルですが、成功体験が積めないと辛いのも当然のこと。環境的にどうしようもないなら転職も選択肢に入れましょう。
営業=怪しいと思われる
個人宅への訪問営業だったのですが、顧客リストに基づいて訪問して、新しい回線を変更していただくという簡単な案件なのに、当時ちょうどカメラ付きインターホンが普及してきて、怪しまれてなかなか家人に会えなかったりする事が多くなり、かなり落ち込みました。
次の家に訪問するのが段々と辛くなってきて、嫌だなあ、またいない…など、マイナス的な考えになり、車から降りるのも面倒になってきたりしました。そんな中、たまたま車を運転できない友人が入社してきて、一人ではなく、友人と一緒に回るようになり、話をしながら訪問活動できたので、凄く気が楽になりました。こんなことはめったに無いとは思いますが、私にとってはとてもラッキーな出来事だと思っています。(通信業 50代女性)
友人との関係性が素敵ですね!
自分だけ成績が上がらない
新人で入った時に周りの先輩がみんなバリバリに営業をこなしている中で自分1人だけが成績が上がらずに、指導や注意を受けても改善できずに、帰宅しては妻や家族をお客さんに見立ててのロープレ訓練をしていた時や、朝礼時にできる先輩と比較されて叱られてからの出発などは精神的にかなり応えました。
後は現場でうまく業務が成功したと思っていたらまさかのクーリングオフを受けてしまい、折角獲得してきた新規がパーになってしまった事、同期のライバルに先に出世街道に乗られてしまい、自分の給料やボーナスの金額が全く違うという話を聞いてしまった時にこの会社の業態は自分に向いていないのだろうと心身が疲弊して出社意欲が無くなり転職を考えた事があります。(健康食品セールス 40代男性)
周りがどんどん先にいってしまうと焦りますよね。。
大きな案件を決められなかった
約1年かけて案件が決まらなかった時。
決めたら大きな売り上げになる案件で競合他社がおりお互いに一進一退の状況が、約1年続き、決まると思いきや決まらず、他社に決められると思いきや決まらず歓喜一憂を繰り返しており、最終的に他社の採用に決まった時は精神的にかなり落ち込み流石にやめようかと思いました。その時上司からは詰められ毎日気持ちが落ち込み会社を休むことが多々ありました。
子供が生まれて間もない時期ではありましたが退職も本気で考えておりましたが、次の職を探すのと副業や自身のスキルを磨きいち早く社会からリタイア(fire)したいと強く思うようになり土日も自己学習するようになりました。結果今は退職し一定数の収入を得られるようになり以前より幸せかもしれません。(製造業 20代男性)
自身も落ち込むのに、上司から詰められるとより辛いですね。幸せな選択肢を取ることができて何よりです!
コロナのせいで業績不振
コロナ禍で、担当している顧客の業界全体が不況になりました。直接訪問からリモート会議へのシフトもあり、今後どのように働いていくべきかも不明瞭な中で自分なりに頑張ってみたものの、売上は下がる一方でした。他のメンバーも同様の状況でしたが、在宅勤務のため悩みを相談しあうこともできず、自身の数字の不出来さに苦しめられる毎日でした。
コロナ禍が明ける未来も見えず、営業予算も下方修正されることはなかったため、営業の仕事を続けることに前向きになれず、退職を考えるようになりました。上司に相談したところ、営業部の中で同様の悩みを持っているメンバーで話をする機会を提案していただきました。苦しいのは自分だけでないと思うことで、心が軽くなりました。(IT業 20代女性)
コロナ禍は本当に先が見えない状況でしたね。とはいえ、メンバーと良い関係性を築けていたのは大きいです!
朝一番から終電まで
その会社は、クォーターでインセンティブがかかったキャンペーンをよくする会社でした。また、そのインセンティブも個人ではなく、全員がキャンペーンをクリアしたらその部に支給、という形だったのでした。
あるキャンペーンで、新規を全員が1件以上取れば、インセンティブとして5万円ほどみんなに入る、というものがあり、私が最後の一人になりました。締め切りが迫る中、なかなか新規を獲得することができず、かといって周りから責められるわけでもなく、あまり周りと馴染むタイプではなかったので、ひたすらに一人でもがいていました。
その頃は朝一番早く出社し、終電まで残り、とにかくどんな形でもと思っていたのですがうまく行きませんでした。その時にある先輩から声をかけてもらい、それまで自分でもわかっていなかった不満や、身の振り方など、周りに頼ることを教えていただきました。
それからは、助けを求めたり相談ができるようになり、営業力を身に付けることができ、あの時やめなくてよかったと思っています。(web広告コンサル業 20代女性)
声をかけてくれた先輩がとても素敵!
声をかけても相手にされない
営業成績が伸びなかったことです。新卒入社大手生命保険会社に入社し、法人営業として官公庁に営業活動をしていましたが、「お忙しいところ恐れ入りますが、アンケートご記入をお願いします。」とオフィスにいる方に声をかけても相手にしてもらえません。それなのに上司から、「明日アンケートを最低1件は必ず取ってくること、そして保険提案出来る様にアポイントを取ってきなさい。」とにらまれながら言われました。私は強気で営業活動をしたくないし、無理を言ってアンケート記入したくないと思っていました。そうしていると次々と同期が新規契約してくる、私は1件も契約出来ない、0件で上司に嫌みを言われて吐き気がして身体が仕事を受付けなくなりました。(保険業 40代女性)
周りと比べられてしまうとシンプルに辛いですね。。
どうしたら売れるのか分からない
営業たるものの姿勢、押しが弱く、全然販売することができなく、ノルマがあげられないときに、「限界」だなと感じました。自分には営業の仕事の素質がないと実感しました。昔の営業は、家庭訪問のよる販売が中心でしたが、営業のノウハウがない自分は、「どうしたら売ることができるのか」が全く理解できませんでした。
月の販売業績をみても、ほとんど売り上げの実績がつくれません。同世代に、「どんどん販売成立する社員が存在」したとき、自身の行き場がなく、上司の顔色がきになり、この場から去りたい気持ちでいっぱいになったことを覚えています。そんなとき、営業といった職をあきらめようと何度も考えました。(自動車販売業 50代以上男性)
売れないと居場所がなくなる。あるあるです。本当に大変。
営業を辞めようと思った理由⑩まとめ
今回、沢山の方からお話を伺うことが出来ました。
その中で感じたことがあります。営業が辛い理由。それは多くの場合、
「上司のマネジメント能力」
にあるということです。ノルマを達成できない時、「次はこうしてみよう」と改善策を提示することなく、頭ごなしにりつけてしまう。そもそも教育しようとせず、放置してしまう。相談出来ない雰囲気を作り出している。これでは社員のモチベーションも下がって辞めたいと思ってしまうのは必然です。それに成果をあげるやり方が分からないのに、自分1人で解決するのは至難の業だと言えるでしょう。
また、成果を出せないから辛くなったという意見も多く寄せられました。私がこういった方にお伝えしたいのは、あなたが悪いのではなく、仕組みが悪いということです。勿論話し方や身だしなみといった個人の問題は0ではないかもしれませんが、多くの場合
- トップセールスのやっていることを共有する仕組みが整っていない
- テレアポであれば、トークスクリプトや架電リストに問題がある
こういった、成果を出せるようにする仕組みがないから成果を出せず辛くなってしまうのです。その責任はあなた1人のものではありません。
繰り返しになりますが、営業ハックは「営業の悩みを0にする」会社です。こういった皆さんの辛い状況を無くしていけるように、引き続き営業の悩みを解決していくお手伝いをしていきます!
▼営業が辛いとき。実際にあったお話を場面ごとにまとめています
【個人営業辛い】個人への営業が辛いと感じたときのことを20~50代の営業にインタビューしてみた
【飛び込み営業辛い】飛び込み営業を辛いと感じたときのことを20~50代の営業に聞いてみた
▼なぜ営業は辛いのか。その理由と解決策をまとめています
【営業ノウハウ集】たった1週間で 常に3ヶ月先の売上を確保する営業方法
営業マンとして成長する最も効果的な方法は 「できる営業マンの真似をする」ことです。
しかし、自分の周りを見たときに 素晴らしい営業マンがいなかったり他社の営業マンの良いところを 学んだりできないので営業マンとしての成長が遅れてしまうのです。
あなたが営業としてもっと成果を出したければ
自分だけでやろうとすれば 成果を出すのに、時間が掛かります。
だからこそ、先人の営業を真似ることで 2倍も3倍も成果を早く出すことができます。
成長することもできるのです。
そうなりたいという想いを持っていただいたあなたに大学の頃から営業を始め 今では、営業代行として独立し
100以上の商材を営業してきたノウハウを全てまとめた
「たった1週間で常に3ヶ月先の売上を確保する営業方法」
こちらを是非受講してみてください!
実際に営業コンサルでお伝えたところ
最短3日間で受注を獲得した人
売上目標が未達がなくなった人
等など…多くの人が成果を出してくれている営業メソッドです。
下の登録フォームに
「今すぐ受け取れるメールアドレス」
を入力し 受講してください。
メール講座ももちろん無料ですが 受講いただいた方には合わせて
ノウハウ&事例集を 無料プレゼントさせていただきます。
LINEでの受講を希望される方は↓こちらから
LINEでも受講できます。 LINEならではの特典もあります。