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ゴマすりではない!出世を早める社内営業術|すべき5つの行動と8つのハードル

更新日
2024/10/22
公開日
2024/10/22
  • 社内営業って意味あるの?
  • 社内営業したいけど、ゴマをするのは気が進まない
  • 社内営業ってそもそも何?

こんな疑問や悩みはありませんか?
普段からお客様に頭を下げて気を使っているのに、「社内の人にまで営業しなければならないの?」と思う気持ちわかります。

今回の記事は、そんな社内営業についてネガティブな印象を持つ人へ向けて、社内営業の意味や始めるに当たっての心理的障壁を取り除く内容です。

多くの営業マンが行っていないことなので、あなたが取り入れれば営業力アップ間違いなし。
営業代行会社の社長を務めるほど、営業一筋の笹田が解説しているので、記事の信頼度は高いと自負しています。

目次

ネガティブな印象をもつ社内営業

あまりポジティブな印象を持たれていない社内営業
もし、あなたが社内営業をご存じなかった場合、言葉のイメージから

  • 社内の人間に対して営業を行う
  • 上司にこびへつらう必要がある
  • 社内で暗躍するなんて、感心できない
  • 物を売るわけでもないのに、営業とは理解不能

このような印象を持たれるかもしれません。
実際にその印象通り、次の様な会社も多いと聞きます

社長の気分で怒鳴られたりする。顧客ではなく、まず社内営業しないと怒られる(男性/34歳/機械・精密機器)

引用: 「客より社内営業」「肩パン」。仕事のやる気が無くなる瞬間_マイナビスチューデント

  • 飲み会に行くこと
  • 上司のご機嫌を取ること
  • 空気を読むこと

など、「やりたくもないことをやる」印象が先行しているように感じます。
ですがこれは、正しい社内営業とは言えません

では、「正しい社内営業って何?」と思いますよね?
まずは社内営業とは何かを理解しましょう

社内営業とは?

先日、Twitterで「営業マンは社内営業を絶対にすべき」と呟きました。

社内営業は、上司や社長のためだけに行うものではありません

社内営業は自分の仕事を円滑にする根回し

社内営業とは「社内のメンバーとコミュニケーションを取って自身の仕事を円滑にすすめる」ための根回しです。
たとえば、「他部署の社員と仲良くしておいて、他部署の協力が必要な時にスムーズに協力を取り付ける」などです。

もう少し具体的に言うと、仕事を回してもらえるのも、社内営業の典型例。
他部署や他支店の社員と仲良くした結果、他支店が忙しすぎてできない案件を、自分の支店に回してもらえるかもしれません。

もしこれが、自分が暇な時であれば、ありがたいはずです。
自分が営業していないにも関わらず、仕事が獲得できたのは、普段からしていた「社内営業」のたまものと言えます。

社内営業の役立つ場面は多岐にわたる

また必ずしも、「仕事の獲得」だけが社内営業の目的ではありません
目線を変えて考えれば、「何かを売るためだけではなく、社内において自分のやりたいことを実現する方法」が社内営業です。

社内営業の役立つ場面の例として、次を挙げました。

  • 他社からの提案を導入したい
  • 稟議を通したい
  • 部署異動をお願いしたい
  • 待遇改善の相談をしたい

もっと身近な部分で言えば

  • 有給を取りたい(本当は普通に取れるべきですが)
  • 今日は定時で帰りたい

など、自分の仕事を進めやすくするために行う根回しが社内営業です。

社内営業の対象者は目上の人だけではない

営業と表現するからには、あなたが営業をかける相手がいるはず。
その相手は「社内のメンバー」です。

社内のメンバーは、上司や社長だけではありませんよね?

  • 同僚
  • 他部署のメンバー
  • 後輩
  • 事務の人
  • ビルの受付の人
  • 清掃員

など、様々な人がいるはずです。
社内営業の印象として「目上の人に対して行うもの」と思われがちですが、そうではありません。

社内営業できない8つの理由

非常に有益な社内営業ですが、実はあまり行われていません。
ここでは、

  • 本当に行わない人は多いのか
  • なぜ行わない人が多いのか

について解説します。

9割以上が社内営業をしていない現実

社内営業をどれだけの人が行っているかについて、興味深いアンケートを発見しました。
日立さんってこんなこともやっていたのですね(笑)

このアンケートを一言で言えば、「ほとんどの人が社内営業をしたことがなく、されたこともない」です。

引用:社内コミュニケーションを最大化して結果を出す!社内営業の極意 | 日立ソリューションズ

社内営業を「仕事を回してもらう」という意識で捉えてしまうと、ゴマすりや媚びなければならないと思いがち。
そうではなく、仕事を円滑にするために、コミュニケーションを取ることが社内営業です。

にもかかわらず、表を見てわかるように、社内営業をほとんどの人がやっていません
気持ち的に「やりたくないと思っている」=「ハードルがある」ためと思われます。

では、どのようなハードルがあるのでしょうか

社内営業できない8つの理由

①上司に媚びへつらいたくない
②仲間に根回し不要と思っている
③仕事だから、協力してもらって当たり前と思っている
④自分1人でできると思い込んでいる
⑤周りは助けてくれないと決めつけている
⑥色々聞かれるのが嫌だと思っている
⑦お願いしている時間がもったいない
⑧結果を出せば良いと思い込んでいる

理由①上司に媚びへつらいたくない

気持ちは非常にわかります。
ですが、社内営業は社内の理解と協力を得る活動です。

自分の動きの最終決定権を持つ、上司の理解と協力を得られなければ自分のやりたいことができなかったりスピード感が遅くなったりします。
それでは、本末転倒。

事前にできることはちゃんと根回しをしておきましょう。
つまり、これは”交渉”なのです

▼根回しや交渉について詳しく知りたい方は、こちらもご覧ください

根回しが上手い人は仕事上手。根回しを成功させるために知っておくべき2つのコツ

理由②仲間に根回し不要と思っている

質問です。
まず、あなたが嫌いな人を思い浮かべてください
その人から

嫌いな同僚嫌いな同僚
同じ会社で働いているんだから協力して

と言われて、協力したいと思いますか
全力で協力しますか?

しっかりとサポートしてもらうためには、事前の関係性は非常に大切
困った時に助けてくれる仲間は必要です。

あとはお願いの仕方も重要です。

嫌いな同僚嫌いな同僚
やっといて

と言われるのと、

嫌いな同僚嫌いな同僚
忙しい所ごめん、ちょっと手伝って欲しい

であれば、後者の方がお願いされたら手伝ってあげようかなと思いますよね?
実はこのような細かいことが大事です。

理由③仕事だから、協力してもらって当たり前と思っている

これは、現場と制作やシステムなどで分業されている会社ではよくあるケースです。

営業マン営業マン
クライアントからの要望だから、これはやってよ

と告げてくる営業マンがいます。

しかし、制作サイドでも様々な想いがありますし、他の業務も抱えています。
定時退社契約をし、時間通りに帰れるよう計算して仕事を組んでいる、ママさん社員もいるかもしれません。

そんな中で突然

  • お客さんが言っているから
  • 上司が言っているから

といった理由では、できることとできないこともあるのです。
当たり前ですが、相手のことも考えましょう

逆に言えば、普段から社内営業をしておくことで、無理が通りやすくなるとも言えます

理由④自分1人でできると思い込んでいる

「自分でやったほうが早いんだよね」と思い込んでいる人も社内営業をしません
過去につぶやいたツイートをご覧ください。
(当時会社でやっていたアカウントのツイートです。)

ツイートで紹介している動画の概要は、次の様になります。

質問概要:自分には人当たりの良さ以外に強みがない。どんな形なら人当たりの良さをお金に変えられますか?

回答概要:技術者などと組めば良いのでは?クロージングが得意だが人当たりの良くない人とも組んでは?

→つまり、得意分野の違う人と組もう!能力がなければ能力のある人と組み、全部自分でやろうとしないのがよい

この内容は、本当に正しいと感じます。
お客様の役に立とうと思うなら、自分よりできる人にお願いすべきです。

自己満足な仕事ほど、お客様にとって迷惑なことはないわけですから。

理由⑤周りは助けてくれないと決めつけている

私の経験を書くと、社会人最初の2年間は先輩方のお力をお借りして、営業で1番になれました。
そして、3年目から今まではむしろ足を引っ張られている(笑)

ですが3年目以降も、先輩に対して(面倒ではありますが)目的を伝えて、お願いをすれば手伝ってくれます

本当に協力が必要な時は、どんなに面倒でもお願いしましょう

理由⑥色々聞かれるのが嫌だと思っている

協力するにあたり、色々聞かれてしまうのが嫌だと思っている人も多いでしょう。
ですが、協力する側も何もわからず、何かをするのは、よっぽどの信頼関係がないとやらないですよね。

あなたもどうですか?
あまり関係性が深くない人から突然お願いされたら「なんで?」と思いませんか?

SNSをやっていると、突然DMが知らない人から来て

知らない人知らない人
いつも参考になる投稿ありがとうございます。
あなたのお話しを聞いてみたいのですが、
お時間あれば、1時間ほどいかがでしょうか?

と言われることもあります。
このときに、「なぜあなたと会話しなければならないの?」と思うのは、自然な感情でしょう。

  • なんで私なの?
  • あなたは誰なの?
  • なんで今なの?
  • なんでこれやるの?
  • なんで必要なの?

など、5W1Hで考えると相手にお願いするときに伝えるべきことも明確になりますよね。
社内営業をしておけば「あなたは誰なの?」という部分は少なくとも説明不要です。

ちなみに、お願いの仕方に問題がある可能性もあります。

▼お願いについて、言い方のバリエーションを増やしましょう。次の記事が役に立ちます。

すぐに使えて、もう間違わない!お願いのお決まりフレーズと使い方

理由⑦お願いしている時間がもったいない

これは典型的なダメパターン。
ちょっとした手間を惜しんで、大きな損失をするパターンです。

お願いをするのは負担がかかります。
ですが、その手間や負担を避けてはいけないのです。

普段の意味がなさそうな時にコミュニケーションをするから、社内営業の意味があります
いざという時に、スムーズに動いて欲しいので、社内営業をしておくのです。

「お願いをしている時間がもったいない」と思うかもしれませんが、他人に動いてもらった方が圧倒的に早く、労力もかかりません
また、自分でできないこともできるようになります。

理由⑧結果を出せば良いと思い込んでいる

結果を出せば何でも許されるので、社内営業をしないでも問題ない」と思い込んでいる営業マンもいます。
ですが、そんなことはありません

実は私、昔こんなことがありました。
他部署の先輩に目をつけられ、昇進会議で

他部署他部署の先輩
笹田だけ特別扱いするな

と反対されました。

当時、私は営業成績も連続トップで調子に乗っていたのかもしれません。
(こんなことを言われたぐらいなので、調子に乗っていたのでしょう。苦笑)

しかしこの時、私の直属の上司が

上司直属の上司
笹田だから特別扱いするのです

と一蹴し、私は無事に出世できました。

改めて社内に味方がいることの大切さを身に沁みて感じた時でした。

▼ややこしいことに、結果をだせば許される側面も存在します。
営業トップになるには、逆の考え方も知っておきましょう。
こちらの記事に記載してあります。

【真面目な人必見】時間の使い方が上手い人がやっているたった1つの意識すべきこと

社内営業ですべきことは目的と相手を絞れば見える

社内営業の目的は、「自分が仕事をしやすい環境を作る」です。
目的を明確にすれば、「やるべきこと」「お願いすべき相手」は見えてくるはずです。

たとえば、「今日は定時で帰りたい」というお願いを通したいなら、上司や同僚に普段からコミュニケーションをしておくことで、代わりにやってもらえたり、承諾をもらいやすかったりするでしょう。

誰にでもやらなければいけないと考えてしまうので、社内営業が負担に感じるのです。

本当にコミットすべきはお客様

気を付けるべき点があります。
仕事で本当にコミットすべきは、社内ではなくお客様です。

コミットするときに、理解者と協力者があなたの周りにいるかいないかで、本当にやるべきことができるかが決まるので、社内営業が必要と言えます。

社内営業ですべき5つのこと

社内営業は一朝一夕でできあがるものではありません。
日々の積み重ねであることを忘れてはいけません。

ここからは、具体的に何をすべきかを考えて行きましょう。
具体的にやるべきことは、そんなに多くありません。

社内営業ですべき5つのこと

①しっかりと感謝の気持ちを伝える
②報告・連絡・相談を継続する
③仕事以外のコミュニケーションも取ってみる
④顔を出す
⑤仕事で成果を出す

すべきこと①しっかりと感謝の気持ちを伝える

意外としていない人が多いのが、感謝の気持ちを伝えることです。
「ありがとう」が言えない人は、社内営業云々の前に信頼関係を築けません

すべきこと②報告・連絡・相談を継続する

わからないことや自分で判断がつかないことを、自分で勝手に決めて怒られた経験はありませんか?
そうならないために、報告・連絡・相談が必要です。

「報告・連絡・相談」は、社内営業においても重要なのです。

▼報告連絡相談のコツは次の記事にまとめました。

こまめな報連相はなぜ大事?報告・連絡・相談をうまくやる秘訣!ビジネスマンの必需品

すべきこと③仕事以外のコミュニケーションも取ってみる

  • 飲み会に参加する
  • ちょっと雑談をする

なども、社内営業においては大切です。
社内営業とは、通常の社外の営業と同じで関係性を作ることです。

ちょっとしたことが、後々大事になります。

ちなみに、挨拶も同じです。
おざなりにせず、挨拶をしましょう。

私がオススメの挨拶は

  • 朝の挨拶
  • 社内ですれ違う挨拶
  • 帰り際の挨拶

をしっかりと行うことです。
そうすれば、自分が楽になるだけでなく、人間関係も良くなり、もっと仕事も楽しくなるはずです!

すべきこと④顔を出す

「③仕事以外のコミュニケーションも取ってみる」で、飲み会に参加すると考えると、少し億劫だなと思う人も多いでしょう。
また、話が弾む相手なら良いですが、そうでない場合は社内営業が精神的苦痛になってしまっては逆効果です。

そこで、難易度を下げて、少し顔をだすことを意識しましょう
心理学の「ザイアンスの単純接触効果」を利用した物で、接触回数が増えるほどに親しみを感じる理論です。

ですが、顔を出しただけで好感を持たれるのはまれです。
接触回数を増やしただけでは、あくまで「警戒心がなくなる」程度だと考えるのがよいでしょう。

警戒心がなくなれば、こちらの話を聞いてもらいやすくなる下地が作れます

たとえば、学校で突然、

  • 全く知らないクラスメートに話しかけられる
    よりも、
  • 毎日通学路が一緒で顔を見かけていたが、一度も喋ったことのないクラスメートに話しかけられる

方が、警戒心なく話せるはずです。

また、定期的に関係性を保つのも大変です。
SNSで自分の投稿に、

  • 「いいね」を毎日してる人が突然コメント
    してきた方が、
  • 完全に無関係であった人から突然コメントが来る

よりもびっくりしません。

タイミングが良いときに、キーマンに話しかけられるように、まずは色々な人に「顔だけ見覚えがあるな」と思ってもらえるようにしておくことも大事と言えます。

すべきこと⑤仕事で成果を出す

どんなに根回しをしたり、媚びへつらったりしても成果が出ない人を信用できません
一度も返済実績のない友達から「お金を返すから貸してくれ」とお願いされて、お金を貸すことができるでしょうか?

仕事で他者にお願いするときには、多少なりとも仕事で成果や実績を出しておく必要があります。
大事なことはコミュニケーションを取りながらも、自分の仕事に責任を持ち成果を出すことです。

▼成果を出したいけど、なかなかでないという場合は次の記事をご覧ください。

営業成績が伸びない。。その理由は実は2つだけだった

【4つの対象別】社内営業で大切なポイント

最後に社内営業は誰にすべきかで、締めたいと思います。
結論からお伝えすると、社内営業は関わる全ての人に行うべきです。

お伝えしてきた通り、社内営業は自分が仕事を円滑にすすめるために行うものです。

今は関係が薄かったとしても、同じ会社にいれば、いつどこで関わるかわかりません。
だからこそ、社内で関わる人全てに社内営業は必要なのです。

それでは、具体的に関わる人別に、大切なポイントを解説していきます。

【4つの対象別】社内営業で大切なポイント

①経営者に敬意をもって接する
②先輩・上司に感謝する
③事務等の内勤の人に御礼を伝える
④同僚・部下は自分の手足ではない

①経営者に敬意をもって接する

自分がやりたいことをやるために、経営者に認めてもらうことが大切です。
もちろん、「媚を売れ」という意味ではありません。

しかし、敬意をもって接することが大切です。
会社の規模や、普段どのくらい会うかといった関係性にもよりますが、経営者と会う機会はそれほど多くないのが一般的です。

会ったときには、失礼のないように振る舞えば良いでしょう。

②先輩・上司に感謝する

直属の上司だけでなく、先輩も含めて感謝しましょう
今の会社があるのは、経営者はもちろん先輩社員の努力があったからこそです。

その点に関して、しっかりと感謝しましょう。

しかし、「感謝する・敬意を持つ」=「言われた通りにする」ではありません
自分の意見もしっかりと持つことが大切です。

上司との関わり方で社会人生活が大きく変わるといっても過言ではないので、大事にしてください。

出世は評価です。
評価をされれば、チャンスも広がり自分のやりたいこともできるようになります

実際、上司との関わり方が変わると、成果と評価も変わりました。

▼出世に関しては、こちらの記事をご覧ください。

出世する人、しない人。この違いは仕事の成果とは違うところに理由がある?

▼上司との関わり方に特化した記事です。人間関係に悩む人もぜひご覧ください。

上司との付き合い方がうまくなれば、営業成果と評価が変わる。3つのパターンとその対策とは?

③事務等の内勤の人に御礼を伝える

自分が今の仕事に集中できているのは、様々な業務をやってくれる人がいるからです。
ちゃんと御礼を伝えていますか?

「やってもらって当たり前」という意識を持っているのなら捨てましょう。
また、忙しい時こそちゃんとお礼を伝えましょう

④同僚・部下は自分の手足ではない

たまに勘違いしている人がいます。

同僚や部下は、自分の手足ではありません
しかし、業務を振ったり、手伝ってもらった事実もあるはずです。

だからこそ、「あの人のお願いなら」と思ってもらえるよう、日々しっかりと関係を築いていくことが大切です。

社内営業を効率的にする2つのコツ

効率的に社内営業をして欲しいので、より効果をあげるコツをまとめておきます。

社内営業を効率的にする2つのコツ

①社内営業を行う相手を間違えない
②1人にだけやらない

①社内営業を行う相手を間違えない

キーパーソンを間違えるとせっかくの社内営業が逆効果になるケースがあります。
特に大きな企業だと政治的な派閥があったりするので、見極めは気をつけてください。

②1人にだけやらない

社内営業は味方を増やす取り組みと捉えることもできます。
つまり、特定の人だけに社内営業をしてしまえば他の人との関係が崩れてしまう可能性もあります。

要するに、周りから媚を売っていると思われては元も子もないのです。

まとめ

まとめ

社内営業とは
・自分の仕事を円滑にするために行う
・役立つ場面は多岐にわたる

社内営業できない8つの理由
・①上司に媚びへつらいたくない
・②仲間に根回し不要と思っている
・③仕事だから、協力してもらって当たり前と思っている
・④自分1人でできると思い込んでいる
・⑤周りは助けてくれないと決めつけている
・⑥色々聞かれるのが嫌だと思っている
・⑦お願いしている時間がもったいない
・⑧結果を出せば良いと思い込んでいる

社内営業ですべきことを考えるために、目的と相手を絞ろう

社内営業ですべき5つのこと
・①しっかりと感謝の気持ちを伝える
・②報告・連絡・相談を継続する
・③仕事以外のコミュニケーションも取ってみる
・④顔を出す
・⑤仕事で成果を出す

【4つの対象別】社内営業で大切なポイント
・①経営者に敬意をもって接する
・②先輩・上司に感謝する
・③事務等の内勤の人に御礼を伝える
・④同僚・部下は自分の手足ではない

社内営業を効率的にする2つのコツ
・①社内営業を行う相手を間違えない
・②1人にだけやらない

社内営業は人間関係を円滑にするものなので単発でやっても効果は薄いです。
むしろ単発で何かやる人は裏があると思われて信用がどんどん無くなります。

大事なことは社内営業をしっかりと続けることです。

社内営業は、媚を売ることでもありません。
人間関係を向上させることです。

目に見えてすぐに効果の出るものではありません。
面倒に思うこともあるかもしれません。

ただ、最後に自分を助けてくれるのはこういった積み重ねなのです。
億劫にならずに、できる範囲で社内営業を心掛けましょう!

ちなみに私はゴリゴリ社内営業をしていました。

▼社内営業を頑張ったけれど、どうしても会社に行きたくない気持ちが消えない人は読んでください。

会社にいきたくない、こんな気持ち自分だけ?いいえ。あなただけじゃないので安心してください

この記事の監修者

営業代行事業を始め、「売れる営業組織」へと変革するためのあらゆる支援を行っています。
弊社独自のセールスメソッドを用いて、停滞する営業組織の改革から新規営業組織の立ち上げまでトータルでサポートいたします。今までご支援させていただいた企業数は100社を超え、主に中小・零細企業のあらゆる業種で成果を出し続けています。

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