9/12開催のスカウトメール運用失敗あるある3選セミナーへのご参加・お申し込み、誠にありがとうございました。
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本ウェビナーの簡易議事録
単純な作業に時間をかけずにすむ状態にできるのがスカウトメール自動化のメリット。
リソースを人との会話などにシフトできることによって、「人こそがやるべき作業」に注力することができる。
一方で失敗してしまいがちなポイントについて、よくある観点は3つ。
①量
最初の段階で量を確保できているかどうかというのが重要。打席に立つ回数が増えれば増えるほど成功する回数も増えていく。量を増やさないと、仮に成功したときにも「たまたまなのか、再現性があるのか」を検証することができなくなってしまう。一定の成果を出していくという観点も大事なのは言わずもがなだが、「データを回収する」という観点で考えたときに量が必要になる。データがあることで無駄な行動を減らすことができるようになり、より成果にもつながる。
スカウトメールの量を確保できているかどうかの目安は、媒体の上限分を送りきれているかどうか。媒体が複数になると上限も増えていく点は大変ではあるものの、やり切るべきポイントでもある。だからこそ自動化というのは1つの効果的な施策と言える。
量を送った際、評価点・改善点として見るべきポイントについて。開封率の観点で行けば、件名を少しずつ変えて開封率の差分などをチェックすることも1つの施策。
②内容
内容についてのポイントは2つ。
- 開いてもらえるような件名にする
- 自分ごと化してもらえるようなメッセージにする(自分に向けてのメッセージだと思ってもらえるように)
特に「〇〇大学出身」とお伝えするなど、内容をカスタマイズすることが重要。一斉送信だと相手に発覚した瞬間に開封率が著しく下がってしまう。その人の経歴に触れたり、少しだけでも内容をカスタムすることができればしっかり読んでもらえるスカウトメールになりやすい。
数千件送るのにもかかわらずすべてカスタマイズするのも費用対効果的には厳しいと感じた場合は、まず量をベースに捉えつつ、出来る範囲で内容をカスタマイズしていくのが基本。その中でピンポイントで「この人にアプローチしたい」という人が出てきたときには内容を重視するように切り替えると良い。
スカウトメールを個別に作るという時でもテンプレートの活用はOK。ベースの文面から、一部を変えるだけでも効果的である。
良いテンプレートを作るにはとにかく「大量送信感」を出さないことが重要。そのために日々ブラッシュアップしていくことが必要になる。
ブラッシュアップする際はデータを活用すること。「送付期間・内容・件名」を複数パターン作って検証していくと勝ちパターンを見つけやすい。上手く行かなかったとしても、いきなりすべて変えるのではなくポイントを絞って変えていくことが原因を特定するために重要である。
③タイミング
- 送付の時間帯
- 月や週といった時期
この2点を考えることが重要。「求職者が媒体にログインしてから1時間以内に送る」ことは定石の1つ。自動化ツールでこの定石施策に関しては対応が可能。出勤前や退勤後、お昼休みなどの業務時間外に送付することも効果的。これも内容と同様に複数パターンを作って検証していくと良い。時間帯や曜日など絞って変えていきながら効果的なタイミングを探すこと。退勤するちょっと前に送ったりすると、メールを開いたときに一番上に出てくるため開いてもらいやすい、というテクニックも。
ただ量を増やしたから上手くいくというわけではない。あくまで重視すべきは「検証量を増やす」「勝ちパターンを作る」ということ。
タイミングを逃さないという観点では人力よりも自動化ツールの方が優秀。また土日に動いて欲しい、出勤前の時間や退勤後に送ってほしい、といった時間の融通の観点でも自動化ツールに分がある。ただ送信を代理してくれるだけではなく、データの収集、PDCAサイクルを回すこともツールによって容易になる。
3つすべて同時に始めなければ行けないというわけではないため、できることから1つずつ改善していくことで、良い採用活動につながる。