今回のテーマは仕事術です。同時に複数の仕事をこなすことをマルチタスクと言いますが、ここで提案する「マルチミッション」は、一つのタスクから複数のアウトプットを得ようとする働き方で、実は営業ハックの運営の基軸になっている考え方でもあります。
日々「仕事に追われている」と感じている人に、ぜひお届けしたい内容です。
「時間がない」と嘆く前に
仕事だけでなくプライベートも含めて「時間が無い」とついつい言ってしまったり、事実そうだったりということはよくあることだと思います。
かく言う私もGoogleカレンダーがパツパツです。面接が何件か入っていたり、社内の新体制がスタートしていろいろなミーティングが始まって入っていたり、妻が体調を崩していたり、子供との時間を少々増やしたり、家のことをやったりといった今日この頃です。
いろいろと予定はありますが、「時間がない」ということはないはずです。1日は24時間、1時間は60分、1分は60秒、1年は365日と決まっているので、「時間がない」という人は時間の使い方、使い分け、もしくは落とし込みの仕方に何か間違いがあるのではないかということです。
時間は平等、タスクは不平等
繰り返しますが、1日24時間、1年365日は誰にも平等です。しかし、平等ではないものがあります。それはタスク、やらなければならないこと、To Doです。たとえば、ある人には1日に10個のタスクがあるとします。この人は、1日に20個のタスクがある人に比べれば、当然1つのタスクに対して費やせる作業時間、コストリソースが多くなります。時間がないように感じるのは、タスク量の不平等さがあるだろうというとことです。
一方で、同じタスク量でも早く終わる人がいれば時間がかかる人もいます。そうなると、技術、スキル、経験が論点になってくるので、時間の捉え方は永遠に平等になることはあり得ません。
時間の使い方に優先順位をつけましょう、メリハリをつけましょう、とよく言われます。ただ、現実には難しいところもあります。家のことをしながら社長業や仕事をしていると、優先順位も何もない、とにかくやらなければならないことがすごく多い。もちろん優先順位は付けます。今やらなければいけないことと明日でもできることの選別をしたり、自分でなくてもできるものを区別したり、他人にもお願いしますが、そうは言っても全部自分でやらければならないことが一定数あるのも事実です。
会社はチームや組織で動いているので誰かがカバーしてくれます。「自分が抜けたら会社が回らなくなる」と思って退職を言いそびれている人がいますが、実際は誰かが辞めた後も意外と会社は回っているものです。なぜなら、会社という箱があり、組織があり、そこに不足しているものは何かしらの方法で補うことができるからです。しかし、それはある程度の人数やお金、物、ツールがあるからカバーできるのであって、こと家庭のこととなると、自分でやるしかないことが一気に増えてしまいます。
それは、選択肢が非常に少ないからかもしれません。もちろん、最近ならベビーシッターを使うとか市や地域のサポートを受けるとか、いろいろな選択肢が昔より増えています。とはいえ、自分でやらなければならないことが山積みの状態で、結局どうしていけばいいのだろう?というところが今回の論点です。
タクシーの中から会議に出席して考えたこと
タスク量や、そのタスクに費やす時間はコントロールできるものの、やはり限界はあります。そこで、私はこんなことを考えました。
昨日、銀座に移動する用事がありました。家から銀座まで自転車だと1時間くらいかかります。それで、昨日は1時間全部自転車ではなく、半分タクシー、半分自転車で移動しました。何故そんなことをしたのかと言うと、移動時間中に社内の会議があって、これにどうしても参加したかったからです。
ただ、自転車をこぎながら会議には出られないので、途中でタクシーを拾って乗ってしまおうと考えたというわけです。この、タクシーに乗るという行為は「移動する」というタスクです。移動している時間に会議に参加する。要するに、移動というタスクの中に会議を組み込んだのです。
私は「レバレッジを利かせよう」とか「一石何鳥を作ろう」という表現をよく使います。去年のS1グランプリ、営業のナンバーワンを決める大会でもその話をしたのですが、これもまた、レバレッジを利かせた行動でした。
営業ハックのマルチミッション
日本中の会社から「もったいない」をなくしたい
私は自分の会社、営業ハックを運営していく中で「もったいない」という言葉よく使います。世の中には「これを知らなかったからできなかったこと」がたくさんあります。コストとかブランディングとか営業とか、「世の中の会社の社長が、部長が、これを知っていたらもっと良くなっていたのに」といったことは探せばいくらでも出てきます。お話を聞いて、「そんな良いことをやっていたのなら、もっとどんどんアピールしてくださいよ」と言ったことが何度もあります。
この「もったいない精神」はすごく大事で、「もったいない」をいかになくしていくかを突き詰めるのが営業ハックだと思っています。営業という力を使って世の中の「もったいない」をなくしていく。ならば、まず自分たちの仕事、働き方、タスクにおいて「もったいない」をなくしていかなければなりません。
「どのみちこのタスクに30分を費やすのであれば、ついでに何かできないか、プラスαを組み合わせることはできないか」といったことを常に考えています。ですから、「1タスク終わりました、1個のアウトプットができました」では物足りない。
たとえばテレアポという仕事は、1件電話をかけて最大の成果は1件のアポイントです。ただ、一回の電話でいきなりアポが取れることはなかなかありません。10件、20件、50件、100件電話して1件のアポが取れるかどうかですが、「電話をかける」というタスクは確実に発生します。それならば「電話をかける」というアクションに付随して何かミッションを課すことができないか。たとえば電話での会話からデータを集めるとか、次に繋がる情報を集めるとか。要は1回のアクションの中で、「プラスαで何かを積み上げること、あるいは組み合わせることはできないだろうか」と考えるのです。
顧客に営業支援、メンバーに働ける場を
営業ハックは、世の中の「もったいない」をなくしたいと考えています。正しい営業をしていない、あるいは必要な新規開拓のアクションを取れていないから、知られていない会社があります。知られていないから伸び悩んでいます。弊社は、もっと成長出来るのに行き詰っている会社を救いたい。営業というアクションによって、お客様が今まで知らなかった選択肢を伝えたい。
弊社は営業代行による支援をお客様に提供しています。営業代行を通して、お客様の見込み客、顧客が増えていく、これを通じて世の中に貢献しています。けれども、これだけだと「もったいない」。同時に、働く人たちの雇用の場を作りたいと考えています。
弊社のメンバーには「確かに今までの経験からいけば営業とかテレアポという選択肢は生まれ辛かったでしょうね」という人たちがたくさんいます。そんな人たちがアポをバンバン取ってくれるんです。Zoomでの朝礼の画面で「いかにもバリバリの営業マン」は私しかいません。にもかかわらず毎月たくさんの、直近でいくと500件以上のアポを作ることができているのを見ると、本当に世の中には埋もれた人材、何らかの事情や制約があるせいで世に出られなかった有能な人材が大勢いることを実感します。
そう考えれば、営業×リモートワークという働き方が世の中の「もったいない」をなくしていく、顧客、顧客の顧客、そして働くメンバー、様々なところの「もったいない」を、言い換えれば世の中の「不」、日本の「不」を解消することに繋がるわけです。
マルチミッションで、時間の価値が向上する
1つの仕事、1つのタスクに様々なミッションを盛り込むことができないか。もちろん、そのせいで散漫になって最終的に出さなければならない本質的な成果から遠ざかってしまったら本末転倒ですが、改めて自分がやっている仕事にどんな価値付けや意味付けが出来るのか、それは増やせないのかということを考えると、仕事の幅や向き合い方、面白さも変わってくる。と、いったことを昨日は考えたのでした。
私がしたことはタクシーに乗って会議に参加しただけで、会議のメンバーは話し辛かったかもしれません。けれども、何に対して一番に時間を費やして、それに対して最大限のアウトプットを出していくのかということ、1タスク1アウトプットではなく1タスクで2つ3つ4つのアウトプットを目指す、一石何鳥も作れないのかという発想が持てると、同じ仕事でも意味が変わってきます。
一つの仕事に意味付け、解釈、不足しているミッションなどをプラスできれば時間の価値が上がります。24時間を36時間に、48時間に、100時間にすることができるわけです。
「マルチタスクなんて難しい」という声も聞きますが、1つのタスクをマルチミッション化できないかという発想を持つと、今とは違った働き方、やり方が見えてくるのではないか、ということが今回のポイントです。ぜひ参考にしてください。
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