株式会社学情は、2024年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、インターネットアンケートを実施し、「初任給」に関して調査しました。
調査概要
・調査期間:2022年9月30日~10月5日
・調査機関:株式会社学情
・調査対象:「あさがくナビ2024(ダイレクトリクルーティングサイト会員数No.1)」へのサイト来訪者
・有効回答数:330件
・調査方法:Web上でのアンケート調査
就職において、初任給はどの程度意識していますか?
就職において、「最優先ではないが重視している」と回答した学生が76.1%に上りました。「最も重視している」10.9%を合わせると、約9割の学生が初任給を重視していることが分かります。「重視していない」「あまり重視していない」の回答は7.0%に留まりました。
「物価高が続いているので、初任給でいくらもらえるかは重視したい」「奨学金を返済しなければいけないので、生活できるかは重視している」「給与額が全てではないが、自己投資し社会人として成長していくためには初任給の額も重要だと思う」などの声が寄せられました。
初任給が高い企業は志望度が上がりますか?
初任給の高い企業について、「志望度が上がる」「やや志望度が上がる」と回答した学生が83.7%に上りました。「初任給が高い企業は、若手のうちから活躍のチャンスがあると思う」「初任給が高い企業は、若手の育成や戦力化にも力を入れていると思う」「初任給が高い企業は、成長性や安定性も高いと感じる」「他の条件が同じなら、給与が高い企業のほうが志望したいと思う」といった声が上がっており、初任給の高い企業に好感を持つ学生が多いことが分かります。
初任給はどの程度が適正だと思いますか?
初任給は「月収20~24万円」程度が適正と回答した学生が58.5%に上りました。「月収25~29万円」28.8%を合わせると、9割に迫る学生が初任給の適正な額は「20万円代」だと考えていることが分かります。「20万円代の企業が多いと思う」「1人暮らしはできる程度の金額が適正だと思う」「入社後は会社に貢献できることよりも、会社に育ててもらうことの方が多いので、20万円前後が妥当だと思う」などの声が上がりました。
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