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「あ」を極めてみませんか?|営業・テレアポで相手の心をつかむ「あ」の使い方

更新日
2026/08/18
公開日
2026/08/18

概要

「あ」「えっと」「その」など、会話の中で無意識に出てしまう言葉を「フィラー」と呼びます。営業やテレアポでは、フィラーは「できるだけ減らしたほうがいい」と考えられがちです。

しかし、フィラーをすべてなくせば、必ずしも良いコミュニケーションになるとは限りません。

特に「あ」という一言は、使い方次第で、相手の言葉を受け止めたり、共感や気遣いを伝えたり、会話に自然な「間」をつくったりすることができます。

この記事では、営業・テレアポにおける「あ」の効果的な使い方について解説します。

「正しい敬語を使うこと」だけにとらわれず、相手が気分よく話せるコミュニケーションとは何か。そして、無意識に出てしまう「あ」を、相手との距離を縮めるための言葉としてどう活用するのか。

「あ」をなくすのではなく、「あ」を極める。

そんな視点から、営業における「間」と「受け止める力」について考えていきます。

「あ」を極めてみませんか?|営業・テレアポで相手の心をつかむ「あ」の使い方

営業やテレアポで話をしているとき、「あ」「えっと」「その」といった言葉を無意識に使っていませんか?

こうした言葉は「フィラー」と呼ばれ、一般的には「できるだけ減らしたほうがいい」と言われています。

しかし、今回の動画では少し違った視点から、「あ」という言葉の使い方について解説しています。

「あ」をなくすのではなく、相手の言葉を受け止めるための“間”として上手に使う

これが、営業やテレアポでのコミュニケーションをより良くするポイントです。

フィラーとは?

「あ」「えっと」「その」「まあ」など、話の本題とは直接関係のない言葉を「フィラー」と呼びます。

例えば、

「えっとですね……」
「あの、その……」
「まあ、そうですね……」

といった言葉です。

アナウンサーなど、人前で話すことを仕事にしている人は、こうしたフィラーをできるだけ減らし、流れるように話します。

そのため、営業でも「フィラーはなくしたほうがいい」と考えがちです。

もちろん、フィラーが多すぎると「自信がない」「準備不足なのかな」といった印象を与えることがあります。

目の前のお客様や電話の相手と、言葉のキャッチボールをする仕事です。

だからこそ、フィラーをすべてなくせばいいというわけではありません。

「あ」は相手の言葉を受け止めるために使える

では、「あ」をどのように使えばいいのでしょうか?

例えば、お客様から、

「今、他社さんを使っているので間に合っています」

と言われたとします。

ここで、

「貴重なご状況、ご意見をいただきましてありがとうございます」

とすぐに返すこともできます。

一方で、

「ああ、そうだったんですね。ご状況を教えていただいてありがとうございます」

と返してみる。

この「ああ」という短い言葉が入るだけで、印象が変わります。

「ああ」と一呼吸置くことで、

「あなたの話をちゃんと受け取りました」

ということが伝わりやすくなるのです。

「あ」は感情を伝えることもできる

「あ」という一言には、意外と多くの表情があります。

例えば、お客様から、

「今ちょっと忙しいんで、大丈夫です」

と言われた場合。

「あ、本当にすみません。お忙しいタイミングで失礼いたしました」

と返すと、「相手が忙しいことを理解した」という気持ちが伝わりやすくなります。

単に決められたスクリプトを読むのではなく、相手の言葉を受け止めてから返す。

その小さな「間」が、会話の温度を変えてくれます。

正しい敬語だけが、良いコミュニケーションではない

営業では、「正しい敬語を使わなければ」と考えることがあります。

もちろん、言葉遣いを正しくすることは大切です。

しかし、正しい敬語を使うことばかりに意識が向いてしまうと、「相手が話しやすいか」という本来の目的を忘れてしまうことがあります。

例えば、「なるほどですね」という表現。

ビジネス用語としては「間違った言葉」と指摘されることがあります。

しかし、会話の中で、

「ああ、なるほどですね。参考になります」

と言われたとき、相手によっては、

「ちゃんと話を聞いてくれている」
「学ぼうとしてくれている」

と感じることもあります。

もちろん、言葉遣いに敏感な人もいるため、基本的には正しい表現を使うほうが無難です。

大切なのは、「自分が正しく話すこと」だけを目的にしないことです。

「相手が気分よく話せるか?」

という視点を持つことが重要です。

営業では「正しさ」より「伝わり方」が大切な場面もある

営業の会話では、教科書通りの完璧な敬語だけが正解とは限りません。

例えば、若い営業担当者が大先輩の社長と話しているとき、ふとした瞬間に少しくだけた言葉が出ることがあります。

それを相手が、

「愛嬌があってかわいいな」

と感じることもあります。

もちろん、相手や状況を考えずに馴れ馴れしく話していいということではありません。

ただ、コミュニケーションでは「正しいかどうか」だけではなく、

「相手がどう感じるか」

も大切なのです。

「あ」を使いすぎるのは逆効果

ここで注意したいのが、「じゃあ、これから「あ」「えっと」「その」をたくさん使いましょう」という話ではないということです。

「あ」「えっと」「その」が多すぎると、

  • 準備不足に見える
  • 自信がないように感じられる
  • 不安そうに見える
  • 話す内容が整理されていない印象になる

といったマイナスの印象につながる可能性があります。

重要なのは、無意識にフィラーを増やすことではありません。

必要な場面で、意識的に「間」をつくることです。

「あ」を極めるとは、相手を受け止めること

「あ」という一言そのものに特別な力があるわけではありません。

大切なのは、その「あ」を使うときに、

「今、相手の言葉を受け止めています」

という気持ちがあることです。

スクリプトをただ読むのではなく、相手の言葉を一度受け止める。

そして、少し間を置いてから返す。

この小さな違いが、会話をスムーズにしてくれます。

まとめ

営業やテレアポでは、「フィラーはなくしたほうがいい」と考えられがちです。

しかし、すべての「あ」「えっと」「その」が悪いわけではありません。

特に「あ」は、使い方によって、

  • 相手の話を受け止める
  • 共感を伝える
  • 気持ちを表現する
  • 会話に自然な間をつくる

といった役割を果たします。

大切なのは、「あ」を増やすことではなく、「あ」をコントロールすること。

正しい敬語や流暢な話し方だけにこだわるのではなく、「相手が気分よく話せるか」という視点を持ってみましょう。

営業トークをするときは、次に「あ」と言う場面で、ほんの少しだけ意識してみてください。

「あ」を極めることは、相手の言葉を受け止める力を極めることなのかもしれません。

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この記事の監修者

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