どうすれば仕事が早くできるのか。
仕事を早く終え、残業せずにすむのならその方がいいという方がほとんどではないでしょうか。
今回はどうすれば仕事が早く終わるのか、できる営業の特徴をもとに解説していきます。
目次
仕事が早く終わる人の特徴
今回は5つのポイントに分けて解説します。
仕事が早く終わる人の特徴①やらなくていい無駄を減らす
多くのビジネスパーソンは実際やらなくていいことにまで時間を割いてしまいがちです。「前からずっと続けてたから」と目的を見失っている状態のものをいまだに取り組んでいるケースが多々あります。
このように、惰性で続けてしまっているものをなるべく減らすということが、重要です。
人は無意識に動くことが圧倒的に多い生き物です。なぜなら、それが楽だからです。
ルーティンワークになっているもの、今は必要ないけどなんとなく続けてしまっているものがないか、確認してみましょう。
やらないことを決めることで、仕事の生産性は間違いなくあがります。
そのために、自分の仕事の「棚卸し」を行うことで、成果につながるアクションを増やしていくことができます。
自分の仕事の棚卸しを行うようにしましょう。今は必要ないものを見つめなおすことで、業務量を減らすことができます。
仕事が早く終わる人の特徴②同じ作業をやらず、効率化する
同じ作業自体は仕事をやっていれば当然起こってくるものだと思います。ここで注意していただきたいのは、そのルーティンワーク、いつもただ同じようにこなしていないかということです。
1つの仕事を10分かけてこなした。明日は9分59秒でやるようにしよう。こういったように少しずつでも工夫をするか、もしくは慣れによってかかる時間が減れば、その分だけほかのことに時間を使うことができます。
同じ作業をやっているにもかかわらず、毎回0スタートしているビジネスパーソンは多いです。
例えば、議事録作成する際に、毎回最初から作成する人がいます。それよりも、先週の議事録を複製して、そこから必要な部分だけ上書きしていく方がはるかに容易なはずです。
- 「どうすればもっと効率的に仕事を進められるのか」
- 「この仕組みを使えば、あの作業は無くせるのではないか」
ただルーティンワークをこなすのではなく、どうすれば手間や時間をかけずに終わらせられるか考える人は、効率よく仕事をすることが出来ます。同じことを毎回ただ行うのではなく、これまでのアクションを引き継いでやっていくことも時間を短縮するうえで重要です。
毎日ただ同じ仕事をこなすよりも、「どうしたらもっと楽にできるのか」を考えることで、手間を減らす工夫を見つけることが出来ます。前日までの積み重ねの活用が重要です。
▼ルーティンについてはこちらでも解説しています。
https://hiroshi-sasada.com/blog/routine/
仕事が早く終わる人の特徴③仕事を後回しにせず、確認作業を減らす
確認作業はどのようなときに起こるのでしょうか。
例えば、メールを受け取ったときに、返信を後回しにしたとします。しばらく時間がたって、返信しようともう一度メールを開いたときに、メールの内容を一切見ずに返信できるでしょうか。もう一度メールを読むところから始まるはずです。
このような時、確認する作業が余分に増えてしまっているということができます。今やらず、後回しにした際に生じる作業にこの確認作業は生じます。
確認作業を減らすためには、仕事を後回しにせずその場で終えてしまうことがベストです。
対応するのに時間がかかる仕事も勿論あると思います。ただ、一度確認した後にもう一度確認から始めることを減らすことが重要です。
仕事を後回しにすると、もう一度その作業内容を思い出すところからスタートします。そうなると確認作業の分余計に時間を使ってしまうことになりかねません。なるべく仕事を後回しにせず、その場で終えるようにしましょう。
仕事が早く終わる人の特徴④自分で考えすぎない
仕事に時間を割いている割合を多く占めるのは、「悩んでいる時間」です。
悩むということはなかなか次のアクションにつながりづらい行動です。「悩んだら聞く」「わかる人に確認する」このことを意識することが重要だと言えます。分からないことを的確に質問することは、業務の効率を上げるだけでなく問題点を早く発見するメリットもあるため、積極的に活用するようにしましょう。
さらに質問するのが上手い人は、内容が的確なだけではなく、質問の仕方も上手です。
例えば、「自分はこのように考えたのですが、どうでしょうか?」など自分の考えとあわせて質問することで、理解度を伝えつつ疑問点を聞くことができます。
自分でわかることを何でもかんでも聞くのは嫌われる原因になります。そのため、自分で調べる時間を設定し、それ以上に時間がかかるようなら、人に聞く習慣を癖づけましょう。
ちなみに私は2分を調べる時間として設定しています。
悩んでいる時間=手が止まっている時間です。この時間を減らすことは仕事を早く終えることにつながります。自分の中で調べる時間を設け、その時間内に解決できないようなら分かる人に頼りましょう。
仕事が早く終わる人の特徴⑤仕事をためない
仕事をためると何が起こるのか。
当たり前のことですが、精神的にストレスがかかります。ネガティブな気持ちが積み重なっていくと、生産性はどうしても落ちてしまうといえるでしょう。
- 体調が悪い
- モチベーションがない
- 気分が乗らない
人は作業スピードを上げることには一定の限界があります。しかし反対に、スピードが落ちる限界点というのは存在しません。
やりたくないタスクを「あとからやろう」と考え、できるものから手をつけていて、仕事の重要性や緊急性より感情で優先順位を決めてしまいがちになる気持ちは理解できます。
しかし、タスクを先延ばしにすると、納期に間に合わなくなる、周囲の人に仕事が回らず迷惑をかける、などリスクは思っている以上に大きいです。
そのため、自分がモチベーションを高く保って働ける環境を作ることが重要になります。
後回しにすると精神的にストレスが溜まります。そうなると生産性の面でも精神衛生の面でもよい状況とは言えません。納期や周りの面でもリスクがありますし、やりたくないものほど早めに終えてしまうのが吉です。
▼上司から仕事が遅いと思われないようにする解決策についてはこちらでも解説しています。
https://hiroshi-sasada.com/blog/slow-worker/
営業において仕事が早く終わる人の特徴まとめ
今回のポイントを1枚の画像にまとめるとこのようになります。
これらのポイントを意識するだけで生産性は変わってきます。是非参考にしていただき、1分1秒でも早く仕事を終えることができるよう応援しています。
▼YouTubeでも発信しています。
他にも有益な情報発信を続けておりますので、見てくださいね。
この記事の監修者
株式会社営業ハック
代表取締役
笹田 裕嗣
営業代行事業を始め、「売れる営業組織」へと変革するためのあらゆる支援を行っています。
弊社独自のセールスメソッドを用いて、停滞する営業組織の改革から新規営業組織の立ち上げまでトータルでサポートいたします。今までご支援させていただいた企業数は100社を超え、主に中小・零細企業のあらゆる業種で成果を出し続けています。