【出勤or在宅】リモートワークはサボりの温床なのか?

今回のテーマはリモートワークです。営業ハックはフルリモートの会社で、メンバー全員が自宅で、場合によってはホテルや旅先などいろいろなところで仕事をしてくれています。一方で、ネットのビジネス系の記事やツイートなどを見ていると「リモートワークしているとサボッてしまうんだよね」といった声をちらほら目にします。

そこで、今回は「リモートワークすると人はサボってしまうのか」を考てみます。

リモートワークをめぐるマネジメントの現在地

弊社はテレアポ代行をしているので、メンバーの仕事は電話をかけることがメインです。それでサボっているのかというと、皆サボらず電話をかけてくれています。すごくありがたいですし、どう見ても真面目に頑張ってくれていると感じます。

そのために、監視や管理をしているということもありません。ただ、会社によってはZoomで画面上にメンバー全員の顔が見えるようにして仕事をさせていたり、通話時間、通話ログを全部取って仕事をしているかどうかを監視しているという話を聞くこともあるようです。

メンバーを監視する制度やツールには、様々なものがあります。リモートで働いているメンバーのPC画面を常時監視するツールも出ていて、その人がいつどんな画面を見ているか、監視しようと思えば可能です。けれども、どれだけ監視したところでサボる人はサボるし、仕事する人はします。監視する仕組みやツールを導入するのは、メンバーから見てやりづらさや息苦しさを感じるだけなので、私はできる限りやりたくないと思っています。

出勤すれば人はサボらないのか?

少し話は逸れますが、リモートワークの逆はオフィスワークです。コロナ禍の間はリモートワークを認めていたものの、今年になって新型コロナの感染法上の5類への引き下げもあり、再び社員に毎日出勤させるようになった会社も多いと聞きます。

さて、では出社していれば人はサボらずに働いていると言えるでしょうか。私は新卒の頃、営業の合い間に大きな公園でお昼ご飯を食べることが多かったのですが、公園沿いにいろいろな会社の営業車がズラッと並んでいたのを覚えています。エンジンをかけたまま駐車していて、中の人は何をしているのかというと、ほとんどが寝ていました。寝ていない人はマンガを読んでいました。そうです、そこにいた営業車はサボっていたわけです。私の先輩にも勤務時間内に「ゴルフの打ちっ放しに行ってたよ」などと武勇伝のように語る人がいました。そんなことを思えば、皆が毎日出勤していた昔の方がよほどサボっていたように感じます。

リモートだからサボる、出社だからサボらないという話ではなく、結局サボるかサボらないかは人によるというのが大事なポイントだと思います。では、どのようなマネジメントをしたら人はサボらないのか、一所懸命に仕事に向き合うようになるかを考えておかないと、監視してマネージャーが満足して終わりになりかねません。ここは避けなければならないと強く感じるところです。

「サボり」は本当に悪なのか?

まず見方を変えたほうがいいと思っているのですが、「サボる」は本当に悪なのでしょうか。「サボるのが悪」のパターンは、「サボって成果が出ませんでした。ごめんなさい」で終わらせてしまうことです。ただ、「サボった結果、良い成果が出ています」ならば、積極的にサボっていったほうがいいという見方もできませんか?

マネージャーは、「もっと上を」とか「もっと良く」「もっと多く」「もっと高く」を目指しがちですが、目指すラインに届いているのであれば、そこは部下がしっかり頑張ってくれたという評価をするべきです。たとえばテレアポを例に取るならば、今月アポイントが目標の20件取れたとして、「いや、もっと行けるでしょう」と後から25、30と数字を増やすから、部下からしたら「せっかく頑張ったのに」となるわけです。

けれども、最初に掲げた目標を達成できたのならば、「休んでOK。サボってOK。いい塩梅にやってください」としてあげたほうが、メンバーの頑張る理由になるはずです。すなわち、サボって成果が出ている状況が作れているならば、むしろ良い仕組みが出来ている、良いマネジメントが出来ている、そうとらえて良いのではないでしょうか。

そして、サボっても成果が出る仕組みができたときに、もう一歩踏み込んで目標を上げるのか、メンバーを律する基準を上げていくのか。目標達成させようと思ったとき、マネージャーはどうすれば達成ラインに乗せられるかを考えるものですが、そもそもそのラインを下げてしまえば多くの人が達成できます。

たとえば、テストで目標が80点だとすると「ちょっと難しい…」となりそうですが、「今回は30点でいいよ、赤点を回避すればOKです」とすれば、多くの人が目標達成できます。そう考えたほうが組織としては健全に、より多くの人が目標達成しやすい関係や仕組みが作れます。

仕事を、マネジメントをしていく場合、全員が80点を取らなければ目標達成できない状態でルールを作り仕組みを回そうと考えるよりも、全員が30点、40点を取ってくれれば組織全体で目標達成できている状態を目指すほうが、組織としては健全に回る可能性が高いということです。

「サボれる」余裕を持たせることの効用

「サボる」ということを考えたとき、多くのマネ―ジャーは部下に期待しすぎていませんか?やらせ過ぎとか、やり過ぎが常態化していませんか?そうすると当然部下は疲弊します。一部のメンバーしか活躍できない組織になってしまいます。

そういったことが、今回お話ししたかった内容です。改めて、メンバーがサボっていても成果が出ている状態をいかに作れるかが、リモートワークで組織を運営していくために重要なポイントだと思います。サボっていても回る状態、ある程度余裕がある状態を作れている、マネジメントができているならば、メンバーも余裕があるはずです。そのようなときには、業務でこんな工夫をしようとか、こういうことはできないだろうかと考える、そういった気持ちの余裕ができます。

組織において変化が生まれないのは、だいたい仕事のキャパシティがパツパツになっているときです。ですから、パツパツの状態を良しとするのではなくて、メンバーの誰かが「ちょっと今プライベートでぎりぎりなんです」というときはプライベートに時間が割けるようにしてあげる。メンバーがプライベートにも仕事の目標達成にも余裕があるときは、組織において前向きな意見や変化を生み出していけます。

そのような形で余裕を作っていく。「サボリ=悪」でなく「サボリ=良い」ととらえ、「サボれる」のは余裕がある状態を作れている証拠というとらえ方ができれば、今よりもっと良い形での働き方の仕組みが作れるのではないかと思います。営業ハックはそこを目指し、余裕を持ちながら、みんなが気持ちよく仕事できる環境を作っていきたいと思っています。

今回は「リモートワークはサボりの温床なのか」というテーマでした。

 

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