営業をする上で
商品理解が不可欠
ということに、異論を挟む人は
いないと思います。
しかし、商品理解もちゃんと
その先で何をするかを
理解していないと意味がありません。
商品理解の目的はたった1つ
まず、商品理解をする目的は
お客様にできることを
しっかりと伝えるためです。
しっかり伝えるためには
商品の特徴と合わせ
それができる根拠を理解します。
例えば、以前私が営業していた
広告についてです。
DSP広告、というバナー広告の1種で
ユーザーに合わせてバナーが変わる
という広告の仕組みを営業していました。
この仕組みは複雑で
様々なシステムや機能があって
初めて配信される仕組みです。
しかし、この仕組みを
完全に理解できなくても
極端な話良いのです。
私がこの営業の時に伝えていた
商品の特徴は2つです。
1)お客様の広告を
見て欲しいユーザーにだけ
バナー広告が配信される
2)広告配信の時間や曜日が
細かく設定でき、レポートも
毎週出るので、効果的に運用できる
本当にこれだけです。
商品の特徴を変換する
そして、この2つをを変換するのです。
ポイントは
「お客様の言葉にする」
「魅力的に伝える」
「お客様の広告を
見て欲しいユーザーにだけ
バナー広告が配信される」
→これを変換すると
(例:介護業界の人材会社様がお客様)
「介護のお仕事をされている方だけに
バナー広告を配信します。
また、日中だと仕事を探す時間もないので
仕事行くの嫌だなと思っている通勤時間や
仕事が終わって、家で
ネットサーフィンしている時間に
注力して、広告を出すことができます。
なので、広告効果も高いんです」
というような感じです。
そして、これだけでは
本当にできるの?と
お客様は疑問に思うので
過去の実績や商品ができた背景
商品の仕組みを理解することで
お客様の疑問を解決できます。
なんでもかんでも知っていれば良いわけではない
営業で後輩の指導もしたことがありますが
全てを知らないと売れない
動けない営業マンがいます。
しかし、これでは
営業マンとして
失格です。
本当に商品のことを理解するためには
お客様が何を求めていて
何を知りたがっているか
を理解しなければならないからです。
そのためには、お客様と実際に
話さなければ見えてこないことも
多いのです。(むしろ、ほとんどそうです。)
是非、商品の勉強をしながら
自分が今何を知らなければ
理解しなければならないか
アンテナを立てながら
営業してください。
▼商材についてはこちらでも解説しています。ご参考ください。
商品力のない商材が生み出す3つの悲劇と商品力を営業目線で高める4つのアクション
▼営業の仕方についてはこちらでも解説しています!
【営業のセンスとは】営業はセンスで売れるようになるのか?
▼YouTubeでも発信しています。
他にも有益な情報発信を続けておりますので、見てくださいね。
この記事の監修者
株式会社営業ハック
代表取締役
笹田 裕嗣
営業代行事業を始め、「売れる営業組織」へと変革するためのあらゆる支援を行っています。
弊社独自のセールスメソッドを用いて、停滞する営業組織の改革から新規営業組織の立ち上げまでトータルでサポートいたします。今までご支援させていただいた企業数は100社を超え、主に中小・零細企業のあらゆる業種で成果を出し続けています。