「なぜ自分はなかなかアポイントが取れないんだろう」
「お客様から断られた時に、なかなかそれを切り返せない・・」
なんてお悩みはありませんか?
テレアポをしている方なら皆が持っているお悩みだと思います!
私もそうでした。
テレアポは切り返しによって大きくアポイント獲得率が変わってきます。
今回はこれまで200以上の商材を営業し、10年間で10,000商談を重ね、営業代行で独立した私が経験を交えてお伝えしたいと思います。
テレアポでよくあるお断り理由8選とその切り返し8選についてご紹介します!
それでさっそくみていきましょう。
テレアポをお客様が断る2つの理由
具体的な切り返しトークについてご紹介をする前に、そもそもなぜお客様はテレアポを断るのでしょうか?
大きくは2つしか理由はありません。
その2つはこちらです。
①メリットを感じない
②面倒くさい
テレアポを断る理由①メリットを感じない
テレアポでお客様が断る理由の一つがメリットがないことにあります。
そして「メリットがない」というものをもう少し分解して考えてみます!
❶商材が他社に負けており、商材自体にメリットを感じない
❷メリットがテレアポで上手く伝えられていない
そもそも商材が負けている場合は、サービス・商材にも問題があるためなかなか難しいところですが、
テレアポでメリットを上手く伝えられていないが故にお断りをされるということの方が非常に多いです。
では、なぜテレアポでメリットを上手く伝えられないか?というと
それが2つ目の理由につながってきます。
テレアポを断る理由②面倒くさい
テレアポでお客様が断る理由のもう一つは面倒くさいです。
そして一番多くの理由はこちらです!
お客様はいきなり電話が来て、話を聞くというのが面倒くさいのです!
だからこそ、話をちゃんと聞いてくれる訳でもなく、メリットを感じにくくなります。
これらのテレアポが何故断れるのかを理解した上で、具体的な切り返しについて考えることで、
より良いテレアポができるようになりますので、しっかりと理解した上で、次に進みましょう!
テレアポでよくあるお断り8選とその切り返し集
では、いよいよ本題のテレアポでよくあるお断り8選とその切り返し集を紹介していきます!
これまで200以上の商材を営業し、10年間で10,000商談を重ね、営業代行で独立した私ですが、
お断りの理由は大きく8つに分類されると思っております。
- すでに他社と付き合いがある
- 価格が高いと言う印象がある
- 忙しい
- 予算がない
- 今は検討していない
- 満足しており問題がない
- 興味がない
- どこでも一緒
それぞれについて切り返しについてお伝えしますが、大事なのは何をいうかではなく、
なぜそれを言うのかと言う部分になります。
是非その部分を考えながら読み進めてください!
それではいきましょう!
テレアポ切り返しトーク①すでに他社と付き合いがある
こちらに対する切り返しはこちらです!
「ちなみにそちらのご状況っていかがですか?」
ここで大事なのは、お客様がすでに他社と付き合いがあるという情報をくれたという事実です。
そこから会話を広げ、今の状況を確認することが大切です。
そもそも、今の情報過多の状況において、他社様も含め、取引がないというケースの方が珍しいと思います。
基本的に営業する時は他社様からのリプレイスや並行利用が多くなることの方が多いので、
特にこれを言われたからといって驚くほどでもないですし、引き下がらずに現状のご利用状況を確認することが重要になってきます。
テレアポ切り返しトーク②価格が高いという印象がある
価格が高いと言うのは企業によってはよくある断り文句じゃないでしょうか?
そちらに対しては、私ならこのように切り返します!
「決してそんなことないんです!あのただ価格ももちろん大事なんですけども、弊社では頂いた予算でしっかりと目標達成すること、かつ、より高い質でその目標達成することが大事だと思ってますので、是非弊社独自の方法で得られるコストパフォーマンスの高い方法についてご提案させていただければと思います。来週月曜日か火曜日お時間いかがでしょうか?」
金額がもちろん高い・安いというのはありますが、価格以上にコストパフォーマンスが重要です。
コストパフォーマンスに意識を向けていただけるように話すのが重要です。
テレアポ切り返しトーク③忙しい
相手が忙しいことの方が当然だと思います。
テレアポはこちらのタイミングで電話をしているので、忙しいという前提で電話をすることの方が重要です。
その上で、このように切り返すことを私ならしています。
「お忙しいところ申し訳ございません。一つだけ質問させていただきたいのですが、今のその取り組みについて100点満点でもう改善する余地は本当に一つもないんですかね?」
お客様が会うべき理由をしっかりと作りにいくと言うことが重要です。
忙しい中でも会ってあげてもいいかなと思っていただけるために、今回であれば、
100点満点に近づけるために提案を受けるという理由をこちらから出すことで、
時間を作る理由にしていくということですね。
テレアポ切り返しトーク④予算がない
予算がないと言われてしまうと、営業としては気持ちが下がることも多いですよね。
しかし重要なのは今の予算と未来の予算が違うと言うことです!
時間軸を変えていくことが重要です。
例えばこんな感じでしょうか。
「今今すぐと言うことではございません。今後に向けて新しいお取り組みをされる予定は一つもないんですかね?」
今予算がないことは問題がないと言うことが重要です。
今後時間軸も環境も変わっていく中で、ご提案の余地を把握することが大事になってくるので、
実際に今の検討状況やそのかたの意識の部分を確認することが必要です。
テレアポ切り返しトーク⑤今は検討していない
このお断りは非常に多いと思います。
さらにテレアポはいきなりこちらから電話をしているので、今は検討していないと言うのは至極当然の結果でもあります。
その上で、一回会ってみたいなと思ってもらえるかどうかの違いはというと、なんかこの人他とは違うな!と思わせられるかどうかです。
例えばこんな感じでしょうか。
「そりゃそうですよねあのから突然の電話で検討してくださいってことは難しいってのも重々承知の上で今日ご連絡させて頂いてますので今日まで私の顔と名前覚えていただければと思いご連絡致しましたぜ顔がちょっと電話だとお見せすることができないのでよければ一度ご挨拶の名刺交換させていただきたいと思うんですがご都合いかがでしょうか」
先程お断りの理由にメリットを感じない、めんどくさいとご紹介しましたが、この理由は似たような営業電話が多いと言うのもあります。
そこで、少しでも他の営業とは違うな、面白いなと思ってもらうことが重要です。
営業は商材などよりも前に自分自身を売ると言うことを意識して話しましょう!
テレアポ切り返しトーク⑥満足しており問題がない
現状に満足しており問題がないというお断りに対しては、例えばこのように答えます。
「素晴らしいですね!このご時世で他社様も苦戦されているとよくお聞きいたします。逆に珍しいことですね!本当にすごいと思いますなので逆にやり方ですとか方法を教えてほしいぐらいなんですけども、万が一何かがあった時のために保険として弊社のこと知っていただければと思い、是非ご挨拶させていただければと思いますがご都合いかがでしょうか」
先程の予算がないにも近いのですが、営業としてすぐに契約することよりも、まず接点を持てるかどうかの方が大事です。
なので、いますぐにどうのと言うことではないと言うことをしっかりと相手に伝えつつも、
会っていただく理由を作っていくと言うことが重要です。
テレアポ切り返しトーク⑦興味がない
突然の営業電話で興味持っていただくのはとても難しいことですよね!
なので、切り返しとしてはこのようにします!
「ですよね!興味を突然持っていただくのは難しいと思います!まずは私自身に興味を持っていただけないかとご挨拶だけでもさせていただけないでしょうか」
まずは自分自身に興味を持っていただくことを大切にしましょう!
テレアポ切り返しトーク⑧どこで買っても同じ
これを言われると辛いですよね!
私なら切り返しとしてはこのようにします!
「それは心外ですね。。弊社は他の会社とは違いますので、その違いについて紹介させてください!」
営業は自分の商材・サービスに自信がない人が非常に多くいます。
是非自信を持ってお客様に紹介させてください!と伝えましょう!
【まとめ】テレアポでアポを取る秘訣!
いかがでしたでしょうか?
基本的には、お客様がテレアポを断る理由としては、メリットがない・めんどくさいの2つです!
その上で、他の営業とは違うと言うことを伝えていただくことで、テレアポでのアポ獲得率などは変わってきます!
今回の切り返しは具体的なトークもご紹介しましたが、これをいえばいいではなく、どういう背景で何故こういう言葉を使うのかを理解していただきつつ、あなた自身のキャラクターに合わせて言葉をアレンジしていただくことで、相手の反応も変わり、どうすればアポイントが取れるのか分からない、切り返しトークが上手くいかないと悩むことは確実に減るでしょう。
是非、この記事でお伝えさせていただいたことを自分に落とし込んで、次回の提案を成功させてくださいね!応援してます!
▼テレアポお断り対処法についてはこちらでも解説しています!
【テレアポ完全攻略】テレアポでよくある8つのお断りを突破するコツ
▼テレアポの切り返しについてはこちらでも解説しています。ご参考ください。
テレアポの切り返しを成功させる3つのコツ | 営業ハック (hiroshi-sasada.com)
▼こちらの内容はYoutubeでも詳しく解説しています!
10分程度の動画で日々営業ナレッジやキャリアについての情報も発信していますので、
よければご覧ください!
テレアポお断りベスト8を見事に切り返してきたトーク事例 – YouTube
この記事の監修者
株式会社営業ハック
代表取締役
笹田 裕嗣
営業代行事業を始め、「売れる営業組織」へと変革するためのあらゆる支援を行っています。
弊社独自のセールスメソッドを用いて、停滞する営業組織の改革から新規営業組織の立ち上げまでトータルでサポートいたします。今までご支援させていただいた企業数は100社を超え、主に中小・零細企業のあらゆる業種で成果を出し続けています。