報告・連絡・相談、この頭文字をとって「ほうれんそう」とはよく言います。
▼ほうれんそうについて、詳しくはこちらもどうぞ
こまめな報連相はなぜ大事?報告・連絡・相談をうまくやる秘訣!ビジネスマンの必需品
報告・連絡・相談の目的は、仕事を円滑に進めるためにあります。これは依頼者然り、自分然りです。
ただ、そうはわかっていても、なかなか「ほうれんそう」ができない時があります。
私が経験した報告・連絡・相談の苦い思い出
これは私がまだ社会人1年目の時の話です。当時非常に怖い上司がいました。何がそこまで気に入らないのか、何をしても怒ってくる上司です。そんな相手なので、その上司への「ほうれんそう」はいつもこんな感じ。
報告する→怒られる
連絡する→怒られる
相談する→怒られる
何かツッコミどころを探しては怒りたい、そんなタイプの上司だったので、本当によく怒られました。納得いかないことも多かったのですが、社会人1年目。これが社会の厳しさかと、受け入れていた自分がいたことは、当時素直だったなと思います。笑
ただ一度だけ、本当に怒られるのが嫌な日があり、報告を怠った日がありました。その翌日、血相を変えて呼び出されて、いつも以上のダメ出し。人格の否定まで始まってしまいました。。
何が言いたいかということ、これです。
何もしない→もっと怒られる
報告・連絡・相談の目的を忘れてはいけない
「何をしても怒られる」これは本当に怖い。そして、本当に厄介です。笑
しかし、改めて報告・連絡・相談の目的を思い出してください。
仕事を円滑に進めるためです。
怒られても、ほうれんそうがあったほうが間違いなく、仕事は円滑に進みます。
ダメな営業マンほど、この報告・連絡・相談をサボっています。面倒だからです。
「最後ちゃんとできてればいいんでしょ」「ちゃんとやればいいんでしょ」と自分の都合で、報告・連絡・相談をサボっているのです。依頼した相手からすれば、これは不安です。
仕事が終わるまで何の状況もわからず、ただただ待つことしかできないからです。
「もし期待していたものと違ったらどうしよう。」「本当にちゃんとやっているんだろうか」こんな気持ちがきてしまえば、やはり不安になります。そのため、相手をイライラさせてしまい、余計な確認やあとから修正が発生してしまうのです。
これでは円滑に仕事は進んでいませんよね。このことを是非覚えておいて欲しいと思います。
怒られ続けたその後。。
一度、報告・連絡・相談を怠って怒られた私でしたが、その後はめげずに報告・連絡・相談を頑張りました。そしたらある時、一切怒られなくなりました。
そんなタイミングで、たまたま飲み会でその上司と席が隣になりました。酔った勢いもあったのか、こんな余計なことを言ってしまった私がいます。
○○さん、最近怒らないですね。調子悪いんですか?
言葉を発した後、私は我に帰って「やべ!」と思いました。ただ、その上司の返事が嬉しかったです。
「お前は何でも一生懸命やるし、ちゃんと報告も相談もできるから、もう言うことないよ。ダメだと思ったら、ちゃんと相談してくるだろ。信用してるから、しっかり頼むぞ」
めちゃくちゃ嬉しかった言葉です。報告・連絡・相談は積み重ねれば、自分の信用も高めてくれるのです。報告・連絡・相談は些細なこと、面倒なことだと思います。この気持ちはわかります。しかし、短期的に見れば自分や依頼者の要望にしっかりと応えるために、長期的に見れば自分の信用を高めるために、必要な”仕事”なのです。
おざなりにせずに、報告・連絡・相談頑張りましょう。
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この記事の監修者
株式会社営業ハック
代表取締役
笹田 裕嗣
営業代行事業を始め、「売れる営業組織」へと変革するためのあらゆる支援を行っています。
弊社独自のセールスメソッドを用いて、停滞する営業組織の改革から新規営業組織の立ち上げまでトータルでサポートいたします。今までご支援させていただいた企業数は100社を超え、主に中小・零細企業のあらゆる業種で成果を出し続けています。