こんにちは、笹田です。
今回のお話は『仕事ができない人の共通点』という大層なタイトルを
つけさせて頂いたのですが、改めて意識して頂きたいのは、仕事は当然できた方が良いですよね。
実はある部分を意識していくと、確実に誰でも仕事ができるようになるんです。
今回は仕事ができない人が抱えている問題点と、その改善策についてしっかり解説させて頂きます。
目次
どんな意識で仕事をしているのかを考えてみる
仕事とは改めて考えていくと、誰かと一緒に考えてやる。
もしくは誰かに何かを提供する、必ず相手がいるんですよね。
なので、相手の存在を理解して仕事ができているのか?
ここで大きな差が生まれるんです。
例えば、私はyoutuberなんで、ブロガーだから、
私はSNSで情報発信して、ご飯を食べているから、などと、
一人で仕事をしているんで相手はいません。と思っている方もいるんですが、
そうではありません。
なぜならば、必ず自分が作った作品やアウトプットに対して読者さん、
ユーザーさんが付いてくれているんです。そこで初めて広告収入が発生しています。
確かに撮影自体は、全部一人でやっているかもしれませんが
必ずその先にはお金を払ってくれている人、依頼してくれる人、
相談をしてくれてくれている人がいるんだという事。
この前提を意識できるかできないか?ここが大きな差。
仕事ができるかできないかの大きな差になっていくんです。
仕事ができない人を一言で言うと?
相手の存在を意識しましょう。
そんなお話をさせて頂いたのですが、
仕事ができない人をあえて一言で言うとなんなのか?
2文字で表すと
『後手』
後ろの手と書いて後手。と言う表現になります。
これは、相手のことを先回りして何かができていないなどを
想像してないのか?想像が足りないのか?
問題が起きてから対応する。何かが起こってから出ないと行動できない。
これが大問題ということになるんです。
世の中の変化は激しいです。世の中いろいろ変わります。
そう言ったご時世、環境下において先回りして何かができる人。
これが仕事ができる人です。
逆に何かが起こってからじゃないと行動を起こせない、
もしくは何か起こっていることにすら気付けない。
これが仕事ができない人。後手に回るということです。
なので、先手先手で回って先回りしてできる人は
やはり問題、トラブル、クレームが少ないんですよね。
当たり前ですよね。そこに対して何か起こるかもしれないから、
先にやっておいた方が良いなというアンテナを
自分で貼ることができているからです。
一方で仕事ができない人は、何かが起こってからじゃないと行動が起こせないので、
結果的にすでに何か起こっちゃってますよ、という部分なんです。
これを営業の文脈で考えていった時に、ここ最近のトレンドお話しすると、
カスタマーサポートよりも、カスタマーサクセスが重要なんです。
実はこれも、考え方は一緒なんですよね。
カスタマーサポートとカスタマーサクセスの違い
では、一体どのような考え方なのでしょうか?
例えばカスタマーサポートは、携帯、スマートフォン、使っている人がいます。
そこで何か動かなくなった、画面が映らなくなってしまった、
携帯の画面が割れてしまった、無くしてしまった、など。
こういったトラブルがあった時に、相談していただければすぐに対応いたしますよ。
これがカスタマーサポート。
一方、カスタマーサクセスとはなんなのか?トラブルが起こった時にすぐに対処しますよ、
ということを前提にしているのではなく、うちのツールやプロダクトを使って
成功に導いていくために、このステップを歩んでいかなければならない。
そのためにユーザーの方は、この部分で躓くだろう、
この辺で結構手が止まっていることが多い、と先手で考えている。
だからこそ事前に、情報提供したりコミュニケーションをとったりして
きちんと使いこなしてもらってお客様を成功に導いていく、
これがカスタマーサクセスということなんですよね。
なのでカスタマーサポートは事情ありき、困らない人、トラブルがない人は、
カスタマーサポートを使う訳がないんです。
ですが、カスタマーサクセスは事前にお客様の困りごと、困るであろうことを
想像してアクション、コミュニケーションをとっているので、
成功に導いてくれるための姿勢が、先手先手で動けているということなんですよね。
なので『後手』か『先手』はで考えていった時に、
やっぱり今のビジネスパーソンは仕事をするにあたって
先手先手では働かなければいけない、ということが非常に増えているんですよね。
どのようにすれば仕事ができるようになるのか?
では、そうなるためにはどうすれば良いのか?
結論、訓練しかないのですがまず前提として、
このお話の大切なポイントは『想像すること』なんですよね。
きっとこういう事が起こりうるだろう、こういう事が起こるだろう
といった、この想像の数と質さらに言えば量と精度ですね。
ここを上げていくことができるかできないのか?
とても大事なポイントになるという事です。
なので仕事ができない人は、想像力が欠けているということだけでなく、
そもそも想像する機会が圧倒的に欠けていることが多いんですよね。
だからこそ、想像できないんです、イメージが持てないんです、よくわからないんです。
で終わらせるのではなく、まず想像する。こういう事で困らないかな?など考えてみてください。
もう少しお話しすると、想像力が欠けている人は考えてないんです。
思考が停止してしまっている。なので、大前提としてこういうトラブルが起こりそう、
トラブルが起こるとしたら何が起こるか?お客さんからこういうクレームこないか?
こういう問題起きないかな?と事前に自分の中で問題やトラブル、クレームを想像してみること。
自分が相手の立場だったらどうなるのか?ネガティブなことを探していいんです。
ですが、ここで注意しなければならないことがあります。
それは人が答えを探す時、何かアイディアを見つける時にいろんなこと、
なんでもいいから闇雲に集めてしまうと、考えはまとまらないし出てこないんです。
なので、考える幅を狭めます。
具体的に言えば、ネガティブなことが起こるとしたら何が起こるのか?
10個書き出してみると考えたら出て来ます。
絶対に起こりうる問題って何だろう?と考えを工夫して行くことで、
自分の中で質問の切り口を増やしていただきたいと思います。
どうすれば仕事ができるようになるのか?
今回のテーマのお話で言えば、まず想像するきっかけ、想像する回数を増やすこと。
そして自分の中の問いかけ、問う言葉を増やすこと。これである程度の答え、
想像力を確かめることができる、という部分をぜひチャレンジしていただきたいと思います。
劇的に仕事の質や姿勢が変わります
今回のお話どうでしたでしょうか?
今回は『仕事ができない人』どういう人なのか?それは後手に回る人。
逆に『仕事ができる人』は先手を打つことができる人。
日本人は本当に上手い言葉を考えましたよね。
なのでぜひ、先手が打てるように、先手を打つためには何をするべきなのか?
まずは想像する回数を増やすこと。そして回数を増やすと同時に自分の中で考える。
問いかけ、質問を増やすこと。
そして、アイディアを増やそうではなく、考える回数と問いを増やす。
この意識で自分のできることは何か?
こういった問題が起きないか?考えていただくことです。
ここを押さえておけば、絶対に仕事ができるようになりますし、
後は行動に移すだけなので、ぜひやってみていただきたいなと思います。
本日は、こんなお話でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今日も一日頑張って行きましょう!
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この記事の監修者
株式会社営業ハック
代表取締役
笹田 裕嗣
営業代行事業を始め、「売れる営業組織」へと変革するためのあらゆる支援を行っています。
弊社独自のセールスメソッドを用いて、停滞する営業組織の改革から新規営業組織の立ち上げまでトータルでサポートいたします。今までご支援させていただいた企業数は100社を超え、主に中小・零細企業のあらゆる業種で成果を出し続けています。