株式会社クリエイティブバンクは2022年10月11日、「男性の育児休業取得」に関する調査の結果を発表しました。調査期間は2022年9月15日〜9月20日で、20代〜60代の会社員および役員1,100名から回答を得ました。
育児・介護休業法改正についてご存じですか？
「育児・介護休業法改正について知っているか」を尋ねました。すると、「知っている」が39.6％、「知らない」が60.4％でした。
男性が育休を取得することについての賛否をお答えください
「男性の育休取得についての賛否」について質問すると、全体では「賛成」が91.9％でした。回答を世代別に見ると、20代では「賛成」が86.6％で、全世代の中で一番低い結果でした。
男性の育休取得について、現実的にどのくらいの期間取得できると思いますか？
「男性の育休取得について、現実的にどのくらいの期間取得できると思うか」を男女それぞれに聞くと、男性は「2週間～1ヵ月」が21.9％で最多でした。一方で、女性では「1ヵ月〜3ヵ月未満」が22.4％で最も多く、取得可能だと思う育休期間については、男女間に認識のギャップがあることがうかがえます。
今後、自身の子どもが生まれるとしたら、どのくらいの期間育休を取得したいですか？
「今後、自身の子どもが生まれるとしたら、どのくらいの期間育休を取得したいか」を尋ねると、男性自身が望む理想の育休期間は、「1ヵ月～3ヵ月未満」が24.6％で最も多くなりました。一方で、女性がパートナーに取得してもらいたい理想の育休期間は、「1年以上」が28.4％で最多となり、女性が「現実的に男性が取得可能」と感じている期間（1ヵ月～3ヵ月未満）とは乖離が見られました。
男性の現実的な育休取得期間と、ご自身もしくはパートナーの理想的な育休取得期間が異なる理由をお答えください
「現実的に取得可能な期間」と「理想の期間」が異なる理由について尋ねると、男性は「社内体制の不十分さ」（30％）、女性は「復帰後の業務への影響が心配」（26.8％）が最多でした。職場での制度が十分に整っていないことや、長期的に育休を取得することによる業務への影響への懸念から、理想と現実にギャップが生じていることがうかがえます。
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